本格派ファンタジーRPG「竜と大剣」体験版感想2（狼の群れ～老貴族の夢）

竜と大剣 [スタジオドビー]
2021年12月11日の予告新作で、両親をドラゴンに殺された女が復讐するべくギルドに入って依頼をこなしていくという本格派RPGです（RPGツクールMV製）。前記事ではギルドに加入し、盗賊・魔法使い・シスターを仲間に加えるところまで進みました。引き続きギルドの依頼をやっていきます。

ここまでの経過はこちら
体験版感想1（オープニング～ソフィア加入）

実在しないはずの怪物【ドラゴン】によって両親を殺害されたクレア。倒すべきドラゴンを探すため、ドラゴンを倒す実力を得るために冒険者ギルド・フテラの門を叩く。クレアは冒険の中で同じくドラゴンを追いかける3人の女性と出会う。

ギルドに認めてもらうべく、依頼をひたすらこなす

ギルド長に報告し、中庭は左上から出た先です。ギルドへの正式加入を大半のメンバーが祝福してくれましたが、一人納得がいっていない男（シモス）がいまして、女メンバーが増えていくのが気に食わないようです。ここからしばらくは、この男に認めてもらうべく依頼を頑張っていくことになりました。

ギルド長などの話を聞いたあと、”狼の群れ”を受注し、ヴァルト→ルプス村と選択し、入ってすぐのところにある宿屋・酒場へと向かいます。ヴァルト→狼の洞窟と選択してダンジョンに入り、狼の動きは素早く、背後を突くのは困難でした。

何かバグっていたのか、全部倒し終えても先に進めず、いったん下に戻って大部屋に入り直すと話が進みました。シモスとの戦いは途中で終わってしまい、攻略サイトで確認したところ、”特殊戦闘となっており、HPを半分以下にすると条件達成となる”とのことです。

その後現れた山賊と戦闘になり、勝利後、殺すか見逃すかの選択です。殺すを選びますと、クレアが容赦なくとどめを刺し、これでシモスも多少は認めてくれたようです。ヴァルト→ルプス村と選択して報告します。

次はカサロ浴場の大掃除で、フォティゾナ→その他→カサロ浴場と選択します。支配人は上に進んだところにいて、虫退治を頼まれました。再度話しかけると討伐開始です。まずは右の男子風呂を探索、その後左を探索していくと下り階段が見つかりました。首謀者を発見し、ボス戦になります。

撃破後は上に進んで支配人に報告します。食事後、食べ方についてクレアが思わずリルムに指摘し、怒らせてしまいます。クレアがここまでこういったきついことを言うシーンはここまで特になく、このシーンは少々唐突な感がありました。2人の育ちの違いが先々影響してくるのか気になるところです。

ギルドに戻り、”港のある街”を受注します。ミュコス→港の都市ミュコスを選択し、事務所は右上です。勝利後、裏切り者について問いただします。このあたり、依頼主であっても決まりを破ったら容赦はしないというギルドの冷酷さが表現されてます（当然、主人公もこの先もし破るようなことがあれば容赦なく切り捨てられると考えられます）。

アクレオの店は街の右上で、追い詰められたアクレオは船で逃亡してしまいました。船乗り場は左、船長室は降りた先です。勝利後、命乞いをする男にギルド長は容赦なくとどめを刺します。

ついにドラゴンの手がかりを得る

ギルドに戻り、”静かな集落”を受注します。オロス→イレモ村と選び、村長宅は上に進んだところです。兵士がいるのは村の入り口付近で、魔物を倒して一件落着かと思いきや、リルムが何気なく魔法アカデミーの者だと言うと村人の態度が大きく変わりました。

村長から出された食事を食べていますと、次第に眠くなってきまして（なにか盛られた模様）、気がつくと牢屋でした。扉を調べると話が進みます。なにかを疑っている村人達ですが、自分たちの目的はドラゴンを退治することだと説明するとまたも態度が変わり、どういうわけか牢から出してくれます。このあたり、あまりにころころと態度が変わって信用できないところもありましたが、この先事情を聞いていくと納得できました。

オロス→スクリロ山と選び、ここでついにドラゴンの手がかりが得られました。ドラゴンのせいで困っているといい、昔話かと思いきや、現在進行形の話のようです（このあたりの詳しいところは山頂で明らかになりました）。この先にドラゴンがいると聞いた主人公達は、ギルドに相談することなく、即座に討伐に向かいます。明らかに無謀な行動ですが、選択肢はなく、プレイヤーに止めることはできず。ドラゴンの弱点がわかっているなど何か作戦があるならまだ話もわかりましたが、そういった策も特にないようでした。

山頂を目指して上へと進み、このダンジョンはなかなか長かったです。ところでこのあたりになりますと、ザコを背後から突いてももう倒せませんでした（明らかに敵の視界に入っていないにも関わらず、コマンド戦闘になる）。もしかしたらレベル差が関係しているのかもしれませんが、そのあたりの仕様は自分にはわからず。

開けたところで休憩し、こんな上空から目立つところで休むのは危険な感じがしましたが、幸い上からドラゴンに襲撃されることはなかったです。右上へ進むと山頂に着き、ドラゴンにそこまでのこだわりがないノラは逃げ腰です（ただ逃げ出すことはなく、皆に説得されて共に進みました）。

霧で相手がよく見えない中戦闘になり、戦っていた相手はドラゴンではなく、生け贄として捧げられた少女でした。自分が村人に見捨てられたことに苛立ち、ドラゴンの声真似をして復讐していたとのことです（ドラゴンはもうここにはおらず）。この”声・音を真似られる”という技術は魔法アカデミーには知られたくない村の秘密事項で、村人の態度がころころ変わったのはこのあたりが理由でした。

村に戻り、フォニがいるのは村長宅の前です。結局ドラゴンがどこに向かったのかはわかりませんでしたものの、ドラゴンが生きていると知ったクレアは気合いを入れ直します。

因縁のプセマと再会するものの、逃げられてしまう

ギルド長に報告して”黒い粉”を受注し、麻薬が流通していて、犯人はプセマ（ゲーム冒頭で主人公クレアを襲ったキャラ）とのことです。パリエ→ダンジョン→ドラゴンの涙製造所と選び、光っている箇所を調べ、流通先のメモを入手です。

初見時はうっかりここで戻ってしまいましたが、”製造レシピ”もここで手に入りますので、両方手に入れるまで戻ってはいけませんでした（クエスト内容を再確認して間違いに気づき、再度ダンジョンを踏破するハメになりました）。2つ揃えた状態で外に出るとイベントが起き、バリエ→マラコ村と進み、倉庫は左上です（戦闘あり）。

プセマが登場しますものの、逃げられてしまいました（結局体験版では捕まえられずじまいでした）。

ギルドで報告して話を進め、次は”罪人の告白”です。フォティゾナ大通り、上の方にいる衛兵に話しかけて許可を取り、地下牢にいるペカドに話しかけます。過去の贖罪として、宝を掘り出して教会に寄付してくれと頼んできました。カンプス→ダンジョン→ロクソス砦と選びます。

最上階の岩を調べて目的を達成し、カンプス→イリニ村と進み、エレオは教会にいます。地下牢で報告して依頼完了です。

“守るべき約束”を受注し、ポソンはポース鉱山の右上にいます。珍しく選択肢が出まして、今回はわかりやすくぶん殴ることにしました（かなり強かったです）。

マラコ村のギャンブラーは右寄りの酒場にいまして、ここも対応を選択できました。

金貸（かねかし）フリマタはカノナスの右上です。終えた後ギルドのカウンターに話しかけるとイベントが起き、イクトの見舞いを頼まれました。住宅街の寮の左上の部屋へと向かい、根本的に治す治療法がないか思案しますものの、いい案は出ず。

重要な輸送任務に加わることに

“輸送ルートを確保せよ”は、貴族カサロの隠居所へと向かい、交渉へ向かうよう頼まれます。なかなか重要な任務で、クレアに対するギルドの信頼も上がってきています。

バルク団の狩場は、クレアで進みました。勝利後、ワールドマップに戻り、ヴァルト→バルク団駐屯地と選びます。交渉は失敗に終わり、次は放蕩貴族の屋敷へと向かいます。

メイドいわく予定は空いていないとのことで、戦いを挑むことができました。反則的な強さを想像しましたが、そこまでむちゃくちゃな強さではなかったです。勝利しますと、主が話を聞いてくれることになりました。

主からは盗賊の排除を頼まれ、メイドに話しかけると開始です。まずザコ盗賊は背後から襲えば倒せまして、動きも遅く楽勝でした。倒したあとが本番ですが、先ほどのメイドと比べると格段に弱かったです。勝利後、極秘のはずのクリスタル輸送情報が漏れていることにクレアは疑問を持ち、ギルド内に裏切り者がいるのではと懸念します。貴族カサロの隠居所へ行ったあと、ギルドのカウンターで話しかけるとイベントです。

“巨大クリスタルの輸送”を自動受注し、ギルドの3Fへと向かいます。ギルド長からの説明後、ギルド長に話しかけ、内通者がいるのではと打ち明けますと、他にも勘づいている者がいました。ただここでは結論や対策は出ず。オロス→山の都市オロスへと移動します。

まずは酒場という話でしたが、別に行かなくてもいい模様でした。クエストで行くべきはクリスタル倉庫で、まっすぐ上に進んだ先です。説明後、再度話しかけると輸送任務開始です。岩が多い場所に差し掛かり、待ち伏せがないか主人公が確認することになり、上へと進むとボス戦です。このあたり、ボス戦で得られる経験値が多く、どんどんレベルが上がっていきました。

任務はまだ続き、次は襲われて全滅した商人を発見し、弔って先に進むとボス戦で、このボスはなかなか攻撃が痛かったです。勝利しますと、クレアの性格についてセリスから指摘が入ったあと、輸送完了です。

船を空へ飛ばすべく奔走

貴族カサロの秘密基地へと向かい、クリスタルを利用して空飛ぶ船を作りたいという夢を語られ、ここから体験版終わりまで、この飛空挺のために動くことになりました。

“空を翔ける船”を自動受注し、カノナス→魔法アカデミー前と選び、入ってすぐ左にいるドクサに話しかけます。渡来人コルスの問題を解決してくれたら手伝うと言われました。

ミュコス→港の都市ミュコスと選び、コルスがいるのは右寄りの建物、船乗り事務所です。アナトというキャラを倒してほしいと頼まれます。ここは他と違って依頼をもう1つ受けてこなす必要があり、右上の壁にある掲示板を調べ、”大岩の城の魔女”を受注します。酒場は街の左寄りです。

ミュコス→大岩の城と選び、上に進むとイベントです。戦闘は、ある程度ダメージを与えたところで勝手に終わりました（攻略サイトを見たところ、”この時点では撃破できず、アーマーブレイクも演出も入らない”とのことです）。上に進み、魔法使いレソに話しかけ、着ている衣装は威力は大きいものの、副作用も大きいようです。地下研究所のクリスタルを止めることになりました。

下り階段は下に進んだところにあり、階段を下りるとさっそくクリスタルを発見です。調べると戦闘になり、倒せば破壊に成功です。このクリスタルは他に左右5箇所にあり、全てのクリスタルを破壊すると奥に進めるようになります。奥ではアナトとの再戦で、かなりダメージが痛かったです。

勝利後、諦めかけるアナトを励まし、魔力を制御させ、命を救ったあと（なお強力そうなキャラでしたが、仲間に入ってくれるということはなかったです）、上に進んでレソに報告します。続いて港の都市ミュコスの右手でコルスに報告し、頼みがあるとのことでしたがスルーし、アカデミーのドクサのところへ向かいました。カロースという人物が飛空艇の研究をしていたという話が聞けます。