ルインズシーカー [ぬぷ竜の里]
8/1発売の新作で、女主人公がダンジョン探索していくアクションRPGです。いい操作感で面白かったので購入してみました。
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体験版感想はこちら
エロアクションRPG「ルインズシーカー」(ぬぷ竜の里)体験版感想
500年以上、誰も踏破できていないダンジョン『ヘブンズラダー』に訪れた冒険者クエム。
ダンジョンに入った直後、クエムは不意を突かれ、影に似た魔物に『呪い』をかけられてしまう……。
「この場所の――奥――待つ――来なさい――いと高き場所――待っている――」という言葉を残して消える影の魔物。
呪いの効果は「付近の魔物と自分自身を発情させる」という、たちの悪いものだった。
呪いを解くため、自身の夢を叶えるため、情報屋の少女バイスとタッグを組み、冒険者の少女は、未踏ダンジョンに足を踏み入れていく。
その先に待つ己の運命も知らないまま――
オープニング 謎の呪いを食らう
主人公のクエムが意気揚々とダンジョン探索を開始するところから話は始まり、
まずは操作説明です。崖越えは、方向キー先に入れてからダッシュすることでできました(逆だと発動しない)。ダッシュは戦闘で積極的に使うと生存率が上がります(敵に囲まれた時の離脱など)。
奥へと進んでいくと、謎の魔物の呪いを食らってしまいます(スライムを4体倒すと追加で大量出現し、エロシーン)。
ダンジョンを出たところで情報屋を名乗るバイスという少女が現れ、呪いを解くにはダンジョンを踏破して呪いをかけた術者を倒すしかないと教えてくれます。
翌日、町を案内してくれるので、指示に従いギルド内を回っていきます。なおギルドの依頼は、他RPG作品だとメイン扱いなことが多いですが、本作の場合は完全にサブで、一切やらずにエンドを迎えることも可能でした。今回はひとまずギルドの依頼はスルーし、メインクエストだけ先にやっていきました。
キャラ強化については、序盤は武器も弱く、金に余裕もないのでなかなか思うように進みません。バイスが教えてくれるとおり、金は回復アイテム購入に充てるのがいいのではないかと思います(武器はダンジョンでいくらでも拾えるので、わざわざ買う必要性は薄め)
なお以降バイスは情報屋で、新たに手に入れた武器の歴史や使い方の解説をしてくれます。本作は武器の種類がかなり多かったので、特に手持ち武器の増えてくる(=いったいどれを強化すればいいのか悩む)中盤以降は特に参考になりました(自分で使い試しているとかなりの手間がかかる)。会話もコミカルで、読んでいて楽しいです(例えば一見何の変哲もない木の弓でも、クエム本人にはかなりの思い出があるなど)。
第一章
その後は体験版と同様に森エリアの探索を進めていったあと、ボス戦に向けて青のクスリ(HP100%回復)を街の道具屋(ギルド内にある)で3個ほど購入しておきました(もしくはMP回復アイテムを買ってヒーリング使用回数を増やすのもあり)。ボスの戦い方は、召喚されたザコを倒すと、数秒間本体にダメージを与えられるようになります。
ボス撃破後、破れた研究日誌を入手し状況を把握します。状況的に死んで間もないということで、この迷宮内は時間がおかしくなっているようです(これが本作の重要テーマになりました)。会話後、黄色ワープが戻る、青ワープが先に進むです。町に戻って、帰りを待つ嫁に事を報告する、とここまでが体験版の範囲でした。
第二章 悲劇の義賊と汚泥奈落
翌日、噴水前で住人達が噂話をしており、盗賊が出たとのことです。ただ皆は怯えるというよりは、いいニュースという雰囲気です。主人公としては気になり、町で情報を集めてみることにします。
“EVENT”と出ているキャラを順に回っていくと、この町には義賊の伝説があることがわかります。一通り回るとバイスのセリフが出て、サウスサイド(スラム街)に行けるようになります。
サウスサイド左下では人探しを引き受けた後、赤矢印から移動すると敵3体と戦闘になります。強さ的には大したことはなく、青薬1つあれば十分でした。主人公の、困っている人がいると放っておけない性格がうかがえるイベントでした。
右上にもイベントキャラがいて、こちらがメインの盗賊絡みです。町に伝わる義賊について教えてくれました(どうなったのか結末を覚えておくといいです)。結局話題の盗賊には会えず、ダンジョン探索に戻ることになります。
次のダンジョンに進むには戦力的に少し不安があったので、ここからしばらくは、町と森(最初のエリア)を行き来して装備強化を図ることにしました。
鍛錬所は、トレーニング所と鍛治屋が併設されており、鍛治屋は1500G払うことで装備中の武器2種類をそれぞれ1段階強化してもらえます。なお鍛錬は連続ではできず、いったんダンジョンに行って戻ってくる必要があります(適当にわざとやられて戻ってくるのが手っ取り早い)。
費用については、段階が上がってもお値段据え置きなのはありがたいところでした。MMOなどだと武器強化の選定は慎重にやる必要があったりしますが(精錬が進むにつれて+1するのに莫大な費用がかかったりする)、本作はいとも簡単に+10まで行けるので、金に余裕のできる中盤以降は新装備を気軽に強化していけました。
一度クリア済みのダンジョンエリアを訪れると選択が出まして、アイテム(武器だけでなく回復アイテムも含む)を一切持ち込めない代わりにドロップ量が増えるローグライクモードが選ぶことができます。
ローグライクモードは、1つの宝箱から2~3アイテム出るものの、回復手段がかなり限られ(=余計なダメージをもらうことが多いと窮地に陥る)、アクションの腕が求められるなかなかきついモードでした。なおローグライクモードの場合、武器が(ダンジョン内で変更していなければ)ショートソードになっているのでご注意ください(気づかずにうっかり鍛治屋で強化してしまうと金も時間ももったいないことになる)。
あとは(Ver1.00の場合)ダンジョン内でたまに、敵に吹っ飛ばされた時に木や壁にめり込んで動けなくなることがありました。ダッシュも効かず、諦めてアプリ終了してセーブ地点からやり直しました。部屋真ん中にでもワープできる的な緊急脱出アイテムがあってもよかったように思いまして、この点はアップデートで改善されることに期待です。
8/6追記:Ver1.04で”壁ハマりが発生しにくいように処理を見直しました”とのことです。
バグ・修正履歴の情報はこちら
ルインズシーカー:トラブルシューティング
ロングソードが+10になったところで次のエリア”汚泥奈落”に進むことにしました。ここは森と比べて状態異常を食らうことが多かったです。しばらく待てば自然に解けるものの、乱戦時は状態異常が命取りになることもあり、対処アイテム(聖水)を用意しておくと安心です。
最初のうちは敵に押され負けてやられてしまったりしましたが、敵の特徴をつかむうちに安定するようになっていきました。
進んでいくと、怪我して動けずにいる男を発見し、すかさず助けに入ります。かなりの重傷でしたが、自分の怪我のことよりも頼みがあるといい、このフロアにある浄瑠璃鏡がどうしても必要とのことです。
7Fの先でボス戦で、4つある花を破壊すると中央の本体にダメージを与えられるようになります。倒すのは花だけでよく、ツルは無視してOKです。十分強化していたからか、意外にも初見ですんなりと撃破できました。
撃破後、呪いの力が強くなって発情し出す(以降のボス時も同様)ものの、なんとか押さえ込めました。祠を調べ、頼まれていた鏡を入手です。鏡を渡すと、財宝のありかが書かれたメモを入手です。
怪我男リバストンの話を聞いているうちに主人公たちも気づきましたが、この男は先ほど町で話題に上がった200年前の義賊でした(1章の時と同じく、現在ではなく過去)。整理すると、男は、期日までにダンジョンでアイテムを手に入れれば仲間達を助けられるという状況です。
バイスは、自分たちが目的のアイテムを渡してしまったことで歴史が変わっていないか不安なようです。街に戻ったあと、中央区などでEVENTキャラから話を聞いて回る(いきなりサウスサイドに行っても何も起こらない)と、義賊の末裔の話題で持ちきりです。
全員に話しかけ終わると話が進み、サウスサイドへ移動します。右上のキャラに話しかけると、先ほどと同じように昔話が始まりますが、展開が先ほどと全然変わっていました(詳しいところはネタバレにつき伏せます)。
メモに書かれていた場所で事の真相が明かされ、この章も、ほどよくしんみり感のあるいい終わり方でした。
なおこの義賊イベントについては、ゲームクリア後に墓場に何気なく行ってみたところ、マント姿の女が思い詰めた様子で墓石に語りかけていました。イベントの続きがあるのか気になるところです。
便利な武器紹介
どの武器を強化すればいいのかさっぱりわからないという場合向けに、使ってみてよかった武器を3つほど挙げてみます。(この項はクリア後に書いています)
序盤からお手軽に強いのは骨針(遠隔武器)で、高速連射できて強いほか、装備すると移動速度も上がります(+10で26%アップ)。ただBP維持が少し難しいところがありました(BPは戦闘ごとに全回復するものの、これを使っていると戦いが長引いた時に枯渇しがち ゴーレム系の固い敵をこれで倒すのは少しきつい)。BPを一定時間消費しなくなる”波濤の護符”(露店で買える消費アイテム)があるので、BP切れになりそうな時はそれを使うのもありです。あとは街中で依頼を進める時にも、この装備が便利でした(足が速いのは気持ちいい 3章の隠密クエをやる時にも便利)。
魅惑のナイフ(近接武器)は、発情対策(+10にすると発情時に能力が逆にアップするようになる)できるのが目を引きますが、骨針がBP切れになった時に使ってみたら殴り性能もなかなか良かったです。火力はそこまではないものの、とにかく出が速くて使いやすかったです(これは魅惑のナイフだけというよりはCTの短いナイフ全般)。
バクダン(遠隔武器)は、慣れないうちは空振りに終わることが多いものの、敵の動きが読めていい具合に先読み・誘導して命中させられるようになると面白くなっていきます(特に足の遅いゴーレム系は当てやすく、適正高い)。作戦がハマって敵集団を一気にまとめてワンパンできると爽快でした。ただハチやクラゲといったこちらに高速で突っ込んでくる動きの速い敵は苦手で、そういった敵はバクダンに固執せず近接武器で倒すか別の遠隔武器に切り替えるなどするのが無難です。
(他にいい武器を見つけたら追記予定)
第三章 お婆さんの頼みを聞くことに
クエムが派手に酔っ払っており、酒が苦手だというバイスに無理矢理飲ませたりします。
いい気分で帰ろうとすると、メアリーというお婆さんとぶつかってしまい、全力で詫びたあと家まで送ることになります。自分たちにできることはないかとと尋ねると、死ぬ前に伝えて欲しいことがあるといい、対象者は貴族のフランツでした。
翌日、バイスは二日酔いでひどい顔をしており、ノリで深く考えずに飲ませたらしいクエムもさすがにバツが悪そうです。
フランツは、イーストサイドにあるお屋敷に住んでいました(”居住区”がイーストサイドのこと)。お屋敷は左下にありますが、正面から入ろうとしても執事に門前払いされ、なんとかして入る方法がないか画策します。
ここは見張りに見つからないように進んでいく隠密ミニゲームです(見つかると戦闘などはなしで外に戻される)。なおミスしても特にペナルティはなく、外に戻されるだけでした。まずは1F左下にある使用人の部屋で鍵を入手します。各部屋でバイスがアドバイスをくれ、探索は楽でした。
1F広間に出たあと、2F外周からぐるりと回ると書斎です(右から行っても左から行ってもほぼ同距離)。
当主に会えたものの、目的のフランツではなくその息子でした。該当の人物は、40年前に迷宮に行ったきり戻ってきていないとのことです(=伝えて欲しいというメアリーの依頼は叶えられていない)。
気を失っていてびっくりしましたが、幸い意識を取り戻してくれました。が、主人公たちの結果を雰囲気で察して落ち込んだ様子です。
こうしてメアリーの願いを叶えるため、40年前の人物を探しにヘブンズラダーの新エリアへと行くことになります。なおVer1.00の場合この先のボスでバグ(”3章ボス敗北後、再突入→再度ボスエリアで暗転し進行不能になる”)があるため、Ver1.00でやっている場合はVer1.01にアップデートすることをオススメします。
“綺羅珊瑚の海”を探索
このあたりになると、これまでと違って少し強そうな名前の武器が手に入るようになります。武器一覧をふと見ると、+0で攻撃力45・CT25の聖女のつるぎが手に入っていたので、ロングソード+10から乗り換えることにしました。結局最後までこれを使うことになり、重要な武器でした。
探索を進めていき、4Fでまともに話せる人物を見つけるものの、思い詰めた様子で奥へ行ってしまいます。
奥へと進むとボス戦です。ここも1章・2章の時と同様、順番通りに動くことで本体にダメージを与えられました。このボスは、巨大スライムを攻撃すると分裂するので、1体だけいる赤を狙って攻撃します(他の青は無視)。攻撃可能時間が短いので、ダッシュは必須でした。
撃破後、イベントが終わったら誰もいない灯台を上がって街に戻ります。
サウスサイドのメアリー宅へ向かい、報告は選択肢ありです。うっかりセーブせずに進めてしまいましたが、真実を告げたところ、切ない終わり方になりました。
続きはこちら
エロアクションRPG「ルインズシーカー」(ぬぷ竜の里)製品版感想2(メインクエスト4~終章)