
えっち大好き勇者さま [10 past]
12/19の予告新作で、主人公の少年が天使の求めに応じて魔王討伐の旅をしていくというハーレム系エロSRPGです。体験版では第四章までをプレイできました(Hシーン4つあり)。本編は2019年02月下旬発売予定です。
天族の少女シルフィは地上での魔王復活を予知する。
魔王が復活すれば人族は殺されてしまう……。
シルフィは魔王に対抗すべく、【強い運命】を持つ勇者リノンのもとを訪れた。
シルフィはリノンに事情を説明したが、リノンはシルフィの話を信じなかった。
「どうしたら信用してくれますか?」
「えっちさせてくれたら信じてあげる」
リノンはとってもえっちな勇者さまだったのだ……。
オープニング
まず起動についてですが、”game.exe”をダブルクリックしたあと、起動が終わって操作可能になるまでに結構な秒数がかかりました(i5 8400+M2-SSDのPCで約20秒)。
難易度設定は3段階で、今回は一番簡単な”サクサク”(レベルが上がりやすく、ユニット復活あり)を選択しました。なおこれでも第四章あたりはそれなりにきつかったです。
リノンという少年が本作の主人公です。魚釣りを終えてひといきついていると、女の子(天使シルフィ)が降ってきまして、魔王による世界の危機を予見してということで助けを求めて地上に降りてきたという状況です。
世界を救って欲しいと頼むものの、リノンはそんな面倒なことやりたくないと拒絶しました。予知でこの少年が運命の勇者ということを知っている天使はなんとかして協力してもらおうと必死で食い下がり、何でもしますからと勢いで言ってしまいます。それを耳にしたリノンは、エッチさせてくれれば協力してもいいと主張し、早くもエロ展開です。
後ろから乳揉みで、だいぶ女慣れしている印象でした。軽く揉んだ後挿入しますが、痛がるのを見て途中でいったん止めるなど、紳士なところもありました(雰囲気に無理矢理感は薄く、和姦寄り)。事後、約束通り魔王討伐に協力することを誓います。
ここからゲーム開始ですが、ESCキーを押すと確認なしでアプリが即終了してしまいますので、RPGツクールの操作に慣れている方はうっかりESCキーに触れないようご注意ください。メニューは、ユニットが何も無いところでエンターキーなどを押すと出ます。
まずは主人公とシルフィの2人で旅が始まり、ユニット特性的には、主人公が剣使いの近接ユニット、天使シルフィは支援系ユニットです。このステージは敵は1体のみで、シルフィの指示通り”聖術”を主人公にかけたあと、主人公が殴りに行けばOKでした。
第1章 魔物退治
町へと向かう途中、3人の冒険者(主人公の以前からの知り合い)と遭遇して行動を共にすることになります(ゴブリン退治の依頼に、主人公たちもちょうどいいと参加させてもらう)。主人公いわくティアはギャル系、クリスは無口系、メイルルは主人公の師匠の剣使いとのことです。恋愛的には、ティアあたりは主人公に対してそれなりに好意持っているようで、シルフィと親しいのを見て関係を尋ねてきます(主人公は言葉を濁して話題を変える)。
3人の戦闘的な特徴をまとめておくと、ティアが短剣使いの近接ユニット(攻撃を当てると相手が一時的に弱体化)、クリスが貴重な弓使い(飛行系に大ダメージを与えられる)、メイルルは物理攻撃も魔法攻撃もできる上級職な強ユニット(その分成長の余地はあまりない=前に出して経験値稼がせる必要性は薄い)といったところです。このステージの敵は4体で、一番上に配置されてますユニットがボスです。
クリア後、新キャラのフィオ(性能的には回復系ユニット)が登場し、化物の大群が町を襲撃してきたと主人公達に助けを求めてきます。
第2章 帝国軍襲来
ここで敵”使徒”についての説明が入ります。本編で追々詳しく説明されるかと思いますが、”操られているゾンビのようなもの”だと自分は理解しました。
動けるようになったらまずは家を訪問し、報酬を得ます。左側の家ではダガーが、真ん中の家ではファイアの書(メイルルが使えます)が得られました。2ターン目に右下に援軍が登場するので、右側の家はそちらに訪問させると楽です(得られるのはショートボウ)。3ターン目には男がやってきて”回復役が必要だから来てくれ”とシルフィを強引に連れていきまして、これは次のステージに繋がっていきました。
中央上に配置されてますローブ姿のダリスという男がこのステージのボスで、攻撃力・防御力ともにある難敵でした。適当に突っ込ませると死人続出する恐れがあり、特に主人公を突っ込ませるのは危険です(本作は主人公がやられるとゲームオーバー)。
誰に行かせるのがいいのか試行錯誤の末、ルーシェ(右下に出る3人組の1人)にミスリルダガーで攻撃させると1人で勝利できました(他にはメイルルを突っ込ませてもそれなりにいけました)。
撃破後、ボスが自爆しようとしていることに主人公がいち早く気づき、慌てて皆を川へ飛び込ませて危機を回避します。
ステージクリア後、主人公とともに川に飛び込んだことでメイルルに異変が生じ、簡単に言うと発情状態になりまして、主人公と天使との肉体関係にもいち早く気づいてます。ただ主人公はそのあたりの事情はわからず、自分のせいで風邪を引かせてしまったという認識です。
その後様子が見えないシルフィが拉致されたことに気づき、皆で助けに向かうことになります。
第2章外伝 救出
このステージは盗賊と魔物が両方配置されてました。魔物はしばらくは動かないため後回しでよく、まずは左へと逃げていくゲダバを追いかけて倒します。今回はルーシェを突っ込ませまして、無事倒せました(ここは弱キャラの経験値稼ぎより、強キャラを使って確実な撃破を図るのがいいかと思います)。
ゲダバを倒してシルフィを救出したら、あとは他ザコで経験値を稼ぎつつ全滅させればクリアです。救出した時点でクリア条件は満たしているので、面倒だったら撤退してもOKです。撤退は、マップ右下にユニット(主人公以外でもOK)を配置すると”撤退”コマンドが出るのでそれを選べば撤退できます。
ステージ後には、メイルルの体調不良(ムラムラが抑えられなくなる)イベントが発生です。自分が川へと飛び込ませたせいでこうなったということもあり、主人公が看病役を引き受けることになります。
主人公的には既にシルフィと関係しているということで二股をかけるつもりはなく、添い寝だけで済ますつもりでしたが、メイルルが風邪ではなく体質による発情だと気づくと態度変わって誘いに応じ、全裸正常位ハメな和姦エロが見られました。
ステージ間のメニューで”交流”を選ぶと、エロイベントがある場合がありました。ここの場合は、”なかよしフィオちゃん”を選ぶとフィオとのエロイベントが見られます。
このキャラに対しては主人公は素っ気ない態度でした。メイルルとの関係を問い詰めてくるフィオにシラを切り、君は妹みたいな存在だからと言いくるめて追い返そうとします(=誰彼構わず見境なく口説くわけではない)。が、それが逆効果で、妹ならキスくらいはしてもおかしくないとキスされ、抵抗できなくなる催眠術をかけられてエロ展開になりました(女性上位な騎乗位H)。
他には、”楽にクリアしたい方へ”から選択肢を選んでいくと、チート武器3種(チートソードなど 攻撃+15~+18、使用回数制限なし)をもらうことができました。育成ミスで攻略に行き詰まったときなどに使うとよさそうです。
第3章 撤退戦
このステージは敵(帝国軍)の大群に襲われ、6ターン持ちこたえることになります。今回は東にメイルルを1人で行かせ、残りユニットで南に壁を作る作戦で行きました。突っ込まずに待ち受けるようにし、突撃してくる敵のみ倒して耐え切れることができました。
右下には強敵の”フュンフ”(スピアナイト)がいますので、攻め込む場合はご注意ください。なお倒すと”マーベラスキャンディ”(ドーピングアイテム)が得られました。(他に右下端のザコから”聖盾の書”[スキル取得アイテム]が手に入りました)
6ターン経過後、さらなる強敵達が現れ主人公達はピンチに陥ります。メイルルが1人でしんがりを務め、主人公達を逃がしてくれました。
逃げのびた主人公はメイルルの身を案じますが、天使シルフィからメイルルはまだ生きていると言われて安心します。
第4章 風変わりな海賊団
このステージは、船上で海賊と戦うことになります。自分たちと手合わせして勝てたら船に乗せてやるという海賊達の提案に乗ったという状況です。
まずは突っ込んでくる敵を迎撃ですが、経験値を稼ごうとすると少々手強かったです。弓ユニットがやられてしまうと苦しくなるため、死なせないように多少強キャラを使いつつ注意して戦いました。
このステージの勝利条件はクゼクック(右上にいる)の撃破です。ルーシェを単騎で突っ込ませて撃破できました。
第4章をクリアしたところで体験版は終了です。なおセーブデータは製品版に引き継げるとのことです。
エロシーンまとめ
シーン回想はタイトルから行けまして、体験版では7つ(視点違い3つ含む)見られました。
1.主人公×天使シルフィ(和姦)ゲーム冒頭で自動発生 [シルフィ視点あり]
2.他男×天使シルフィ(輪姦寝取られ) 第二章外伝で救出に失敗した場合
3.主人公×メイルル(女側から誘う和姦)第一章クリア後に自動発生 [メイルル視点あり]
4.フィオ×主人公(素っ気ない主人公に対し、女が求めてくる女性上位な和姦 騎乗位) 第二章クリア後にメニューから見られる [フィオ視点あり]
感想まとめ
なかなか珍しい男主人公ハーレム系SRPGですが、うまくまとまった話になってまして面白くプレイできました。キャラ的には、主人公の第一印象は軽い男という感じでしたが、読み進めていくとシルフィのことを大事にして他女の誘いを断る場面も出てきまして、トータルで見ると良識・正義感ある常識人という印象でした。
難易度はほどよく調整されており、一番簡単な難易度の”サクサク”でプレイしましたが簡単すぎずそれなりに難しかったです。ステージの広さはいずれも1画面程度と狭めで、比較的短時間で攻略できて移動も楽でありがたかったです。
エロは和姦が中心で、主人公とヒロインのイチャイチャほのぼの感がテキスト・絵の両面でうまく表現されてました。他に敵に捕まっての寝取られ系もあり、こちらは一転して陵辱でした。シーン回収については、ステージを進めていけば勝手に回想が埋まっていきまして、回収が楽でありがたかったです。

えっち大好き勇者さま [10 past]