アリサグリモア [さーくるくらすけ倉庫]
2022年03月31日の予告新作で、能力に目覚めた女主人公が問題を解決していく現代学園もの作品です(RPGツクールMV製)。体験版は夜の学園で学園長が倒されるところから始まり、主人公が覚醒した後、メインクエスト序盤と、サブクエスト5つをプレイできました。本編は2022年07月上旬発売予定です。
追記:8/10に発売になりました。
DLSite販売ページ 1,782円、162ポイント還元(10%OFF価格、8/23まで)
ある学園に通う、主人公・アリサは
ふとしたことで強大な魔術師の魂が封じられた魔術書を手に入れる。
その力により、魔術師になったアリサは、
自分の通う学園が魔術の実験場であったことを知る。
深夜の学園に少女が潜入
夜遅く、隠密風の六花という少女が学園の屋上に到着して魔物討伐に向かうところから話は始まり、早速動かせます(なおこの少女は主人公ではありません)。左下から校内へと移動します。
下へと進み、3F→2Fと下りたところでイベントが入り、今夜の討伐対象はこの学園の学園長でした。討伐理由は学園の女子生徒を魔術の実験台にしているということで、このあたりの詳しいところはこの先ゲームを進めていくと追々説明されていきます。通信による説明が終わったら左へ進み、赤い”!”の出ている学長室へと入ります。
中では学園長が女子生徒達を侍らせてエロ行為中でした。本性を現した学園長はなかなか手強かったですが(六花が勝手に戦ってくれ、コマンド戦闘はなし)、少女はうまく立ち回って学園長の魔力を封じこめることに成功し、見事に任務完了です。
放課後、怪しい少女を盗み見
場面変わって、のんびりした雰囲気のアリサという赤髪少女が登場し、こちらが本作の主人公です。放課後、奈緒という友人から店に来ないかと誘いを受けていると、もう1人の友人が不思議体験の話をしてきました(深夜、気がついたらコンビニにいて、途中の記憶がない)。
話が終わったら、門限を破った女子を注意しに、スバルというボーイッシュな少女とともに中庭に移動します。学園は少々ややこしい作りになっていまして、大事なものにある”自作マップ”を見ると構造を把握しやすかったです。2F教室から目的地へは、左→下→左(昇降口はスルー)→下、と進めばたどり着けます。
中庭にたどりついたら、ベンチに座っている!マークの出ている緑髪の少女に話しかけます。門限を破ったのは別の生徒で、なにかを探すような怪しい行動を取っていたとのことです。ここからまた移動することになり、話が終わったら左下から体育館裏へと進みます。
体育館裏では目的の少女がそわそわした様子でいました。その後主人公達が様子をうかがっていると、冒頭で学園長を倒した六花がここで再び登場です。2人の会話からすると、待っていた少女は六花より立場が上のようでした。少女が立ち去った後は、!マークを調べて話を進めます(なお無視して右に進んでも校舎からは出られず、!を調べないと話が進みません)。設置していった人形を見つけた主人公は、これを持ち帰ってしまいます(選択肢はなし)。その後謎の本も入手し(勝手についてくる)、こちらも重要アイテムでした。
寮に戻り、謎の本を入手
人形を回収したあとは、右上方向に進み、昇降口から学園を出て寮(アリサの部屋・寮前と出ている建物)に向かいます。右方向に進んでいけばOKです(迷ったら大事なものにあるマップを確認 寮はマップ右下にあります)。
寮に到着して先輩達との寮のアットホーム化計画の話があったあと、大時計を調べる(もしくは2F自室のベッドで寝る)と時間が進みます。
2F右手に!マークの先輩がいて(名前は式部先輩)、先ほど主人公達がこっそり観察していたキャラでした。今まで関わりが薄かったようで、主人公は緊張気味です。主人公はこっそり見ていたことを悟られないようにしつつ、人形を設置した理由について探りを入れていきます。向こうは主人公が呪い絡みの厄介ごとに巻き込まれないよう気を使って、危険なので首を突っ込まないよう諭してくれますが、主人公にはそのあたりの危険性があまり伝わっていないようです。なお会話後、この先輩は1F左下にいます。
魔術が使えるようになる
ピンク髪マークの出ている部屋が主人公の自室です。いつの間にか拾っていた赤い本を読むと(選択肢があるものの、読むまで話が進まない)、最初は文字が読めなかった主人公ですが、しばらくすると変化が生じ、頭が痛くなったあと何かを思い出して本が読めるようになりました。
赤い本は魔術書でした。拾ってきた人形が動き出したあと、気がつくと主人公は別領域へと移動し、赤い本の作者であるジーヴェ・シグリツトというキャラからあれこれと長い話があったあと(魔術書のページが一部破られているとのことですが、誰が破ったかは不明)、魔術が使えるようにしてあげると持ちかけてきます(ジーヴェいわく肝心なのは魔術書本体であり、ページが多少なくても大した問題ではない)。ここでさすがに主人公もヤバさを感じますが、この部屋にやって来てしまっている時点で既に手遅れでした。こうして魔術の力を入れた主人公は、敵と戦っていくことになります(なお和服人形は敵でした)。無理矢理授けられた感もありましたが、主人公は力を得たのが嬉しいのか、やる気満々といった雰囲気です。
ここで戦闘チュートリアルが入り、敵体力をある程度減らすと敵の弱点が明らかになるという形式です(敵の上に3つ並んでいるアイコンのうち、右端が弱点)。青属性に属性変化させて殴ると大ダメージを与えられました。攻撃する属性はコマンドの”属性変化”で変更できます(MP消費などはなく、自由に変更可能)。なおこの先ザコ敵に敗北してもエロ要素はなしとのことです。
勝利後、人形からなにか力を奪うことに成功した主人公は興奮して嬉しそうで、元々最強に憧れていたような感がありました。一方人形が倒されたことは六花にすぐ伝わりますが、倒したのが隣室の主人公であることにはまだ気付かず。六花サイドは魔術の力を脅威と感じていてなんとかして潰したいようで、これで主人公とは敵対関係になったことになります。
住宅街にある和風な店へ
翌日、情報整理まとめが終わったら、手がかりを探しに学園に向かいます(部屋前の本を調べると直接移動できます)。放課後、主人公が上機嫌なことにめざとく気付いた友人たちが絡んできますが、男女絡みではないとわかるとあっさり引き下がりました。その後、情報収集をさせていた魔術書からの情報などを元に、住宅街へと向かうことになります。なお現在の目的がわからなくなった場合、アイテムの”大事なもの”にある”メイン目標”を調べると確認できます。
学園の外、住宅街へと向かい(徒歩で向かう必要あり 昇降口を出た後、左下に進む)、!マークの出ている和風な店に入ります(友人である奈緒の店になにやら人がいるのが気になるところですが、この時点ではこの店にはまだ入れません)。
和風な店に入ったあとは、右手に出る赤い渦を調べます。ワープ後、少し上に進むとイベントがあり、店が使えるようになります。道中で回復アイテムはほとんど手に入らず、この先ここで適宜買っておく必要がありました。幸い値段はHPを回復する”回復ドリンク”が10と安めで、資金繰りに苦労することはなかったです。
ダンジョン探索開始
店で話を聞いたあと入り口に戻り、上へと進むとダンジョン探索開始です。さっそく敵との会話があり、本体が直接来たことに敵は困惑しつつも(普通は分体を遠隔操作して戦うらしい)、人形サイドの基礎知識を教えてくれました。
話が終わったらメニューを開いて装備をしておきます。装備は敵を倒すと高確率で手に入りました(他作品と比べてかなり高頻度で、ほぼ毎戦複数入手できました)。まずは3枠ある”装備(スキル)”を埋めたいところです(スキルが使えるようになるだけでなく、ステータスも上がる)。
戦闘はシンボルエンカウントです。敵の数はやや少なめで、難なく探索していけました。人形がくれるヒントに従って、スイッチを押したりして進み(右上の下り階段から下りた先にスイッチがあります)、
宝箱の先でボス戦です。なお左を調べると入り口とのワープを作れました。入り口の店で準備をしてから挑むのが無難です。
ボス戦は、負けると店に戻されます。このボスに関しては、敗北エロはなしでした(全部のボスがそうなわけではなく、体験版後半に出てくるボスには敗北エロがありました)。
3つ出ているうち、黒く表示されているのが弱点で、このボスの場合は緑でした(弱点表示がされる前に弱点を突いても効果あり)。強さ的にはそこまで強くはなく、LV3で勝利できました。
六花に捕らえられ…
戦闘には勝利したものの、現れた十六夜と六花に動きを封じられてピンチになり、そのまま拘束されてしまいます(十六夜たちとのコマンド戦闘はなし)。人形と魔術を使って戦ったことで敵だと認識されたようですが、力を手に入れた経緯などは相手もわかっていないようです。
六花が正体を明かす会話の後、樽に入れられたままですが普通に移動できます。左隣の部屋へと移動し、十六夜(組織のリーダー)に弁明します。
魔術師になった経緯を説明すると、六花の失態がそもそもの原因と判明して敵の態度も変化しました。選択肢はどちらを選んでもほぼ同展開です。
忘れた記憶を取り戻す
一端会話が終わったあと、丸印を調べると十六夜に協力してもらって封じられた記憶を取り戻すことになります(選択肢が出るものの、許可するまで話が進まない)。左へ進むと学長室で、主人公はどうやら記憶を操作されて、学長室に行った記憶を消されていたようです。主人公は学園長に魔術師としての適性を見いだされて、なにかを授けられていました。
回想から戻ったら、再度!に話しかけて話の続きを聞き、ここで十六夜・六花サイドと和解して協力関係になります。
六花と共に寮に戻り、何か様子がおかしい緑髪な藤ヶ丘りんごとの会話のあと、風呂に場面が変わると動かせるので、!の六花に話しかけます。この後は魔術師を見つけ出して倒すことが目的になりまして、その見つけ方の説明が入りました(ノイズのようなものが入るのが特徴)。
ここまでがオープニングといったところで、あとはプレイヤーが自由に進めていけます。できることはおおまかにわけてメインクエストとサブクエストがありました(進行状況はアイテム欄の”大事なもの”で確認可能)。他には回想部屋もここで行けるようになりました。
体育館のダンジョンを探索
翌日学校に行くとサブクエストがいくつか開放されましたが、まずはメインクエストからやっていきます。1F左にある体育館へと向かい、左下の赤い”!”で六花に話しかけると、新たなダンジョンを発見です。なお六花は一緒に戦ってはくれませんが、外から指示をくれました。
入ってすぐの扉はまだ開かず、進むには探索して!マークを見つける必要がありました(右と左に1つずつあり)。ザコは回避可能でしたが、この先ボス戦があるので、ある程度戦って強化しておくのが無難です(装備を攻撃に特化した場合、敵から食らうダメージが結構大きいので注意)。
2箇所破壊したあと、奥に進むとボスのビッグベアヘッド戦です。なかなか手強い相手で、初見時は回復アイテムをいくつか使ってギリギリ勝利できました(弱点は緑で、店で作れる”緑炎連撃”でこの弱点をしっかり突けば回復なしで一気に倒すことも可能でした)。
勝利して戻ると、藤ヶ丘と顧問の男性教師がなにやら怪しい関係のようです(この2人が次のメインクエストのメインになりました)。
寮に戻ると、メインクエストの赤い!マークが出ていました。先に進むとしばらく戻って来れず、LV6以上推奨とのことです。サブクエストをやってもいいですが、サブクエストには戦闘がないのでレベルは上がらず、どちらを先にやっても大差はなさそうです。
六花のエロ要素もあり
まずはメインクエストから見ていきます。クエスト開始後、2F右の六花の部屋に行くと、藤ヶ丘りんごが魔術絡みのトラブルに巻き込まれていることが明かされ、六花はいつになく焦った様子です。慎重に行くべきと主人公が諭すものの聞き入れず、主人公を気絶させて単身乗り込んでしまいました。目を覚ました主人公は慌てて後を追います。
ダンジョンを探索していき、ハートマークで”映像を見る”を選ぶと六花のエロ展開が見られます。裸で縛られた六花は、イベント1箇所目では最初のうちは指を軽く突っ込まれる程度でしたが、2箇所目になると相手の攻めが過激化しました。映像を見た主人公はお怒りモードです。
右上方向に進み、六花が調教されている部屋に乗り込み、意外な真相が明かされた後、ボス戦です。防御力ダウンのデバフを入れてくることもあって受けるダメージが大きく、初見時は戦闘前半にダメージの出ない緑で攻めてしまったこともあって厳しい戦いになりました(結局準備不足で敗北)。敵の弱点は青で、属性変更で水にチェンジするのは当然として、”ウォーターショット”を持っている場合は戦闘前に装備してスキルを使うと大ダメージを出せます。なおここに限らず戦闘中に装備を変える手段はなさそうで、相手の属性がわからない初見時に有利に進めたい場合は、何が来てもいいように一通りの属性を装備しておくのもありです。
負けると、アリサと六花が男子に奉仕するエロ展開になります(回想部屋の”バッドエンド1″)。下半身の特訓と称して男子をリードする形で積極的にやっていて、敗北エロではありますが無理矢理・陵辱感は特になしでした。
勝利すると藤ヶ丘りんごが正気に戻ってくれますが、残念ながら戦闘能力はもう残っていませんで、パーティメンバーに加わったりといったことはありません。その後六花の部屋で補足説明があり、りんごの件はこれでひとまず解決です。あとは六花との信頼関係もぐっと深まりました。明確な表示はなかったですが、回想部屋の並びを見る限り、体験版のメインストーリーはこのあたりで終わりのようです。
奈緒の借金問題に立ち向かう
続いてサブクエストを見ていきます。サブクエスト1は、友人である奈緒のクエストです。まずは住宅街にある奈緒のお店へと向かいます。緑の!が出ている家です(なおサブクエストはいずれも、この緑の!が目印です)。
奈緒は親が作った多額の借金に悩んでいまして、再度奈緒の家へと向かいます。ここはダンジョン探索やザコ・ボスとの戦闘はなく、会話イベントのみで問題が勝手に解決します(他のサブクエストも同様に戦闘なしでした)。
その後繰り返し店に通うと話が進み、尾行するものの見つかってしまい、手コキすることになります。
男子生徒と一緒に閉じ込められ…
サブクエスト2は2F西よりにある職員室へと向かい、左下のロッカー前を調べます。話を先に進めるには、H開放レベル1以上が必要でした(H開放レベルの初期値は0)。
H開放レベルは、アイテム欄の大事なものにある”断章「デザイア」”を使うことで上げられます。使ってもなくならないアイテムで、上げないとエロイベが進行しないので、遠慮なく使ってしまってOKです。
男子と2人閉じ込められてしまい、Hなことをするを選ぶと胸を揉まれます。戻った後再訪し、適当に避けて進みました。エロシーン後、”体制が整うまで通行止め”とのことです。
図書室の奥はオカルト研究部
サブクエ3は3F西寄りの図書室へと向かいます。奥がオカルト研究部になっていました。
街はずれの右下へと向かいます。このサブクエストも、先に進めるにはH開放レベル1以上が必要でした。
情報を探るべく、風俗店に潜入して働くことになりました。話が終わったら右の部屋へと向かいます。
翌日町外れを再訪し、ラブホに行くことになり、パイズリすることになりました。以降も男を誘えますが、エロ内容はほぼ同じで、このサブクエストも体験版ではこれ以上先には進められないようです。
男子生徒に暗示をかけられる
サブクエスト4は、まずは3Fの女子トイレへ向かいます。立ち入り禁止を無視して入ると、男子が女子達に盗撮疑惑をかけられてボコられている現場に遭遇しました。
翌日、3F右上へと向かい、男子に何やら催眠・暗示をかけられて、3F男子トイレでフェラするハメになります。
翌日、トイレの上のハートマークへと向かい、こちらも暗示をかけられてのエロ展開です。
サブクエスト5は六花
5は住宅街の西側にあります(このサブクエストは他と違って六花のみのイベント)。ハートマークに話しかけ、六花視点を選択すると、
縛られ調教されるエロイベが見られました。回想部屋を見る限り、体験版で見られるエロイベントはおおむねこんなところのようです。
感想まとめ
うまくまとまった学園ものという印象で、丁寧に作られていてプレイしやすかったです。学園のマップがあるのも親切でした。ストーリーの方も、各キャラの状況がしっかり描写されていて読み応えのある展開でした。
戦闘難易度はそれなりに高く、ザコは適当に殴っても倒せましたが、ボス戦はレベル上げや装備を揃えるなど、多少の準備をしてから挑まないときつかったです。ただ一度戦うなどして弱点が最初からわかっていれば比較的楽でした。
エロイベは体験版の範囲だとややソフトで、手コキなどが中心でした。相手は男子生徒など人間で、異種姦はなかったです。キャラ的には、主人公だけでなく六花のイベントもありました。
アリサグリモア [さーくるくらすけ倉庫]
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