夏への方舟1 [Argonauts]
田舎を舞台にした3連作の1作目で、今作のヒロインは主人公の従姉である高萩瑠璃子です。体験版は主人公が久しぶりに帰省するところから始まり、高萩瑠璃子の状況が少しずつ明かされていく様子が表現されました。本編は2024/05/31発売予定です。
体験版ダウンロード
夏への方舟1(FANZA)
進学して初めて夏休みを迎え、主人公は数ヶ月ぶりに地元へと戻ってくる。
境遇は変わっても、これまでと変わらない夏が始まる……はずだった。
不意に持ち上がった従姉の見合い話。
そのことをきっかけとして、主人公は従姉、妹、そして幼なじみの、内に秘めた想いに触れることになる。
彼女たちと深く繋がっていく、それまでとは違う夏が始まる──。
久しぶりの実家
主人公の高萩路生(みちお)は大学生で、都会で一人暮らしをしており、久しぶりの帰省です。大学で具体的に何を学んでいるかなどはまだわからず。
駅に到着した主人公を、妹などが出迎えてくれました。田舎が舞台な本作ですが、駅前はそれなりにビルが建っていて、栄えている雰囲気です。
主人公の家(高萩家の分家)は、特に田舎感はなく、現代の一般的な家でした。部屋は別に物置状態にはなっておらず、家を出た時の状態がそのままといった感じです。
一方、高萩一族の本家があるのは、田んぼが広がる、昔ながらの田舎でした。ここで今作のヒロインである高萩瑠璃子が登場し、おっとりした雰囲気です。主人公が1年なのに対し、瑠璃子は3年で、少し年上です。昔ながらのお屋敷という雰囲気の広い本家に住んでいるのは、叔父さんと瑠璃子だけでした(母はずいぶん前に亡くなっているとのことです)。
婚約話を耳にし、動揺を隠せない
叔父さん(主人公の父の兄)と父の世間話をなんとなく聞いていた主人公でしたが、瑠璃子の婚約話が進んでいると聞き、一気に動揺します。相手は昔からの取引相手の御曹司とのことです(名前や雰囲気など、詳しいことはわからず)。
複雑な感情がよぎる主人公でしたが、本家の婚約話にいきなり口出しできるはずもありません。帰宅した主人公は、瑠璃子との過去の思い出に浸ります。2人は昔から親密で、回想を見た感じだと、年上である瑠璃子の方が積極的なようでした。
妹(2作目のヒロイン)との恋愛要素は今作ではなかったですが、ずいぶんと距離感が近く、主人公の部屋に我が物顔で入り浸っていて、平然と着替えをする場面もありました。
本家は地方銀行を経営しているということで、一人娘の瑠璃子が自分の気持ちだけで恋愛や結婚をするのはなかなか難しい状況です。
海でお互いの気持ちを明かす
そんな折、当の瑠璃子が主人公をドライブに誘ってきました。
高級車に乗って、瑠璃子の運転で海へと向かいます。免許取り立てで運転経験が少ない主人公と違い、瑠璃子は運転に慣れているようです。
海辺で落ち着いたところで、お互い気になっている婚約の話になり、主人公は自分の気持ちを素直に話します。瑠璃子も、結婚に前向きではないようでした。
帰り道、瑠璃子視点に変わります。今まで親の言うとおりにして波風立てないように生きてきたものの、さすがに結婚となると話が別でした。家の事情で結婚を避けられないにしても、その前に好きな男(つまり主人公のこと)に抱かれたいと決意します。ただ、急にどうこうはできず、この日はそのまま別れます。
花火大会のあと……
その後、妹などを含めた4人で花火大会に行くことになりました。瑠璃子も大学生なものの、主人公と違って家から通っているそうです。
終わった後、瑠璃子がいつになく積極的で、妹たちとわざとはぐれるように動き、2人きりになります。そして蛍が飛び交う景色のいいところで、意を決して告白してきました。もちろん、主人公も応じます。
父がいないスキに
翌日夜、瑠璃子の父が出かけたタイミングで、瑠璃子に招かれて本家を訪問します。結婚する前に関係しておきたいという瑠璃子の求めに応じ、エロ展開に至ります。
結構早い段階で全裸になり、口で続けてイってしまいます。2発も出せば普通の男は終わりだと思いますが、瑠璃子的にはこれからが本番のようで、まだまだ夜は続くというところで体験版は終了です。
海辺で立ちバック
最初からを選ぶと、エッチシーンをひとつ見られました(服を透けさせるか選択可能 画像は透けていない場合のものです)。時系列的には、先ほどの夜からしばらくたった後の話です。どうやらいろいろなところでヤりまくっているようです。
立ちバックでイチャつき、結婚の話はまだ決着が付いていないようでした。
感想まとめ
話としては田舎ものの王道な展開で、時々ヒロイン視点に変わるのがなかなか珍しかったです。程よく積極的で大人びた瑠璃子と、控えめで常識な主人公がいい具合にお似合いで、本編で2人がどうなっていくのか気になるところでした。あとはお見合い相手の御曹司がどう主人公たちに絡んでくるのかも気になるところですが、ジャンルに寝取られは見当たらず。
システム的にはオーソドックスなノベルゲームで、動作に問題はなかったです。体験版の範囲では選択肢はなく、完全1本道な作りでした。
エロ要素は、体験版のラストでフェラなどが見られました。エロに至るまでの経緯がそこまでにじっくりと描かれているため、見応えバッチリでした。エロ途中にヒロイン視点に時々切り替わるのも面白かったです。
夏への方舟1 [Argonauts]