
騎士と三人の従者 [サークルRVA]
2023年03月04日の予告新作で、真面目で奥手な性格の男主人公が、女3人とともに迷宮探査をしていくという話です。体験版は迷宮のある村に到着するところから始まり、迷宮の仕組みを理解した後、3キャラそれぞれを進めていき、女の敵キャラが出てくるあたりまでをプレイできました(エロシーンはパンチラやパイズリなどのほか、終わりまでプレイするとエロシーン6つを見られました)。本編は2023年07月中旬発売予定です。
領主の息子で誠実な性格の騎士ゲオルグ。
彼は迷宮が出現した村に、三人の従者を引き連れやってきた。
だが村の迷宮は男女1名ずつしか進めなかった。
従者とふたりきりの探索を決意したゲオルグに、
エッチなイベントの数々が容赦なく襲いかかる!!
村に到着し、さっそく迷宮へ突入
王国に多数の迷宮が出現し、王様は冒険者を募って制圧することにした、という世界が本作の舞台です。
3年たっても制圧はできず、数ある迷宮のうちの一つ、ジルバ村にある迷宮を主人公達が訪れます。重装鎧を装備している男ゲオルグが本作の主人公で、既に女3人(女騎士エミリア、踊り子マヤ、司祭のグラジナ)が仲間になっています。従者の無礼な物言いをたしなめるなど、常識ある男でした。
迷宮は畑の真ん中にあり、村人達はとても困っていました。さくっと片付けちゃおう、と女達は軽いノリでさっそく迷宮に向かってしまい、ゲオルグは呆れた様子であとを追います。村長いわく、他の迷宮とは違うとのことなものの、ゲオルグたちはこの説明に耳を傾けることなく迷宮に突入してしまいます。
買い物などの要素はこの時点ではまだなく、メニューは迷宮に入るとセーブのみです。ただ村に何もないわけではなく、宿屋や店など各種施設は、話を進めていくと入れるようになります。
迷宮内は、”探索する”を選ぶことで探索度を上げる(前に進む)形式です。
進んでいくと敵と戦闘になり、オーソドックスなコマンドバトルでした。この箇所は4人で戦えます。
探索度15で、暗い通路を進むイベントが起こり、グラジナのパンツが丸見えになってしまいます。ゲオルグが女慣れしていない、というのはこの後も繰り返し出てきまして、本作のメイン要素でした。
探索度20で、3つの扉を発見し、さっそく奥に進もうとするものの、何度やってもヒロイン2人目以降が進めません。あれこれ試した末、この扉が男女各1人しか通れないことに気付きました。会話が終わったところで村へと自動で戻り、村長が言いたかったのはこの扉のことでした。
作戦会議後、村の施設を見て回る
主人公達は迷宮探索が長期戦になることを覚悟し、ひとまず宿屋へ向かいます。大部屋に泊まろうとする従者達だったものの、ゲオルグはきっぱりと拒否しまして、相変わらずお堅い感じです。
ここでゲオルグの正体が明かされ、領主の息子でした(状況をまとめると、あんな辺鄙な村の迷宮なんて放置でいいという父の方針に背き、勝手に従者を連れて村にやって来た)。女1人しか連れていけないということで、エミリア(このキャラのみが正式な従者で、他2人は成り行きで着いてきた)だけを残して他2人はここで帰ってもらおうとしますが、帰りたくない2人はその先で必要になるかもと力説し、ゲオルグも納得します。2人も従者とすることで話がまとまったところで、踊り子が色仕掛けをしようとするものの、ゲオルグは恥ずかしがって逃げてしまいました。
次は街の施設を見て回ります。まずは酒場で、ここでは他のお客さんから情報を得られました。領主(ゲオルグの父)がこの迷宮をこれまで放置してきたことに立腹していて、息子としては複雑なところです(ゲオルグの正体については、村人達は知らない)。
話を聞くと、メニューに武器屋が出現しました。武器の需要がなさ過ぎて生活道具を作っていて、武器が欲しいという主人公に、慌てて作ってくれることになります。ただ人手不足で、アルバイトが欲しい状況です。なおここで買い物するには、金の他に、素材も必要でした(どちらも終始不足気味で、他作品と比べると本作の買い物の敷居は高めでした)。
次は薬屋で、一見熟練っぽい出で立ちなものの、実はなりたてで、ここでも調合のできる人手を欲していました。こちらは(蜂蜜ジュース以外は)素材は不要です。一通り回り終えると夕方になっており、宿屋に戻ると話が進みます。
エミリア曰く、持ち金が尽きたとのことで、迷宮に行かない暇なキャラはアルバイトをすることになりました。
エミリアと共に迷宮探索
ここまでがプロローグといったところで、ここから本格的に探索開始です。踏破に必要な探索進度は、一気に増えて80でした(なお敵の出現頻度は、進度5に1回程度)。なお迷宮に入ったところで、エミリアが屋敷に連れてこられた時の回想が入ります。
時々イベントが入り、少し道を間違えただけでいちいち謝罪する、ゲオルグの生真面目さが描写されます。
25で吊り橋に出て、2人とも落下し、上に乗っかる格好になったゲオルグはうっかり胸を揉んでしまいます。
一刻も早く迷宮を攻略しようと焦るゲオルグですが、エミリアによるとこうなったのはごく最近のことで、昔はボヤボヤしていたのに急に変わりすぎ、気負って肩に力が入りすぎと諭します。
なんとか地上に戻ることができた主人公達は、仲間の様子を見に行きます。酒場では踊り子マヤがアルバイトを頑張っていまして、珍しい踊りに村人達は大興奮です。踊っていたマヤは、ゲオルグが来たことに気付くとサービスしてくれました。
クエスト要素もあり
翌日、酒場に行くと、村の人たちがクエストを出してくれていました。受注数に制限はないようだったので、2つとも受けて迷宮に突入しました。
まず迷子の猫はスライムに襲われていました。撃退して無事救助です。
一方武器屋が探している緑岩石は、探索度20の別ダンジョンを進んでいくと手に入りました(ボス戦はなし)。
メインダンジョンに戻り(この場合、探索度は減ってません)、探索度40でいったん行き止まりになります。ここから先に進むには、他2人が担当するダンジョンを攻略する必要がありました。
クエストの完了報告・報酬受け取りは自動ではされず、酒場に行ってプレイヤーが手動でやる必要がありました(依頼人に直接行っても会話はなし)。
ところでダンジョン内ではたまに、レア宝箱が手に入ることがありました。ここでは白よりも少し性能がいい”体力のダガー”が手に入りました。単にテキストのみで手に入るより、達成感があっていい演出です。
マヤのフロアを攻略
次はマヤ担当のフロアを探索していきます。迷宮に入ったところで回想が入り、しつこいナンパを、ゲオルグが穏便に追い払ったのが仲間になったきっかけでした。
マヤは2人きりになったのをいいことに、危険なダンジョン内にも関わらずおっぱいを見せて誘惑してきました。戦闘的には、マヤはバッファーなので、騎士のエミリアと比べると攻撃力は低く、ゲオルグメインで戦うことになりました。
40で封印扉で行き止まりです。村への帰り道、真面目に話すマヤの乳首が見えていることをゲオルグはなかなか言い出せず。
村に戻り、エミリアのバイトを様子を見に武器屋へ行き、問題なく働けていました。エミリアの能力の高さを改めて知ったゲオルグは、複雑な心境です。
グラジナのフロアを攻略
これで残りはグラジナのフロアのみです。ここもまずは回想が入りまして、盗賊団に追われて困っていたグラジナを、ゲオルグたちが助けたことで仲間に加わりました。
橋で突風パンチラがあり、司祭服の豪華なスカートと好相性です。
グラジナは、祖先がワイバーンを討伐したことで知られる、ゲオルグの家に興味があるようでした。
ここも30で封印解除クリスタル、40で封印扉です。これで3箇所とも40まで制圧できました。
少しずつ敵が手強くなる
一方ゲオルグの実家では、ゲオルグがなかなか戻ってこないと騒ぎになっています(ただ行方不明扱いではなく、村に向かったことは認識されている)。父であるクリストフ伯に、怪しい女が話しかけ、父はなにやらよくない計画に加担しているようでしたが、詳細は体験版では明らかにならず。
再びエミリアの迷宮で、探索は0スタートです。なお迷宮に入ったところでパンツ丸見えイベントがありました。
進んでいくと現れるワームは攻撃力が高く、なかなか難敵です。イベントで戦ったあとも、通常敵として出てきました。
回復でMPを使ってしまい、今回は慎重を期し、ここでいったん撤退しました(もし進んだとして、イベント戦闘に勝てたかは微妙)。撤退して村に戻ると、また探索進度0から探索しないといけないので、撤退の判断は悩むところです(ただし一度見たイベントはもう出ないので、時間はそれほどかかりません)。
謎の新キャラ登場
進んでいくと探索度60でイベントがあり、ここまでちらちらと姿を見せていた怪しい女が襲われていて、助けに入ります。
敵の攻撃力は高いものの、HPは60程度で、なんとか倒すことができました。サビーヌという怪しい女は、主人公を襲うつもりだったようです。捕まえて詳しい話を聞きたいところでしたが、エミリアと体が触れたことに動揺している間に逃げられてしまいました。
こんなことでは先々困ると危惧したエミリアは、ここで本格的に迫ってきて、パイズリしてきます。気持ちよさに耐えきれず、勢いよく射精です。
進んだ先にはクリスタルがあり、これで他2つも先に進めるようになりました。
村に戻って報告し、迷宮の奥から来たのではと仲間が推理してくれたあと、エミリアが迷宮内でパイズリをしたことを知って焦る、というところで体験版は終了です。
残りのエロシーンまとめ
終わりに本編のエッチシーンを6つ見られました(本番3つ、他3つ)。まずエミリアのは、Hするまで抜け出せない部屋に閉じ込められ、エミリアが押し倒してきまして、騎乗位エロです。覚悟が決まらないゲオルグに、強引に挿入してきます。
マヤは3つで、”おっぱい揉んどく?”は、落ち込むゲオルグに無理矢理胸を揉ませます。
“暗闇の中のレバー”は、ダークゾーン探索中にレバーと勘違いしたフリをして手コキです。
“マヤと初めてのエッチ”は、珍しくゲオルグが積極的で、どうやらなにかに取り憑かれて凶暴化したようです。立ちバックでハメている途中に少し我に返るゲオルグでしたが、言い出せずにそのまま続行します(完全に正気に戻るのは事後)。
グラジナは2つで、”小さな口で……。”は、瘴気にやられたグラジナが精気を求めてきて手コキフェラでした。
グラジナと初エッチは、またも瘴気にやられたグラジナが本番を求めてきます。
感想まとめ
キャラもストーリーもかなりこだわって作られていまして、読み応えのある本格派作品という印象でした。生真面目で奥手な主人公がいい味出ていて、従者3人もそれぞれ個性的でよかったです。
ゲームバランスは少々難しめで、一度の撤退もなしに一気に進めていくのは少しきつい印象でした(自分はワームあたりでピンチになっていったん撤退しましたが、撤退してしまうとまた探索進度0からやり直しになるので、できれば避けたいところ)。なお話的には主人公が攻略を急いでいますが、システム的にはいつまでにクリアしないとアウト的な日数制限要素はとりあえず今のところは出てこず、慌てずじっくりやればいい作りです。
エロシーンは女性が積極的で、女慣れしていない主人公と対照的でよかったです。女側も無理矢理強引に来るのはではなく、慎重な主人公の気持ちを尊重しつつのアプローチで、リアリティあっていい展開でした。

騎士と三人の従者 [サークルRVA]
過去作品

アルム冒険者団の迷宮探索記
謎の迷宮が出現するマグナス王国。
迷宮を探索する冒険者団を結成した主人公の戦士クロエは
幼なじみの拳士リースと王女の魔術師シャルに押され、
団員を娼婦にして団の強化費用を稼ぐことになった。