巣作りカリンちゃん [KarinProject]
(実質的に)ソフトハウスキャラさんの新作で、魔王に雇われた主人公がダンジョンを運営して冒険者を撃退していくという防衛系作品です。体験版では襲撃ヒロイン2人目までをプレイできました。本編は2019/12/20発売予定です。追記:12/20に発売になりました。
FANZA販売ページ 8,963円(通常版)
青年カズトは今、まさに失業しようとしていた。
仲間は引退し、冒険者家業のお先は真っ暗。
そんな時、手を差し伸べたのは……ギュンギュスカー商会!?
『フウ』と名乗る少女に導かれるまま。青年は『迷宮』で『魔王』と出会う。
ただ冒険者であった青年が、何故、魔王と出会うのか。
そして、何故、その復活に力を貸すことになるのか。そもそも『魔王カリン』とは一体……
流れ流されるまま、冒険者カズトは迷宮運営を任されるのだった。
プロローグ
キャラさんの過去作同様、プロローグを一度見ることでゲームをスタートできるようになります。まずはいつものように挨拶があり、体験版は15ターン(+ボーナスで増える分)で終了、ヒロイン2人目を倒すのは難しいかもしれないことなどが説明されました(なおヒロイン2人めを捕まえた場合、ターンが残っていても自動終了)。
男主人公が何やら困っているところから話は始まり、仲間3人がいずれも怪我をきっかけに心が折れて冒険者を引退してしまい、主人公だけが残されたという状況です。主人公は金目当てだった3人と違って迷宮探索が好きでしたが、1人で潜るわけにもいかず、今後どうするか思案中です。
当面の金に困っていると、謎めいた女の子が話しかけてきました。報酬額を聞いて即引き受けます。
言われたダンジョンまで護衛し、さらに頼まれて一緒に中へと潜ることになります。細かなダンジョン探索描写はなく、何事も起こらず無難に探索終了でした。
女の子は上司な魔王カリン様に報告しており、どうやら先程の探索で主人公の技量を試したようです。
女が仕掛けた罠を全回避したことで主人公は使える男と判断され、起きると全裸なフウが横にいました。主人公は思わずおっぱいを揉んでしまい、これのせいで後ほど逆らいにくくなります。
プロローグはここまでで、タイトル画面に移ります。”はじめから”を選択するとゲーム開始です。
魔王様とご対面、作戦内容を聞かされる
魔王様のところに半ば強制的に連れていかれ(おっぱいを揉んだ弱みがあるので逆らえず)、封印が解けずに困っていることなどを聞かされます(現在は封印のせいで幻影状態)。
こうして”ダンジョンを作って他冒険者を待ち受けて撃退し、金を巻き上げる”という魔王様達の復活作戦に否応なしに参加させられます。
この後しばらくはチュートリアル的な進行です。まずは言われるとおりに、建設→ユニット配置と進めていきます。
“派遣”を選んでダンジョンの噂を広めることで敵がやってきます。最初は1つの街しかないですが、話が進むとこれが増えていきました(体験版は2つめの街まで)。
迎撃は基本的に見ているだけですが(画面右下でスピード変更ができます)、画面下部中央でスキルが使えるので、タイミングを見計らってこれを使用します。フウが回復スキルを持っており、これを使うタイミングがカギになりそうでした。
襲撃者はただ闇雲に撃退すればいいわけではなく、ほどほどに手応えがあるダンジョンほど満足度が高く出ます。配置数が少ないなどで相手してくれるモンスターがいなかった場合、評価は不満になってしまいます。(ただそのあたりを特に気にしなくても、迷宮レベルはさくさく上がっていきました)
迎撃を繰りかえして、迷宮のレベルを上げる
迎撃を繰り返していくにつれ迷宮レベルが上がっていき、レベルアップごとに画面右のボーナスが得られます。迷宮レベル5でターンが+5されました(=プレイできる期間が伸びる)他、強化アイテムが手に入ることもありました。
ターン6あたりになると敵もだんだん手強くなり、撃退しきれずに宝物庫に侵入されるようになりました。なお1ターン休憩することで敵が弱くでき、宝物庫の状況によっては使うのもありです。
初回プレイ時は、20ターン目(最初の説明だと15ターンですが、今回は途中の報酬で+5ターンされて20ターンでした)で体験版は終わりになってしまい、ヒロインを登場させるところまでいかず。なお今回はなりませんでしたが、宝物庫の残高(画面右上に表示あり)がゼロの状態がずっと続いた場合もゲームオーバーになるとのことです。
怪力系ヒロイン登場
コツが分かったところで改めて最初からプレイしていき、魔の森LV6あたりでようやくヒロイン1人目(カロン)が登場です。
名前ありということで当然ながらなかなか強く、初回は歯が立たず財宝奪われたのみで終わってしまいました。
なお時々↑のように雇用イベントが発生しました。本作は1リーダーに1つの隊しかつけられないようで、この時点では余剰兵力になりましたが、イベントの発生条件がよくわからなかったのと、維持費は別にかからないようでしたのでとりあえず雇っておくのがいいかと思います。
ヒロインは、下がった街レベルを再度上げれば(再訪はLV6ではなくLV5でいい模様)また登場してきます。数回侵入された末、ようやく勝利できました(魔の森をやり続けて負けを繰りかえすより、2つめの村のザコでレベルを上げてから改めて魔の森LV5に挑んだ方が効率的でした)。戦闘後、捕縛完了ですのセリフが出たら成功です。怪力女は、魔王に呼ばれた師匠(500年前に死去)の代わりとしてやってきたとのこと(要するに味方だった) で、仲間に加わりました(=ダンジョンに配置できるキャラが3体に増えた)。
1つ目の鍵を発見(ゲーム冒頭で説明がありましたが、これを6つ集めると魔王様が復活できます)したことで、実体が薄かった魔王様の力が少し戻り、食事を食べられるようになりました。
ボス部屋「スライム」が強力
このあたりで、羅針盤から施設の種類を増やせるようになっていました。体験版で選べるのは1つのみな模様です。
今回は”ボス部屋「スライム」”を選択し、配置場所は入り口にしました。この部屋はかなり効果的で、相当な戦力アップになりました(いい具合に足止めしてくれ、ほどよく敵が分散する)。なおこのあたりになると金には余裕があり、建築で色々試してもお金が尽きることはなかったです(金でユニットを雇うことはできず、建築以外の使い道は今のところなし)。
狡猾な商人女が登場
続いてフード姿の商人女(ケイファ)が登場し、これが体験版での撃破は難しいと冒頭で説明があったヒロイン2人目です。
迷宮前で協力者を集めて巧みに商売したあと、
“田舎”ランク5で迷宮に乗り込んできます。
スライム部屋の効果もあり、なんとか勝利できました(怪力女の時はかなり苦労しましたが、こちらは初回でいきなり勝てました)。
この女も怪力女のカロン同様に魔王様に会いにやって来ていました。魔王様に忠誠を誓い、喜んで仲間に加わる(男+人間嫌いなところがあり、主人公のことを露骨に邪魔者扱いしてくる)、というところで体験版は終了です。
感想まとめ
うまくまとまった防衛系作品で、特に悩む点もなくスムーズにプレイできました。キャラデザもクオリティ高く、脳筋だったりツン系だったりと個性豊かでした(なおキャラ紹介を見ると、体験版で出てきた他に8キャラいました)。
ダンジョン作り(部屋配置)については、体験版の範囲ではそれほど種類はなかったものの、羅針盤を見るとかなり種類がありまして配置を考えるのが面白そうでした。冒険者の満足度という要素があるのも、RPGにおけるダンジョン探索をうまくゲームに組み込んでいてよく考えられてました(簡単すぎても難しすぎても楽しめない)。
エロシーンは今回やった限りでは発生せずじまいでした(ヒロインに勝利して捕まえても何も起こらず、何かエロイベントが発生しましたら追記します)。
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