トリニティ×カラミティ ~淫らな躾と終わる世界~ [ESCU:DE]
エスクードさんの新作エロゲで、男主人公が力を制御しきれず悩んでいるヒロイン3人をうまく改善して天使に立ち向かっていくという話です。体験版は森を抜けて天使と対面するところから始まり、クエストをこなしたりドラゴンと対決したりするあたりまでをプレイできました(エロ要素は天使お仕置きと、女勇者調教が見られました)。本編は 2020/04/24発売予定です。 体験版ダウンロードはこちら
DLSite
Getchu.com
天使と戦うべく立ち上がった、魔王・アンネリース。
彼女に仕える主人公・ヴィクトルは、
自信過剰なハーフエルフ魔女・ソフィー、
自由奔放な狼獣人拳士・ウルリカとともに、
世界に「終末」をもたらす天使との最初の決戦に臨む。
しかし、最初の天使との戦いのさなか、
魔王を「悪しき魔族を束ねる者」と勘違いした、魔剣使い・エルシャが乱入!
なんとかエルシャを取り押さえ、天使は倒せたものの、場を散々に引っ掻き回されてしまう。
初戦を勝利で飾った魔王は、次なる戦いに向け、ヴィクトルに新たな指令を与える。
仲間と共に森を抜け、天使と対面
神や天使など歴史・世界観の説明が簡単にあったあと、ヴィクトルという男が魔法使い系の女達(ソフィー+ウルリカ)と共に”天使の森”を進軍中で、このヴィクトルが本作の主人公です。なおソフィーはエルフ族、ウルリカは獣人族(オオカミ族)で、どちらも主人公に対して好意的です。
主人公が組織のトップなわけではなく、魔王アンネリースが組織のトップで、主人公はそのサポート役(軍師的立場)でした。
森を抜けた先にあったのは巨大な輪が空に浮かぶ”天界”で、ここが主人公達の目的地です。
丘の上に立つ天使アウラを見つけたところで、どうして主人公達がこの天界に来ることになったのかの回想に移ります。天界+天使達は数十日前に突如出現して、この世界を滅ぼす(天使いわく”終末の執行”)と宣言しており、この天使達が主人公達魔王軍+人間の敵です。
堕落した人間達を処分しようとする天使の力は圧倒的(アウラに数度攻撃を仕掛けたものの傷一つ付けられなかった ただし向こうはその時点ではまだ攻撃はしてこず)、という説明が終わったところで戦闘開始です。ついに攻撃を開始した天使との緊迫感ある戦いが繰り広げられますが、ここではまだコマンド戦闘的なものはなく、読み進めるのみでした(プレイヤーが操作する戦闘は後ほど出てきます)。
女勇者も天界へ
場面変わって森を突き進む女勇者エルシャで、この女も主人公達が戦っている天界へと向かって進軍中です。どうやらこの女は、天使達ではなく主人公達魔族・魔王が今回の災厄(終末がやってくる)の原因だと思っているようです(神・天使は人類の味方であるはずで、天使が人類を滅ぼそうとするわけがないと考えている)。
場面戻って主人公達の戦闘で、天使相手になんとか奮闘(初めて傷を負わせることに成功)しているところへ、先ほどの女勇者が乱入してきます。女勇者は、天使ではなくこちらが悪だと見なし、聞く耳持たずに攻撃してきました。
女勇者は魔王様が引き受けて森へと誘導してくれ、天使との戦いは主人公達に任されます。魔王様の力は圧倒的で、女勇者を余裕を持って気絶させました。
天使と戦う主人公達には奥の手があり、劣勢になったところで、枷(かせ 拘束具的な物)を少し緩めます。枷は、暴走しがちな彼女たちの力をコントロールするためにつけていました。
戦闘システムについて
ここでプレイヤーによる戦闘操作(バトルパート)が入ります。3色あるコマンドから1つを選ぶ形式で、数字が上回った側の攻撃のみが発動します(=数字で負けると相手にダメージを与えられない)。数字判定に負けると、左下の緑クリスタルが1つ減り、これが0になると戦闘敗北です(=その前に画面右下の、相手の赤クリスタルを0にすれば勝利)。
色々説明がありましたが、”敵の数字が3つ並んでいるうち、一番上が一番大きく、下が一番小さい”というのが重要に思いました。ギリギリの戦いな場合、下になったときに全力で叩き、上の時は低い数字を選んで温存するのがよさそうです。(初見時はこのあたりがまだわかってなく、勘頼みでなんとか勝利できました。)
戦闘に勝利すると、天使との戦いは主人公たちの勝利で終了です。ただし天使は他にもまだまだおり、早急に戦力増強を図る必要があります。先ほどの女勇者が戦力になりそうだと判断した魔王様は、女勇者を城へと連れ帰ります。
天使をお仕置き
続いて捕らえた天使を、主人公がお仕置きしていきます。この状況でも天使は偉そうな態度(殺すならさっさと殺せと諦め気味)ですが、地上のこと(生殖活動)の実知識はないようで、自分がこれから何をされるのかよくわかっていない模様です。挿入されるとさすがに嫌がりますが、その頃にはすっかり気持ちよくさせられていてそのままハメられます。
イってしまったことで天使の加護を封じられ、天使のシンボルである輪を消滅させられてしまいました(なおこのキャラは少なくとも体験版では以降登場なしで、仲間に加わったりすることはありませんでした)。
魔王様に助けられた時の回想
天使を堕天させたところで、魔王アンネリースにまつわる回想(数年前の出来事)が入ります。森で大怪我を負って倒れている主人公に魔王様が声をかけてくるところから回想は始まり、見ず知らずの相手に迷惑はかけられないと遠慮する主人公ですが、魔王様は放っておけないと強引に助けてくれました。主人公が怪我以前の記憶を失っているため、詳しいところはわからないですが、魔王様の口ぶりからすると種族的には敵のようです。キスして魔力を分けてくれ、こうして忠誠を誓うことになったという次第です。
翌日、場面が城に戻り、今後天使とどう戦うかや、捕らえた勇者をどう扱うかの作戦会議です。今回のような天使による破壊と再生は一定期間(数世代)おきに行われていて、魔王様はそれを伝え聞く貴重な存在でした(人間達はそのあたりがあまり伝承されていない模様)。
女勇者を躾ける
説明が終わったところで力を貸して欲しいと勇者に頼みますが、女勇者はすぐには承諾せず。協力してくれれば力をコントロールできるように助力すると言われ、態度が変わりました。コントロールできるようにするにはエロ行為が必要なようで、ちゃんと説明した方がいいのではと主人公は耳打ちしますが、説明しても納得してもらえない、体で教え込むのが一番と魔王様から指示され、薄暗い別棟に移動します。
拘束したあと躾け開始で、女勇者はさっそく抵抗しようとしますが、主人公によって魔力を封じられて抵抗はできず。ただ罵倒などはしてこず、ある程度の合意は得られている感じです。
主人公の攻め方がうまいのか、軽く触っただけで早くも気持ちよさげです。たっぷり濡れたところで挿入し、女勇者はいい具合に喘いでくれました。
調教がひとまず終わったあと、主人公に殴りかかろうとした女勇者は自分の体が軽くなっていることに気づき、主人公の行為は確かに効果がありました(乳揉みの選択肢はどれを選んでも同展開)。それでも怒りがおさまらない女勇者ですが、自分たち力を貸して欲しいと頭を下げる主人公を見て多少トーンが変化します。
新たな天使が出現
部屋に戻って改めてお願いしていると新たな天使が出現したと知らせが入り、主人公は女勇者・ソフィー・ウルリカとともに再び天界へ向かいます。
新たな天使ディアはまだ戦う気はないようで、先日堕天させた天使の仇を討つ、堕落した地上の魔族・人間達は滅ぼすしかないと宣言し、言うだけ言うと天使は去っていきました(ここではまだ戦闘はなし)。
天使が敵なのか訝しんでいた勇者もさすがに天使が敵なのだとここで認識し、天使達と戦う決意をしてくれます。
ここまでがプロローグといったところで、ここから3人を育成する日々(決戦準備パート)がスタートです(なお魔王様は3人と違って力を既に開発しきっているということで、天使たちとの戦いには加わらず)。期限は30日で、体験版ではこのうち半分ほどをプレイできました。
地道にクエストをこなす
躾・クエストができますが、最初はゲージがたまってないので躾はできません。ゲージはクエストをやることでためられます。
1日目を終えると、女勇者との距離を縮めてうまくやるよう魔王様から命じられました。翌日、エルシャの部屋へと向かい、町の案内をしたいと提案します。知り合って間もない関係ですが、主人公達の好待遇(宿屋に泊まるよりよほどよく眠れるとのこと)のほか主人公の真面目さも伝わったようで、早くもなかなかいい雰囲気です(若干ツンデレ気味)。
クエストは1回では終わらないこともあり、その場合は再度同じものを選べば続きからやることができます。
魔物討伐に向かうものの…
日付を進めていくと(日数経過でイベントが起こる模様)、ヒロイン3人とともに魔物討伐へと向かうイベントが発生しました(プレイヤーが操作するバトルはなし)。魔物を撃退はできたものの、そちらに夢中になりすぎ、気がつくと村の施設まで壊してしまっています。3人の能力はすごいものの、チームワークや力のコントロールはやはり改善の余地がありそうでした。
ゲージがたまったら躾
今何をすべきかは、画面右上にわかりやすく表示されていました。優先度が高いと思われるのは躾(エロ調教)で、各キャラそれぞれおおむね数日で躾ができるようになってます。
体験版ではこのうち女勇者の躾シーンが見られました(他2人はステータスが上がるのみ)。最初にできるのはフェラ・愛撫・正常位で、開発が進むと後背位が出現しました。それぞれステータスの上がり具合が違い(下がる項目もあり)、どれをどう上げていくかは悩むところです。個人的には、どれか一つを集中して上げた方が戦闘で勝てる確率が上がるように感じました。
そんな感じで進めていくと魔獣討伐2回目が発生し、エルシャ・ソフィーが連携でいつものように揉めますが、ウルリカがうまくフォローしてくれて無事撃退です。
偽物出現
進めていくと主人公達の偽物と遭遇するイベントが発生し、偽物達(偽ヴィクトル+偽エルシャ)は薬物絡みの悪行を働いていました。主人公達が退治しようとすると、天使が現れて偽物をさくっと撃退し、向こうを本物だと勘違いして偉そうに話しかけるあたりはコミカルでした。
こちらが本物だと気づくとシリアスな雰囲気に変わり、天使は勇者を名乗るなら偽物達にとどめを刺すよう言いますが(天使は試錬の日までの間は殺生はしないとのこと)、勇者は捕まえて反省させると言って断ります。町で衛兵に引き渡し、一件落着です。
ソフィーの裸
朝、朝食の時間が終わってもまだ起きてこないソフィーを起こすべく部屋に入ると全裸でした。主人公のことを誘惑してきますが、好きというよりは、経験浅いのがバレたくない+魔王様に負けたくないからのようです。
色気にあっさり負けた主人公といい雰囲気になりますが、様子を見に来た勇者に行為がバレてしまい、エロ展開にはならず。
他には天使が盗人少年を捕らえているところに遭遇するイベントもあり、どんな事情があったとしても厳罰に処すべきという天使の主張も正論で、どう対処するのがいいか悩ましいところでした。
ドラゴン討伐
残り18日あたりでドラゴン討伐を頼まれるイベントが発生し(実際戦うのは2日後)、このイベントでは久しぶりにバトルがあります。初見時は上から始まったのが災いして敗北でした。
バトルには敗北しましたが、3人がいい具合に勇者を信じて立ち回り、ドラゴンを見事撃退です。
街に戻ると大いに感謝されて、頑張った甲斐がありました。ただ生真面目な勇者は微妙な表情です。
そんな感じで進めていくと残り13日あたりで司祭が来訪し、しばらくこの街に滞在する(敵なのか味方なのかなんともいえず)というところで体験版は終了です。
コツがつかめたところで、1日目から再挑戦し、クエストよりも躾を優先してやることにしました。きっちり育成したのが功を奏してドラゴンに勝利できましたが、戦闘後の展開は全く一緒でした。敵の選択が一番下(3つのうちここが一番数値が低い)から始まると楽です。
初見時は勝てずじまいだったグレートウルフ(クエストNo.33)にも勝利できましたが、こちらもこれといった変化はなしでした。体験版でプレイできるのはおおむねこんなところのようです。
感想まとめ
キャラ的には敵味方共に個性豊かなキャラが揃っていて、天使サイドにも向こうなりの論理があるのもよかったです。話的には倒すべき敵と期日が明確なのがわかりやすかったです。
戦闘・育成難易度はほどよく調整されてました。初見時は思うようにステータスが上がらずに戦闘になかなか勝てませんでしたが、システムを理解したあとの再プレイ時は問題なく勝てました。
エロシーンは天使レイプと女勇者調教が見られました。シチュとしては無理矢理なものの、主人公が紳士なほか、軽く触っただけで感じ始めるため陵辱感は薄かったです。
トリニティ×カラミティ ~淫らな躾と終わる世界~ [ESCU:DE]
主な過去作品
闇染Revenger -墜ちた魔王と堕ちる戦姫-
主人公・城山和範は、ごく普通の学生。
だが、異世界で傍若無人の限りを尽くしていたせいで女神に目をつけられ、
ボコボコにされて逃げてきた魔王クライブヘルツと魂を同化させられてしまう。
さらに、魔王を完全に消滅させようと、
女神の放った異世界ヒロインが和範とクライブに迫る。
彗聖天使プリマヴェールZwei
悪の幹部・プリンス某は、長きにわたる戦いの末、ついにプリマヴェールを倒す事に成功する。
しかし、捕獲したプリマヴェールを連れ帰ったプリンスに、
皇帝マルカス・ジェネイルが与えた作戦は意外なものだった。
遊聖天使プリマヴェールDrei ダークミッション
プリマヴェールにより壊滅的な打撃をうけ、暫くの間身を潜めていたマルクジェネだったが、
プリマヴェール・セレネの正体を探すため、プリンスは教師として学園に潜入する。
いくつかの候補の中で1人だけ際立った女生徒がいた。
遊聖天使プリマヴェールDrei
本作は、悪の組織「マルクジェネ」の幹部である主人公が、戦闘員達に作戦を指示し、世界征服を進めながら、
捕らえた正義の変身ヒロインにエッチな調教を施し、悪の前に屈服させるゲームです。