ローグ系エロRPG「エリスの不思議の物語」(タイプルージュ)製品版感想

エリスの不思議の物語
エリスの不思議の物語 [タイプルージュ]
11/24発売の新作で、本の世界に入ってしまった女主人公がダンジョン探索していくローグ系作品です。やり応えあって面白そうでしたので購入してみました。

DLSite販売ページ 1,430円、130ポイント還元

体験版感想はこちら
ローグ系エロRPG「エリスの不思議の物語」(タイプルージュ)体験版感想
エリスは古本屋で赤銅色の本を見つけた。本の中には自身と同じ名前を持つ主人公が世界を救うために、旅をするという内容だった。
家に持ち帰り、その本を読んでいたエリスはいつの間にか気を失い、気が付くと本の中の世界に入ってしまっていた。
ヤマという名の猫が言うには、元の世界に戻るためには、世界を救う必要があるらしい。
本の中の世界を救うため、また、元の世界に戻るために、エリスはダンジョンに潜るが・・・。

20F以降はきつい戦い


体験版と同様に進めていき、21Fへ降りるとBGMが変わって緊迫感ある雰囲気になりました。このあたりから新たにスカルトという敵が登場し、HP上限を下げてきます(この場面はナイチンゲールが横沸きして無理だったので、杖で対処しました)。

他には中級の淫魔もこのあたりから登場し、距離が離れていてもこちらのSPをガンガン上げてきます。ただこのあたりは、この先と比べるとそこまできつくはなかったです。


23Fから、火力・体力共に高いドラゴンや、眠りや混乱をやってくる上級魔道士、動きの速い一級の死神が登場し、一気に厳しくなりました。ドラゴンは通常攻撃だけでなく炎も吐いてきまして、遠距離で撃ち合うのと、近接して殴り合うのはどちらがいいかは微妙でした(敵の攻撃は、近接の方が痛い)。ドラゴンキラー的な武器が欲しいところですが、そういった特効武器はやった限りでは出てこず。”一級の死神”は常に倍速で、こちらもドラゴン同様やっかいでした。杖を使ってしまうのもありです。(なお画像の場面は、この状況自体はアイテムで脱出できたものの、その後爆発罠を踏んでしまい死亡でした)

そんなわけで23Fから先のフロアで全部の敵を倒していくのはかなりリスクが高く、杖などのアイテムを駆使してしのぎ、さっさと階段を目指した方がいいように感じました。あとは罠に引っかかると致命傷になりかねないので、罠消しのスクロールか感知のポーションを使ってから移動開始すると安全です。

いよいよボス戦

具体的なフロア数は控えますが、ドラゴンフロアを抜けるといよいよボス戦です。ここまでのフロア探索とは違ったアイテムが必要になり、初見で一発クリアするのは厳しいものがありました。


戦闘前にイベント会話があり、1vs1でもきつい相手が5体も並んでいる上(なおこの通りの敵がそのまま出るわけではなく、最初に召喚される敵はランダムのようです)、”負けイベントではない”というなんとも恐ろしい表示が出ます。


初回は当然ながら何の準備もできておらず、厳しい展開になりました。ひとまず身代わりの杖を使用したあと、感知のポーションで罠による事故を回避し、その後近接してきた敵を倒して少し数を減らせたものの、ボスであるリッチがまた新たな敵を召喚して、以降はどんどん増えていく一方でした。リッチをなんとかして狙いたいですが、ザコ敵が壁になって、なかなか攻撃を当てられる状況にならず(なおオーロラドラゴンは最初からいたわけではなく、身代わり敵を倒してのレベルアップです)。その後もなんとか頑張りましたが、回復手段が尽きて打つ手がなくなり力負けでした。


リッチにはおそらくなにをやっても1ダメージしかいかないものの、HPは5程度と多くはありません。この戦いであると便利なのは”雷のスクロール”(部屋の敵全てにダメージを与えられる)で、これを5枚程度用意してボス戦に臨めるとだいぶ楽に戦えました。スペースを取るので道中は保存の袋に入れておき、ボスフロア前でアイテム整理をして開封すると効率いいです。

他には身代わりの杖で時間を稼ぐのも有効(狙うのはドラゴンなどタフな敵)で、あとはテレポートスクロールもピンチになったときに役立ちそうです(もちろん状況がもっと悪くなる可能性はありますが)。あとは矢系もあると便利で、生命の袋もあると安全度が増します。

村へ戻り、次は下巻

リッチに5発ほど当てると勝利で、ドロップした本を読むと話が進み、次第に意識が遠のき、モンスターに陵辱される一枚絵なエロシーンが入ります。先ほどまで高ランクモンスターと戦っていただけに若干違和感はあったものの、CGのクオリティは高かったです。


残りの下巻を手にいれれば世界が救われると言われ、


外に出ると騒ぎになっており、次の入り口は教会でした。

下巻は1Fからきつい戦いに


下巻もやることはおおむね一緒ですが、上巻と比べると1Fからいきなりいろいろなモンスターが出てきます。LV1では勝つのが厳しいモンスターも混ざっており、入っていきなり瀕死になることもしばしばありました。ただ強い敵が多い分、レベルは比較的上げやすかったです。

アイテム的には、このダンジョンでは、ポーションまでもが未鑑定でドロップしました。回復ポーションが出たときに備えて、HP満タン状態で飲むのがいいのではないかと思います。なおバッド系ポーションがいくつか新たに増えていたので(HP1になるものもあります)、安全な状況で飲むのが無難です。


他にも、上巻では見かけなかったアイテムがいくつか出てきました(ただ上巻はそこまで沢山はやっていないので、たまたま出なかっただけの可能性はあり)。


2Fで早くもヤギが登場し、ひとまずはヤギを最後に残すようにして進みましたが、クリアを目指すなら、どこかでヤギを活用してのレベル上げ(ヤギから倒してモンスターをレベルアップさせる)をやらないと厳しいように感じました。

なおケトシー3段階目の洞窟ケトシーは恐ろしい強さだったので注意です(最初は知らずにやってしまい、100ダメージ以上食らって即死 なおこの敵はダンジョン最終盤で出てくる敵でした)。慣れないうちは、ケトシー系がいたらヤギ稼ぎはやめておくのが無難です。


意外とそこそこ行けそうと思ったところで、大爆発の罠で一気に劣勢になって詰んでしまい、相変わらず罠がきついです。1F2Fをしのいで、ある程度レベルが上がれば少しだけ楽になりますが、今度は換えの服がなかなか出ず。この後、3Fにもたどり着けないことがしばらく続きました。


進んでいくと上巻では見なかった、”彷徨う死体”という敵が4Fで登場し、この死体系は1ダメージしか与えられず(その分敵体力は少なめ)。攻撃が結構痛いので、距離を詰められての殴り合いになってしまうときついです。


その後なんとか10Fまで行けましたが、ハーピィレディとナイチンゲール(周りのモンスターを回復させる)の組み合わせが出てやられてしまいました。ナイチンゲールはどの階でもふらっと突如現れるようで、組み合わせによっては非常にやっかいでした(通路などでナイチンゲールを先に攻撃できない状況だと特に厳しい)。(その後挑戦を続け、少しずつ戦い方や育て方が掴めていきました)

下巻をクリアできた進行例紹介 1F~10F


Ver1.4.0で少しだけ易化修正が入り、10Fごとに必ずショップで保存の袋が売られるようになりました。これをオンにするかは選択制で、利用したい場合は村の左上にある石碑を調べます。

以降は下巻をクリアできた進行の一例をまとめていきます。まずは1FをLV5、2FをLV7、3FをLV8、4FをLV9で、特に大きなトラブルはなく通過しました(各階、テレポートが出た後もしばらく居残って経験値稼ぎ)。


あなぐらケトシーとヤギを使ってのレベル上げは、リスクもありますが成功すると一気に経験値を稼げました。洞窟ケトシーは半端ない攻撃力を誇るものの(この階の場合、1発食らうと即死確実)、衝撃の杖や雷のスクロールなどでワンパンできます(入る経験値は1000 LV10で倒した場合、一気にLV14に) 。階が進むとこの組み合わせでは出なくなるので、やるなら5Fあたりがいいように思います。雷のスクロールはラストバトルで有用な貴重品なので、できれば衝撃を使いたいところです。

6FをLV15、7FをLV15、8FをLV16(ここからハーピィレディが出現)で通過し、ここで運よく幸運(ターン経過で経験値が入る)下着が手に入りました(装備すると残り経験値がみるみる減っていくので、識別せずともすぐわかる)。入る経験値は、1ターン(その場足踏みでも増える)につき1で固定のようでした(レベルが上がっても変化なし)。なので必要経験値量が大きくなる後半につれて装備する意味が薄れていくように思います。


石碑で救済をオンにしたということで、10Fで保存の袋を置いているショップが出現です。未識別品を価格で見分けられないかデータを取ってみましたが、袋に関しては価格がほとんど一緒で(固い袋が違うのみ)、値段で見分けるのは難しかったです(ベース価格が2000で、容量+1につき価格+200な模様)。10Fごとの店の場合、店に置かれている袋が1種類だけだと容易に判別できて楽です。このあと保存の袋には、雷のスクロールをひたすら入れていきました。

マップが埋まった後の探索については、歩き回るより、テレポート連発の方が安全かもしれません。罠を踏むリスクが減るほか(テレポートで罠に直接飛んだ場合、罠は発動しない 階段を降りたときも同様)、満腹度やフロア浸食度的にもメリットがありました。ただメニューからひたすら選び続けるのが結構な手間なのがネックです。

あとはこのあたりの階、敵をワンパンできる状況なら、下着や全裸でもそこまで問題にはならないように感じました。中盤以降に備えて服を温存しておくのもありです。なお服なしで下着だけを着ると下着がどんどん傷んでいくので、いい下着な場合はやらないよう注意です。

下巻をクリアできた進行例紹介 11F~20F


11Fからステアが登場し、スーパーステアの下位種で、同じように催眠術を使ってきます(これのみ画像は別プレイ時のもの)。LV19で(攻撃が当たりさえすれば)ワンパンできました。


12F、レイピアが出たのでマインゴーシュと入れかえ、以降攻スクロールで強化していきました(結局ここでこのレイピアが出たのが、後半で物を言いました)。

続いて幸運下着2つ目を入手し、この時点の手持ち服は魔女服・制服・メイド服・エリスの服といい具合に服が出ています。下着は幸運が2つと自衛(アイテムを盗まれなくなる)で、鳥が見えた時だけ自衛に切り替えました。


魔女服は敵の位置がわかるようになる特殊効果がついている代わりに、装備すると呪われてしまいます。解呪のスクロールが余ったので、呪いを解いたときの挙動(一度解除すれば呪われなくなるのかどうか)について検証してみたところ、装備する(呪われる)→解呪のスクロールで呪い解除(ドクロマークが消え、装備を外せるようになる)→装備を外し、再度装備したところまた呪われました。なのでこまめな付け外しはできない仕様です。この魔女服はゲーム終盤まで温存しました。


13Fから何か(透明な敵)が登場です。他に鈍足ポーションを投げてくるハンドレイクや、いろいろな技を使ってくる中級魔術師もやっかいでした。


14Fで生命の袋を入手し、残り回数は3でした。(ゲーム終盤で使う予定で温存していきましたが、結局エリクサー症候群で使わずじまいでした)


15F~17Fは特にピンチはなく進み、18Fからスーパーステアが登場し、緊張感が増しました(画像は千里眼が出たのでとりあえず使ったところ)。アイテム的には、このあたりで識別系が余りだしました。


20Fからサキュバス3が登場したほか、他にレオナールも登場し、SPをどう低く維持するかが問題になりました。満腹度との兼ね合いもありますが、上がってしまった場合はなるべく下げてから次の階に進みたいところです。


このあたりで一番怖いのは大根状のカンドレイクという敵で、たまに眠りポーションを投げてきます(この画像は別プレイ時のもの)。単体なら敵がエロ攻撃を運よくやってくれたりして生き残れる可能性もありますが、他の敵と合わせて↑のように鉢合わせしてしまうとそのまま行動できずに死亡する可能性が高く危険な敵でした。(なおこの眠り攻撃は、一級魔術師[赤ローブの敵]もたまにやってきました)

下巻をクリアできた進行例紹介 21F~


21F、スーパーステアと部屋出口で鉢合わせしてしまい、どのアイテムを使われても厳しい状態だったので焦りましたが、普通に攻撃してくれて助かりました。こういった先が見えない箇所では矢を撃って安全を確かめたいところです。

22F、生命の袋2つめを入手し、さらに拡張スクロールが出たので生命の袋の回数を伸ばしました。生命の袋は、HP全回復だけでなくSPも0にできるのが大きいです。


上巻と同じように23Fからドラゴンや一級の死神や一級魔術師、他にもオークポーンやトカゲ騎士も登場し、殴り合いが一気にきつくなりました。ただその後24F~25Fあたりは敵に変化は特になく、レベルが上がっていくにつれて多少楽になりました。なお武器は心眼(+0)が今さらながら出たのでそちらに切り替えたものの、火力がだいぶ下がったので、レイピア+4に戻しました。


26Fあたりからアイテムを盗んで逃げる鳥系の3段階目、トリーガルが登場です(体力が多く、ワンパンは困難)。部屋で出会ったときは比較的対処しやすいですが、通路で出くわした場合いきなり盗まれることになりやっかいです。”幸福の”下着が壊れてきたので、このあたりから”自衛の”(アイテムを盗まれなくなる)下着を着ける時間を増やしました。


27Fからスカルガやハーピィクイーンやハイパーステアといった各種3段階目が一気に登場です。ダメージはそこまで痛くはないものの、どれもかなりの固さで、1vs1でも倒しきるのは大変でした(杖系を多少使いながら進めました)。


相変わらずやっかいなのは、強敵とナイチンゲールが組み合わさった場合で、この時は服が破けかけだったのが幸いし、ドラゴンがエロ攻撃してくれて助かりました。


28Fからは洞窟ケトシーが登場です。この敵は防御が異常に高く、LV40程度で殴っても0ダメージでした(=ただの殴りではいくらやっても倒せない)。この回は衝撃の杖がいまだに出なかったので、ここはやむなく変化の杖でしのぎました。

他にはドラゴン3段階目のオーロラドラゴンも登場し、ドラゴンよりさらにタフになっていました。このあたりで魔女服にチェンジし、戦闘をなるべく避けて階段に急ぎました(千里眼スクロールが出ると楽)。

いよいよラストバトル

作者様が全体のフロアの数をしばらくの間秘密にされたいようなので、何階がボス階かは伏せますが、オーロラドラゴン地帯を抜けるとリッチの時と同様にイベント会話後ラストバトルです。ラスボスのサタンは分身を出してきて、当然周りのザコも1ランク強くなっているので、上巻ボスのリッチ戦より数段きつく、何の準備もせずに突っ込むと勝ち目は薄かったです。

リッチの時と同様、雷のスクロールが有用で、枚数があればあるほど楽になりました。(持っている枚数があまり多くない場合)開幕後に連続で使うより、分身の数が増えてしまったところで使った方がより効果的です(分身は1発当てればそれで消える)。

あとは数ターン自分が倍速になれる高速ポーションもあると便利ですが、滅多に出ず。終盤の階で未識別のポーションが出たら、識別のスクロールを使ってもいいかもしれません(特にまだ”瀕死のポーション”が出ていない場合)。高速ポーションは1回の冒険中に1つ出ればいい方で、飲んで判別してしまうとそこからボスまでにもう一度出る確率は低かったです。出現頻度の低いポーションは、高速(一定ターン倍速)・英雄(一定ターン無敵)・忘却(そのフロアのマップ情報を忘れる)・瀕死などがありました。

他には攻撃用の矢や衝撃の杖、危機回避用の身代わりの杖・テレポートの杖・テレポートスクロールもあると楽になります。基本動かずに戦うことになるので、感知ポーションはなくてもなんとかなりました。

このプレイの場合、雷のスクロール8枚、生命の袋[6]など、英雄ポーション*2、金縛りの杖[5]などで探索を終え、ボス階に突入することができました。身代わりの杖や高速ポーションも欲しかったですが、残念ながら今回の冒険では出ずじまいでした。服は魔女服である意味はないですが、替えの服がないのでそのままにしました(下着も鳥系が出たら嫌なのでそのまま)。


自分の周り数マスに嫌なザコ敵はおらず、ケトシー多めの好条件で戦闘開始です。遠隔攻撃をやってくるオーロラドラゴンや、SPが上がって厄介なサキュバス系も見当たらず。

・戦闘の経過
1ターン目 数マス右横にいたサタン本体に鉄の矢で攻撃 35ダメージ
2ターン目 こちらに寄ってきたサタン本体に殴り攻撃 クリティカルで88ダメージ(サタンはワープし、分身出現)


3ターン目 サタン分身が大量に出たので雷のスクロール1枚目(本体に約30ダメージ 以下も同様)
4ターン目 当てられる敵がいないので感知ポーションを使用し、罠を踏まないようにした
5ターン目 雷のスクロール2枚目
6ターン目 分身が増えずやれることがなかったので、左5マス程度横にいたミノを鉄の矢で攻撃
7ターン目 雷のスクロール3枚目 ザコ・分身がいなくなり、本体のみに
8ターン目 当てられる敵がいないので、今後の状況変化に備えて英雄ポーションを使用
9ターン目 雷のスクロール4枚目 分身がいなくなり、ザコも沸かず、本体のみに
10ターン目 2マス上にいたサタンを殴るべく1歩上へ移動(が、サタンはワープしてしまった)
11ターン目 雷のスクロール5枚目 本体が死んで戦闘終了(本体の推定HPは270)

リッチ戦同様、雷のスクロールが効果絶大でした。準備していた生命の袋は結局使わず、2ターン目にクリティカルを当てられたのが大きかったです。

倒した後はリッチの時と同様に本を拾い、エロ展開があったあと、一件落着なエンディングです。作者様の挨拶が終わったあとは、”はい”を選択して続行し、村の掲示板でクリアスコア(時間と淫乱値)を見られます。

・その後もプレイを続けてわかったこと
ボスフロアで希望の袋[1](本来ならモンスターハウスが出る)を使うとどうなる? → “何も起こらなかった”と出て何も起こらない
サタンに変化の杖を撃つとどうなる? → 分身は別の物に変わるが、本体に撃った場合何も起こらない(=わざわざ撃つ意味がない)
増殖のスクロールで袋系は増やせるのか?できるとしたら中身はどうなるのか? → あわよくば中身ごと増やせないかとやってみましたが、中身が空っぽな袋だけが増えました

下巻で新たに登場したアイテム

下巻ではバッド系のアイテムが色々と増えていました(ただうまく活用すればプラスにもなる)。(たまたま上巻で手に入らなかっただけのものが混じっている可能性あり)

[ポーション]
高速ポーション → 一定ターン倍速化
瀕死のポーション → 危険!飲むと死にかけます!(飲むとHPが1になる)
忘却のポーション → そのフロアのマップ情報を忘れる

[スクロール]
罠増やしのスクロール → フロア内の罠が増えてしまう
縮小のスクロール → 袋の容量が減る(”どれを”表示あり)
増殖のスクロール → 対象のアイテムを倍増させることができる(”どれを”表示あり)

[杖]
強化の杖 → (効果未確認)
テレポートの杖 → 敵をフロア内の別の場所にテレポートさせる
変化の杖 → モンスターを別のモンスターに変化させる
金縛りの杖 → 相手を金縛り状態にする 金縛りはターン経過で解けない模様(ただし殴ると一発で解除される)

[袋]
希望の袋 → 希望が入っている袋(鑑定前回数表示なし) “出す”とランダムでアイテムが出現したあと、残り1で”出す”とモンスターハウスが出てしまう(4回中4回とも同じように発生) ただしボスフロアでは何も起こらない
忘却の袋 → 入れたアイテムに関する知見を失う袋

主なアイテムの店売り価格

(オススメは並んでいたら買った方が良いと思うものにつけました)
・ポーションの店販売価格
感知のポーション:100
大回復ポーション:200 オススメ
力のポーション:1000 オススメ
解毒ポーション:1000
鎮静ポーション:1000
透明ポーション:1000
生命のポーション:2000
英雄ポーション:2000 オススメ
高速ポーション:2000 オススメ

・スクロールの店販売価格
識別のスクロール:500
テレポートスクロール:600
解呪のスクロール:600
千里眼のスクロール:600
修繕のスクロール:600 オススメ
雷のスクロール:1000 オススメ
睡眠スクロール:1000
混乱のスクロール:1000
攻のスクロール:1600 オススメ
守のスクロール:1600
拡大のスクロール:2000
縮小のスクロール:2000
罠増やしのスクロール:2000
増殖のスクロール:3000 オススメ

・袋の店販売価格
変化の袋[容量3]:2600 中身が入っていても値段は変わらず
変化の袋[容量5]:3000
固い袋[容量6]:2560
保存の袋[容量6]:3200
ただの袋[容量4]:2800
(数字の並びを見る限りでは、基本値はほとんどが2000で、容量+1につき200増加のようです 固い袋以外の袋を価格で見分けるのは困難そうでした)

・服の店販売価格
メイド服+2:2160
強化服+2:4320
サンタ服+2:6480
制服:6000
強化服:4000
魔女服:15000
(なお杖や下着は識別品不足で今のところ調べきれず)

感想まとめ

感想の基本的なところは体験版と一緒で、システム的には非常に良くできていて、アイテム・敵などもうまく作られていて遊びがいがある内容でした。装備的には、体験版では識別が追いつかず気づききれなかったですが、いい下着が出るどうかが攻略していく上で重要でした。識別・飽食などが序盤で出ると多少楽になります。

戦闘・探索難易度は非常に高く、下巻に入ったあとなど慣れないうちはなかなか先に進めず苦労しました。印象としては、まず序盤がなかなかきつく(一つの罠で一気にピンチになったりなど)、そこを乗り切って戦力が整ったあとの中盤は事故的なこと(階段降りたら小規模モンハウど真ん中でテレスクなし、大爆発を踏んだ直後に敵と遭遇し回避アイテムがない、服やパンが全然出ない)がない限りそうそう死ぬことはなかったですが、20Fを過ぎたあとの終盤は強敵ぞろいで、杖などを使いながらしのいでいくことになり、厳しい戦いでした。そんな感じで慣れた後でもボス階にたどり着くのは運や展開に恵まれないと難しく、攻略のしがいがあるのは達成感あってよかったですが、個人的にはもう少し難易度を下げて敷居を低くしてもよかったかなと感じました(難易度設定で簡単な方の難易度を追加、アイテムの一部持ち帰り・持ち込み要素、途中にセーブできる階があるイージーモードを設けるなど)。

ボス戦は殴りあって勝とうとすると非常にきつい(増え続ける敵を処理しきれずに詰む可能性大)ものの、十分な数(7~8個)の雷スクロールを用意することができさえすれば(それが大変なわけではありますが)、意外とあっさり勝つことができました。

エロ要素は体験版の他は、上巻ボス勝利エロと下巻ボス勝利エロの各1シーンが見られ、シーン数としては少なめでしたがどちらも力の入った内容になっていました。なお一枚絵シーン以外のダンジョン内エロの回想的な物は今のところなしでした。