ラストエンブリオ -はじまりの物語- [くじらぼ。]
8/24の予告新作で、零細ギルドに所属することになった主人公が魔物を倒したりしていくという作品です(RPGツクールMV製)。体験版は町に着くところから始まり、オーク族のボス・オークキングを倒すところまでをプレイできました(エロシーンは敗北エロが2つと、レズ異種姦・放尿)。本編は2019年10月中旬発売予定です。
追記:9/28に発売になりました。
DLSite販売ページ 1,036円、96ポイント還元(20%OFF価格、10/11まで)
三頭身のオリジナルドット&サイドビュー戦闘!
武器によってスキルが次々と発動し、TPを貯めることで必殺剣を発動させることが可能。
物理攻撃を完全に遮断する【防御】を上手く使えば、低レベルでボスを倒すことも!?
目的の町に到着するものの、入る予定だったギルドには入れず
主人公シィルが旅の末、目的の開拓都市に到着したところから話はスタートし、
移動は、↑のような一枚絵状のマップ上を動き回る形式です。キーボード・マウス両対応で、自分の印象ではマウスの方がやりやすかったです。出現する青三角に従って右上方向に進んでいきます。
予定していたギルド”ヤドリギ亭(黒い牙)”に行ってみるものの、一見さんはダメとあえなく門前払いされてしまいました。
女の子を助け、ギルド”王者の剣”に入ることに
ポイントが一気に4つ出現するので順に回っていきます。左上が魔術師ギルド、右上が役所、中央緑が道具屋と宿屋です。いくつか回ると赤ポイントが出現し、赤ポイントは重要イベントでした。
赤ポイントでは何やら揉め事が起きています。近づいてみると、リーナという女の子が男魔術師に難癖付けられていました。助けに入って(選択肢なし)戦闘になりますが、主人公は既にそれなりの腕を持った冒険者のようで、難なく勝利できました。
右端に出現する青ポイント、ギルド”王者の剣”がリーナの家です。先代は栄えていたものの、今は廃れ気味で、所属冒険者はいません。何かの縁ということで、主人公はここに雇ってもらうことになりました(この世界では、冒険者はギルドに雇われて働く模様)。大抵のRPGの場合ギルドは町にひとつしかなく、こうしてひとつの町に大手や弱小といった複数のギルドがあるのは面白いところでした。
オーク襲撃の知らせ
翌朝、リーナが町を案内してくれます。(道具屋を除いて)訪問したところはグレーに変わるので、未訪問のところを順に埋めていきます。
いくつか回った後、左下に行くとオークの襲撃があったと知らせが入ります。主人公は過去に家族がオークにひどい目に遭っており、迷うことなく討伐に向かいます。
村で情報聞き
目的地までの道中描写はなく、目的地周辺に即到着でした。状況が不自然なことに気づいたあと、まずは村を探すことにします。
赤ポイントで戦闘があり、難なく勝てました。このモンスターは移動するなどすると復活し、何度でも戦えます(経験値・ゴールド稼ぎができる)。体験版の範囲ではレベル上げの必要は特になかったですが、万全を期す場合は繰り返し倒して稼いでおくのもありです。
右上の青ポイントが村で、オークが西に、ゴブリンが東にいるという話が聞けました。ゴブリンはオークほど悪ではないようですが、村の畑を荒らして困っているとのことで、ゴブリン退治のサブクエストが発生です。なお村の”休んでいく”は無料で何度でも使えまして、ザコで傷ついた場合などに便利でした。
ゴブリンの洞窟
ゴブリンの洞窟も、今まで同様、一枚絵マップ上をクリックして進んでいく形式です。戦闘は結構ダメージを食らったので、1戦ごとに村に戻って休みながら進めました。ゴブリンウォーリア、ゴブリンシャーマンと倒したあと、
3戦目のゴブリンランサーはなかなか手強く、1発16も食らいました。これを倒すとボスが出現です。敗北エロがあるのでセーブしておくと便利です。
本作は防御コマンドが強力で、LV2の場合、防御→攻撃を繰りかえすことが可能でした。ここのボス戦はこれを利用し、ダメージ食らうことなく勝利できました。
これでゴブリン退治は完了です。村に報告に戻ると、礼として”剣術の指南書”が得られます(攻撃力+1のステータスアップアイテム)。
一方負けた場合は敗北エロ展開です。一応は無理矢理ですが、ゴブリンが紳士な振る舞いで潤滑薬も使ってくれるのでレイプ感は薄めでした(終わり方は和姦気味)。
コーリアの村
西へと向かうといよいよオークの領域に近くなっていきます。まずはコーリアの村で話を聞いて回るものの、大半の住民はオークを見ていませんでした。
施設は道具屋や宿屋がありました。体験版ではこの先金を使う場面はないので、ケチらずに使ってしまってOKです。話を聞き終わると、村の西へと出られるようになります。
オークキングを発見
オークを倒しながら進んでいくと、オークキングを発見します(これがオーク族の親玉)。陰で様子を見ていると、他冒険者が返り討ちに遭って運ばれていきました。
途中のアルラウネは、助けたあと、再訪して癒してもらうと異種姦レズなエロシーンが見られました。
オークの洞窟 上層
穴の中身は貴重品で、剣を刺すと壊れてしまうので注意です。手を入れると、力の指輪が手に入りました。
左上の男に話を聞いて採掘をできるようになったあとは、”良質な銀鉱石”が出るまで岩っぽいオブジェクトをひたすら調べていきます。(”良質な銀鉱石”を手に入れないと先に進めない)
オークの洞窟 中層
左寄りで、オークの大群に襲われ困っている冒険者と遭遇し、援護に入ります。
敵がたくさん現れてきつそうな戦いに思えましたが、それぞれ2ダメージしか食らわなく、普通に殴って倒せました。
オーク戦士は以前のボス戦と同様、防御→攻撃、を繰りかえしてノーダメージで倒せました。
オークの洞窟 下層
続いて左寄りで牢に捕まっている人たちを助けます。牢のカギは、眠っているオークから難なく入手できました。なお助けた女の子はこの後も出てきます重要キャラです。
上部でいよいよオークキングと決戦です(戦闘前にセーブ推奨)。1戦目は数は多いもののノーダメージ、2戦目も楽に勝てました。3戦目がボス戦で、ボコられるイベントがあったあと攻撃できるようになります。
敵攻撃力は1発40程度と高いですが、皆が援護してくれるので楽に戦えました。ダメージを与えていって、必殺技が使えるようになったら、あとは使えば撃破です。
町でギルド主に報告し、牢から助けだしたショコラがギルドに入ってくれます。体験版はここで終了で、強制的にタイトルに戻されました。
体験版のエロイベント
作者様ブログによると、体験版で見られるエロシーンは以下の4つとのことです。
1.ゴブリンブレイブに敗北
2.アルラウネに癒やしてもらう
3.最終マップで左下のハートマークを調べる
4.オークキングに敗北
今回まだ見れていないのはオークキング戦のエロですが、この戦いは支援の全回復が頻繁に入るので、負けるのはなかなか大変でした。特に戦闘終盤は支援で敵の動きが遅くなるため、こちらの行動ばかりが続きます。ダメージ的には2発食らえばそれで死ぬことができるのですが、色々試したものの2発食らう前に回復が入ってしまい、負けることはできずじまいでした。なおこの”敵に負けるのが大変”という点は既に作者様も認識されており(詳しくはこちら→29日目 難易度ハードの実装、その他につきまして)、本編では自爆アイテムの毒薬が追加される予定とのことです。
感想まとめ
サークルさん初作品のようですが、全体的にクオリティ高いシステムになっており、完成度・作り込み度の高さが目を引きました。一枚絵マップを移動していくという一風変わった操作システムですが、すんなり覚えられて、難しいことはなかったです(むしろマウスを使うことで通常のRPGより楽に移動できました)。
話は王道な冒険者もので、常識的な正義感を持った主人公が人助けなどをしていくというわかりやすい展開でした。真面目な冒険の中に時々コミカルな会話もあり、いいバランスになってました。ゲーム進行としては、出たポイントを順繰りに辿っていくことになり、進行で悩む場面は少なかったです(オーク洞窟で”良質な銀鉱石”がなかなか出ずに少し悩んだ程度)。
戦闘難易度は、体験版の範囲だと簡単という印象で、普通に進めていけば特にレベル上げをせずとも問題なくクリアできました(なお作者様ブログによると”序章はチュートリアルなので、他のマップよりも敵を弱く設定させて頂きました”とのことです)。戦闘のコマンド的には、防御の効果が大きいのが特徴的でした。主人公の方が素早く動けてノーダメージで倒せることが多かったです。
エロイベントはアルラウネとのレズエロや、モンスター相手の敗北エロが見られました。いずれも細部までクオリティ高いCGになっており申し分なかったです。
ラストエンブリオ -はじまりの物語- [くじらぼ。]