エクリプスの魔女 [ONEONE1]
2023年05月31日発売の新作で、見習い魔女のリズが村を出て旅をしていくという話です。前記事では、魔女狩りからうまく逃げた場合のAルートを終わりまでプレイしました。今回は残りのBルートを見ていきます。
DLSite販売ページ 4,400円、400ポイント還元
ここまでの経過はこちら
体験版感想
製品版感想1(王都パトリオルト到着~魔女狩り開始)
製品版攻略2(Aルート)
セレーヌ村という小さな村に住む魔女見習いリズは
1人前の魔女になるために、母親であり魔女の師匠でもあるアレッタから
毎日魔法の手ほどきを受けている。
リズはアレッタから課せられた魔女見習い卒業試験をクリアし、
1人前の魔女になると『魔女の理』に従い、村を出て世界を旅することになる。
魔女狩りに遭い、エルガスト送りに
デズモンドか衛兵に負けて、エルガストに連れてこられたあとは、Hステータスによって展開が分かれます。フローチャートによると、両穴とも処女の場合は有力貴族によって処女を奪われ、セックスかアナルの経験がある場合は魔力の低い名無し魔女達がハメられる様子が描写されます。今回のプレイの場合、前穴処女・アナル経験ありだったので、後者の展開になりました。
魔力の高いリズは、ひどい扱いを受けている他の魔女と比べると丁重な扱いを受けます。リズが仲良くなった同室のシトリーも、領主に気に入られているおかげでいい扱いを受けています。このシトリーは、このBルートの重要キャラになりました。
まずは兵士宿舎にいる衛兵長に話しかけます。兵士宿舎は町の左下です。
魔力の高いリズは魔物退治を頼まれることが多く、今回頼まれたのはエルガスト鉱山のブラッディボア退治です。エルガスト鉱山は、上に行ったところにある洞窟です(町の中にある)。当然ながら、今の段階ではエルガストの町から出ることはできません。
ボス戦は敗北エロなしで、負けても町に戻されるのみでした(勝たないと話が進まない)。属性的には、氷のみあまりダメージが出ませんでした。
ブラッディボアを倒して町に戻ると、同室の魔女であるシトリーが些細なことで衛兵を怒らせてしまい、ピンチに陥っています。リズが服を脱ぐことで衛兵の怒りを静めようとしますが、衛兵はそれだけでは納得せず、服を着られなくなる呪いをリズにかけてきました。
コロシアムで戦うことに
次は、町の右下にある領主宅へと向かいます。領主からは、アムリタを調達せよという命令が出ました。
闇市は、町の右上(井戸の上)にある露店のことです。目的のアムリタはすんなり見つかったものの、店主は簡単には売ってくれず、コロシアムで優勝するともらえる魔導具と引き替えだと言ってきました。リズが立ち去った後、占い師が裏で動いていることが描写されます。
受付で登録した後、再度話しかけると1回戦です。1回戦の相手はオークで、なかなか体力があり、氷が比較的効くようでした。2回戦の相手はクレイジーホース2体で、これも氷が効きました。
3回戦の相手はフレイムワームとアイスワームで、これに勝てばコロシアムは優勝で終わりです。姿は同じですがよく見ると名前が違っていて、弱点が違いました。
勝利して領主のところにアムリタを持っていくと、中身は勃起薬で、相手をすることになります。処女を奪われても仕方ない流れだったものの、前の穴は経験がないとリズが訴えると、処女の方が高く売れそうだと寛容な対応をしてくれ、処女をキープできました。勃起薬の効き目は半端なく、いくらヤってもおさまる気配がありません。ようやく終わった時には疲れ果てて動けなくなってしまいました。
一方、コロシアムで負けた場合(1回でも負けたらアウト なお異種姦はなしでした)、目的のアムリタは手に入らず、領主から罰を受けることになります。内容は衛兵達への慰安(壁尻)でした(処女の場合はアナル)。
高位魔族と戦って町に戻ると…
数日後、何やら騒がしく、鉱山でなにかあったようです。同室のシトリーに、任務を終えて戻ったらちょっと難しい魔法を教えてあげると約束をしたあと出発します。
領主によると、出たのはそれなりに高位の魔族らしく、討伐に行った魔女が一瞬で消されたそうです。そんな相手に裸で戦わせるわけにはいかないと、服を着られなくなる呪いはここで解いてもらえました。
いたるところに人が倒れている炭鉱を進んでいき、外に出たところで高位魔族のメフィストと戦闘です。どの属性も大体同ダメージでした。戦闘後、メフィストは、我々と協力しないかと持ちかけてきます。自分ならかけられた呪いを簡単に解けると言われたリズは、少し興味を持った様子だったものの、相手が魔王サイドだとわかると態度が変わり、魔王に協力できるわけがないと一蹴しました(選択肢はなし)。
そのころエルガストの町には、パトリオルト兵がやってきて、国王の命だと称してエルガスト兵達を惨殺し、領主も殺してしまいます。どうやら新国王ユーグの命令のようです。領主が死んだことで、今まで我慢してきたエルガスト兵がシトリーに一斉に襲いかかり、容赦なく輪姦します(今までは領主のお気に入りということで、手を出したくても出せなかった)。
エルガスト兵の非道ぶりはすごく、リズが町に戻った時には、シトリーは既に犯し尽くされて息絶えていました。兵士達はシトリーをどう輪姦したかを楽しげに語り、リズは最初はショックで悲しむ様子でしたが、すぐに怒りに変わります。あふれ出る怒りを抑えきれなくなったリズは、ここで雰囲気が大きく変化し、かかっている呪い(兵士などに逆らったら首が絞まる)のことを無視し、もうどうなってもいいと、怒りにまかせて魔法を撃ちまくります。
声の演技のクオリティが高かった本作ですが、特にこの箇所は、声優さんがリズの変化具合を非常に上手く演じていまして、とても見応えのあるシーンになっていました。CG的にも、絶望感から闇に捕らわれてしまう様子がうまく描かれてます一枚絵でした。
呪いによりどんどん首が絞まっていき、死を覚悟するリズだったものの、追い込まれたことで今までになかった力が出て、自分で呪いを解いてしまい、生き延びることに成功します。
ただ怒りがおさまると、先ほどの強力な力はいつのまにか消えてしまい、この”蝕みの力”をいかに自分のものにするかがこのルートのテーマになりました。このルートの場合、ここで”エクリプスの魔女”の説明が入り、先ほどは魔王に協力なんてできないと一蹴したリズだったものの、魔王が無駄な殺しはしない主義だとわかると態度を変え、会ってみることにします。
外面的には魔王に興味あるそぶりを見せるリズだったものの、内心は協力する気はさらさらなく、うまく立ち回って利用してやり、蝕みの力を自分のものにしてやろうというしたたかな考えです。魔王は、自分に敵対しないのなら放置するだけという現実的な考えの持ち主で、リズをすぐに殺したり脅して言うことを聞かせようとする様子はなく、パトリオルトの町に家を用意してくれました(以降はもうエルガストには行けず、パトリオルト中心に行動することになります)。
闇ギルドを潰すべく、ニックスの町へ
そんな感じで、久しぶりにパトリオルトの町に戻ってこられました。ギルドに行くと話が進み、エリ姉によるとロクサーヌは隣国へ逃がし、フェイスは今どこにいるかわからないとのことです。リズに対して気さくに話してくれたエリ姉だったものの、リズの変化に気付いていました。リズが立ち去ると雰囲気変わり、リズが自分たちの敵になりかねないと危惧します。
場面変わって、街道でとある貴族が襲われており、暗殺者の女は何も話すことなく、容赦なく命だけを奪います。暗殺者はリズと同郷のカミラで、反国家派の闇ギルドで働いていました。
数日後、リズが家でのんびりしているとメフィストが現れ(なお淫乱度Aだとここで一般男を連れ込んでいるエロシーンが入ります)、闇ギルドのギルド長を殺してほしいと頼んできます。闇ギルドにカミラが属していることを知らないリズは、断る理由も別にない、世話になっているしとすんなり引き受けました。
ニックスは、パトリオルト街道を抜けた先にあります。淫乱度が高いと?(詳しい条件不明 少なくとも前穴処女の場合は出ませんでした)、町に入ったときに選択肢が出まして、”誘いに乗ってあげる”と両穴にハメられるエロ展開になりました。
闇ギルドは、ニックスの町の上の方です。大胆にも正面から堂々と乗り込むリズでしたが、ギルド長は不在でした。
酒場は町の左上で、リズが探しています、闇ギルド長のロバートがゴロツキに絡まれていました。ゴロツキを一蹴したロバートに話しかけ、名前を確認したリズは先制攻撃するものの、かわされてしまいます。改めて戦闘になり、どの属性も大体同ダメージでした。
ロバートを撃破した場合、戦闘後にカミラが現れ、ロバートの死体を見て呆然とした様子です。ロバートとカミラは恋仲でした。愛しいロバートを殺されて怒り狂ったカミラには話が通じず、リズに殺意をむき出しにしてきて戦闘になります。勝利後は生かすか殺すかをプレイヤーが選択でき、生かしておくと後ほどエロイベントが見られました。
なおこの箇所は、Hステータスによってはロバートとの戦闘前に選択肢が出まして、”もうちょっと話をしてみるか”を選ぶと宿に場所を変え、いい雰囲気になってそのままエロ展開になります。リズはH中にスキを突いて殺そうと考えていたものの、ロバートには隙がなく殺せず。結局リズはロバートのテクニックにあらがえず、イかされてしまい、あまりの気持ちよさに自分から中出しを求めてしまいます。
事後、カミラがリズたちの部屋に乱入し、自分の男を寝取られたと怒り心頭です。ロバートを軽く問い詰めたあと、カミラの怒りはリズへと向かい、戦闘になります。勝利後、生かすか殺すかを選択できます。
反乱組織に絡まれるように
数日後、王に呼び出され、反乱組織のアジトを潰してほしいと言われます。気乗りしないリズが断ると、王は強要はせず、あっさり引き下がってくれました。
が、帰り道、リズを国王派だと見なした傭兵の男が難癖をつけてきます。男は今の王では国がダメになる、王を変えないといけないと主張してきますが、その王になったら具体的にどう変わるのかというリズの冷静な指摘に、うまく答えられず。リズは、それでは今の王の方がマシだと呆れつつ撃退します。
自分自身が襲われたことで、リズは組織を潰すことに前向きになりました。アジトはパトリオルトの西側の遺跡にあるとのことです。
ニックスの町でカミラを生かした場合、自宅の地下牢にいます。罰を与えるを選択すると、リズはカミラを浮浪者のところに連れていき、好きにしていいと冷酷に言い放ちます。色々な経験をしてきたカミラにとってハメられることはどうということはないようでしたが、媚薬を飲まされたせいで次第に反応が変化していきました。
フェイスと再会
次は”解放軍のアジト”へと向かい、魔術師にはメテオライトが効きました。リズは自分がいつのまにかためらいなく人を殺すようになっていることにふと気付き、複雑な感情を抱きます。
奥にいた解放軍のトップと話していると、フェイスが助っ人として現れます。リズとしては戦いたくないものの、今のリズを危険だと見なしたフェイスが襲ってきて、やむなく応戦します。戦闘後、もう用済みだと解放軍の男をためらいなく焼き殺したリズに、フェイスはそこまでしなくてもとドン引きで、リズもそんなフェイスに、考えが甘すぎと呆れます。ここもとどめをさすか選択でき、フェイスを生かしておくと自宅地下牢でエロイベントが見られました。
自宅に戻ったリズが夢中でクリオナしていると(このオナニーシーンはフェイスに勝った場合のみのようです)メフィストが突然登場し、オナニーをばっちり見られてしまったリズはいつになく慌てます。次のターゲットはレナルドに化けているグラッドという魔族でした。高位魔族ということで、今のリズが勝てるかどうか微妙な相手なものの、いずれは戦わないといけない相手ということで、今のうちに倒しておこうと戦いを決意します。
地下牢でのフェイスへのお仕置きでは、リズがいつになく楽しげでした。フェイスに服を脱ぐよう強要した後、自分も服を脱ぎ、リズが攻めのレズエロ展開になります。リズは処女を死守したいフェイスの懇願を無視して挿入していき、満面の笑みで処女膜をぶち破ります。シーン後半は、口では嫌がっているフェイスが実は気持ちよくなっていることを見抜き、嫌ならやめちゃおうかなと、自分から求めさせる焦らしプレイが見られました。
ネブラの森に向かい、グラッドにはメテオライトがそこそこ効きました。勝利後、リズは力があふれてくるのを感じ(蝕みの力)、力を手に入れて喜びを抑えきれない様子は完全に悪役です。ただ、ことがおわるといつもの落ち着いたリズに戻りました。
なおこの戦いは負けると敗北エロ(蜘蛛異種姦)がありました。犯されたリズは、事後、死を覚悟して人生を振り替えるうち、まだ死にたくないという思いがふと芽生え、こちらも蝕みの力を手に入れることに成功します(=負けてもゲームオーバーになることはなく、問題なく話が進む)。
山頂で決戦
数日後、今度はリズのところに占い師が訪ねてきて、天上への階段に来て欲しいともちかけてきます。リズは世界にとってかなり危険な存在になりましたが、止められる存在はもはやほとんどおらず、このルートも大詰めです。
なおここまで進めると、パトリオルト左上のロクサーヌの家にロクサーヌが戻ってきています(地下にいる)。他と違ってロクサーヌは自分からは襲ってきませんで、選択肢で放っておけないを選ぶと戦闘になり(防御スキルが充実していて、結構手強いです)、勝って生かせば牢に閉じ込めることが可能です(エロシーンは貴族への貸し出しで、リズとのレズ要素はなし)。なお放っておくかを選ぶとロクサーヌとはそれっきりになってしまい、エロ展開を見られなくなるので注意です。
天上への階段へ向かい、まずは占い師が相手です。このキャラも、勝利後生かしておくと自宅地下牢でエロシーンが見れました。負けた場合は町での復活になり、勝つまで先に進めません。
占い師を倒して先へ進み、山頂で待ち受けていたのはリズをよく知る人物でした(サイドエピソード”○○の決意”を読んでから進むと、より話を理解できます)。この戦いがBルートのラストバトルです(負けるとバッドエンド 大ダメージ技を時々やってきたので、レベルが十分に高くても注意)。このキャラは生かすかどうかの選択はなく、とどめは刺せません。自宅地下牢でのエロシーンは、リズが参加しての3Pもありました(このシーンは、魔王を倒してしまうともう見れなくなるので攻略順に注意)。
物語としてはここで終わりで(このBルートの場合、魔王は別に倒さなくてもいい)、非処女か、処女+アナル開発B以上で、スタッフロール後にエンディングがあります。処女でアナル開発も低い場合、エンディングは何もなしでした。いずれも、”その後の世界”としてさらにプレイが可能です。
Bルートのその後の世界では、パトリオルトの城から魔王城へ行くことができ、エルガスト送りにした恨みを晴らすことができます(魔王は最初から最終形態で、戦いは1回のみ)。倒したあとは自宅に戻り、それ以上のストーリー展開はもうありません。引き継ぎ用データを上書きしたい場合、町の右上、宿屋横にある青い光を調べればできます。
淫乱度Aだと、自宅テーブルから魔術師たちのサバトに参加することができました。要するに乱交でしたが、しっかり儀式・魔術絡みの描写があり、最後に相応しい贅沢なエロシーンでした。
他には、既に出産をしている場合、パトリオルト右手の建物で育てられていまして、自分が産んだ子とHをすることができました。他に建物内右上の研究員に話しかけると、自由に妊娠することが可能でした(何が生まれるかはランダムとのこと)。
娼館の位置がなかなかわからず苦労しましたが、これは夜のパトリオルトにありました。右上の建物です。男性客が相手のシーンが多かったですが、女性客相手のレズシーンも1つありました(リズが受け)。シーンを一通り見ると人気ナンバーワンの写真がリズに変わり、細かいところまで手が込んでいました。
回想は、タイトル画面の”エクストラ”から行けまして、未見のエロシーンがまだまだありました。全解放はコンフィグのシステム設定3の”エクストラ強制解放”を”有効”にすることでできます。一度有効にしたあとも、”無効”に戻せば元の状態に戻りまして、まだ見ていないシーンのヒントとしても利用できました。
感想まとめ
まずストーリーに関しては、今作もとても読み応えのあるボリュームたっぷりな展開になっていました。Aルートでは皆で力を合わせて魔王を打ち倒す様子が、Bルートでは厳しい状況に置かれたことでしたたかに生き延びていく力を身につける様子がじっくりと描かれていました。バッドエンドも多数あり、いずれもよく考えられてます結末になってました。ゲーム進行に関しては、今作も見やすいフローチャートが用意されていまして、スムーズに未見シーンを回収していけました。
戦闘の難易度については、体験版だと少々難しく感じるところもありましたが、本編に入ったあとは、強力な全体攻撃魔法のおかげでスムーズにレベルが上がっていきまして、”勝ったことにする”を使いたくなる場面は特になくラストまでいけました。ザコ戦が自分から調べないと発生しないのも、探索が楽でよかったです。覚える魔法の数が多いため、特にゲーム終盤は下の方にある魔法(カタストロフィなど)を選ぼうとすると少々手間なのが惜しいところでしたが、この点については更新情報の今後のバージョンアップ予定内容に”戦闘時、スキルのコマンド記憶機能の実装”がありましたので、今後改善されると思われます。(追記:6/6に公開されたVer1.0.2で、スキルのコマンド記憶が実装され、選択がだいぶ楽になりました)
エロ要素については、体験版だと魔物相手がメインという印象でしたが、本編では(ボスの敗北異種姦もそれなりにあったものの)人間相手のエロの方がメインでした。シーン回収については、発生条件が非処女や高淫乱度になっているものが多く(特にエルガスト送りにされるBルート)、一度Aルートの処女エンドを見たあとはなるべく非処女で進めたほうが楽しめそうでした。なおシーン数はわずかでしたがレズ要素もありまして、フェイスの処女をペニバンで楽しげに奪う様子は、声優さんの演技も非常に熱が入っていて、個人的にはこのシーンが本作で一番楽しめました。