Succubus × Saint ~淫魔の宴と聖女の法悦~ [あいすシチュー]
2019年01月03日発売の新作で、エロ化の呪いを食らった女主人公が呪いを解くべく冒険していくという作品です(RPGツクールMV製)。体験版では儀式に臨むところから始まり、聖山の探索を終えるあたりまでをプレイできました(エロ要素は触手責めや絞乳など)。
DLSite販売ページ 1,944円、180ポイント還元
FANZA販売ページ 1,944円、360ポイント還元
元聖女候補生の少女リルナは、淫魔のベルーネによる企てで
邪神復活の儀式に巻き込まれ、淫らな呪いにかかってしまった。
さらには儀式の影響によって未知の魔物が大量に出現し、
リルナの住居でもある大聖堂は孤立し窮地に陥ってしまう。
儀式を終わらせるには、大聖堂周辺に点在する遺跡や洞窟といった
観光スポットから4つの封印のオーブを探し出す必要があるらしいのだが……?
プロローグ 儀式に臨むものの、想定外の展開に
最初に難易度選択(Easy~Lunaticの4段階)があるものの、体験版では選択不可でNormal固定でした。各難度の説明を読みますと、高難度だと良いエンドに行きづらいようです(あとは商品説明画像を見ると、”難易度によって敵の動きも変わり全く違うゲーム性に”となってました)。
主人公であるリルナ(シスター候補生)が体を清めて”聖人の儀式”に臨むところから話は始まり、
動けるようになったら下へと移動して光っているカゴを調べて着替え、フォーリア(主人公より地位が相当上のシスター)に案内されて儀式場所へと移動します。
儀式がどんなものかはリルナ本人はよくわかっていませんで、下級兵士の噂話によって説明がなされ、簡単に言うとエロ系でした(通常であれば、エロ司教の相手を延々させられる模様)。主人公は正式シスターになれず、この儀式に回されたようです(そのあたりの詳しい経緯は語られず)。
儀式会場に到着したところで大司教が本性を現して、血走った目で迫られて主人公もようやく自分の置かれた状況(このままでは脱がされ犯される)に気づくものの逃げられず。
が、大司祭にも誤算が生じ、シスターだと思っていたフォーリアが裏切って本性を現し、姿も羽根と角のあるサキュバスに変わります。
これにより儀式は想定していたものとは別の形になり、突如地震が起き、主人公にエロ系の呪いが降りかかりました。ただ主人公は途中で気を失っており、体に起きた変化についてまだよく認識できておらず。
リルナ → 本作の主人公 落ちこぼれなシスター候補生で、生け贄的に儀式要員にされる
フォーリア → 上級シスターとして働いていたものの、実はサキュバス 儀式の時に本性を現し、以降はずっとサキュバス姿
ベルーネ → フォーリアがサキュバスになったあと、この名に変わる
テレジア → 主人公よりランクが上?のシスター候補生? 主人公のことを内心見下している(体験版では冒頭で出てくるのみで詳しい地位は不明)
大司教 → 聖堂で一番偉い人 ベルーネに吹っ飛ばされるものの、洞窟でなんとか生きている 内心はエロいものの主人公は気づいていない
隊長、番兵たち → 表向きは職務を全うしつつ、こちらも内心は主人公のことを狙っている
近くの洞窟で大司祭を発見
動けるようになったあと、テーブルを調べるとゲームシステムについての説明が聞けました(ただ体験版では関係ない要素が多かったです)。他には本棚を調べると服修復アイテムが手に入りました。準備ができましたら、小屋を出て聖堂(主人公の生活拠点)を目指します。
小屋を出て下へと進むと魔物を発見しますが、主人公には魔物を倒せるほどの戦闘能力はなしでした。初めて見る本物の魔物に怯え気味で、初々しくていい反応です。
聖堂にすぐ行ってもいいですが、その前に大司教を助けておくと手間が省けました。下に見えている洞窟(入るには左から迂回してくる必要あり)に入るとイベントが起き(なおグレーのマークはゲームを進めるためのイベント地点目印です)、先ほどの大司教を発見します。主人公からすると裏切った相手といったところですが、一度に色々あったせいか大司教に対しては特に怒っておらず、言葉遣いも引き続き敬語でした。助けを呼んできますと約束し、この場を離れます。
敵とぶつかるにつれ、どんどん触手の虜に
本作は敵シンボルにぶつかると服が少しずつ破け(3回目で全裸になる)、全裸状態で敵とぶつかると画面右寄りのエロステータスが上がっていくという仕組みです(=敵とぶつかっても通常のRPGのようなコマンドバトルにはならない)。エロステータスを上げたい場合は積極的に体当たりしまくり、逆に話を先に進めたい場合は避けて進むのがよさそうです。とりあえず体験版の範囲では敵はあまり寄ってこず、避けるのは簡単でした。
3回ほどぶつかると触手責め開始で、さらにぶつかり続けていくとどんどん内容が変化していきます。このあたりテンポ良くエロシーンが見られました。
さらにぶつかり続けると挿入に発展し、このあたりになるとすっかり触手の虜という感じです。
淫魔と再会、大司祭を救出完了
話を進める場合は左下方向が順路で、橋でベルーネ(元フォーリア)と再会します。4つ(残りは3つ)あるオーブを集めれば呪いが解けるかもという話が聞けまして、これが本作の主目的になりました(体験版ではそこまで話が行かないので気にしなくてOK)。
下へと進むと聖堂(主人公の拠点)です。大司祭を洞窟で見かけたことを兵士隊長に報告すると、救出隊結成を約束してくれました。
救出は即座に完了しまして(=また洞窟に行く必要はなし)、助け出された大司教は大聖堂の右上にいます。封印のオーブのありかを尋ねると、遺跡地帯のどこかにあるかもという情報が聞けました。続いてパワーを与えると称してエロ行為を持ちかけてくるものの、主人公が遠慮して進展はせず(製品版だと、行為を頼む相手をプレイヤーが選べるとのことです)。
さっそく遺跡地帯に向かおうとすると、怪しい商人が声をかけてきました。主人公はしっかり警戒するものの、搾乳させてくれれば金を払うと持ちかけられ、最後は押しに負けて行為に前向きです。
ただ勝手には応じず、やるやらないはプレイヤーが決められます。したい場合は再度話しかけ、”母乳とおしっこを売る”を選びます。なおこれをやるには、乳か尿のいずれかが30%以上たまっている必要がありました(乳は画面右側の3つ数値があるうち真ん中、尿は同じく下)。
店には敵避けのアイテムや装飾品がいくつか並んでおり、本編では乳・尿を売って得た金でこれを買って魔物に対抗するということになるようです。
あとは”裏商品の購入”を選ぶと体験版特典で媚薬が3つもらえまして、これは発情をあげられる消耗品です(ひとつにつき30%上昇)。使用はアイテム欄からで、真ん中あたりにありました。
聖堂広間には避難してきた一般人がいまして、商人からもらった媚薬を使って発情を90以上にしてから話しかけると痴漢エロ展開がありました(発情が100を越えてしまうと勝手に処理してしまい、0にリセットされるので注意)。男の興奮具合(心理描写)が、パロディを交えつつコミカルにされてました(一方主人公は可愛いと褒められてまんざらでもなさげ)。
遺跡で淫魔と再会
“観光地を捜索”→遺跡を選択して遺跡へと向かうと、サキュバスが再登場です。男がここに迷い込んでいるとのことです。
遺跡に向かい、いざ探索開始というところで体験版は終了です。本編特典アイテムの場所案内があったあと、強制的にタイトル画面に戻されるのでご注意ください。
感想まとめ
話については、さくさくテンポよく進み、男達のコミカルな心理描写も面白かったです。キャラクターもマジメで常識的なシスターの主人公、エロ男な大司教や兵士達、敵なのか味方なのかよくわからないサキュバスと個性的でした。なおサークルさんは本作が初作品のようですが、コンパクトにうまく丁寧に作られており、特にバグもなく快適に動作しました。
戦闘システム的には避けゲーという印象でした。コマンド戦闘や(戦闘絡みの)キャラ成長要素がないため、RPGというよりはアクションゲーム寄りです。(今回プレイしました難易度Normalの場合)敵の配置数は適度で、ぶつかってエロ値を上げたい場合も避けて進みたい場合もストレスなく進行できました。
エロ的には、敵にぶつかっての触手エロと発情値を上げての痴漢エロが見られ、前者は主人公の恥ずかしがり具合が、後者は男の興奮具合がうまく描写されてました。