映画撮影SLG「ディレクター」(アリバイ)体験版感想

ディレクター
ディレクター [アリバイ]
5/20発売の新作で、新人映画監督がプロデューサーやスポンサーの機嫌を取りつつ映画作成をしていくというシミュレーションゲームです。体験版では半年分をプレイできました(本編は3年間)。

DLSite販売ページ 756円、70ポイント還元
成人映画製作+経営SLG。
プレイヤーは新人監督として成人映画を作り、事務所を経営します。
事務所を倒産させたら或いスポンサーからの依頼を果たしなかったら、
映画監督としての人生もそこで終わります。
ゲームは1993年4月から1996年3月までの三年間になります。
メインヒロイン4名、ヒロイン以外、女優・娼婦も複数登場します。

プロデューサーには頭が上がらず


冒頭の宇宙人云々は、主人公が撮った映画の話です。この映画をプロデューサーに見てもらっているという状況です。


残念ながら評価は今ひとつで、オナニー程度じゃ誰も満足しない、セックスがないとダメだと叱られます。


女優は監督のことを慕っている模様で、監督のためならセックスシーンでもやれますとアピールしてくれました。選択肢は”やるしかない”が正解です(”映画を諦める”を選ぶと何もなくゲームオーバー)。



撮影シーンは、フレームをタイミング合わせるというミニゲームです。動きはゆっくりで、楽に90%台を出せました。


撮影後、早速プロデューサーの元へと店に行くと、今度はいい評価を得られました。スポンサーの意向を受け、冒険ものを撮るよう指示され、以降はプレイヤーが自由に行動できます。

映画撮影開始


まずは”企画”(画面左側、ビルの3F)をクリックします。最初はスポンサーの意向に従い、冒険ものを撮っておくのがいいかと思います。主役女優と予算を決めると企画が動き出し、あとは週を進めて企画のパーセンテージを上げていけばOKです。




バーには店主の他にもいろいろ女がおり、企画のパーセンテージがボーナス的に上がることもありました。

そんな感じで週を進め、企画100%になると撮影を開始できます。先ほど同様、フレームを3回合わせれば作品完成で、即座に興行収益が出ます。


スポンサーのノルマをクリアすると達成すると、その場で↑のように合格の表示が出ます。ただCを出してもなぜか達成にならない場合もあり、詳しい条件はよくわからず。

ADも仕事に参加



しばらくするとプロデューサーがADを連れてきます。ADは女優のサポート役といったところで、金を使うことで女優のステータスを上げられました。金は基本的に余ったので、どんどん強化していってOKです。


女優は作品を撮るたびに疲労がたまっていきますが、この疲労を取る方法はわからずじまいでした(休憩コマンドを続けてやってみたものの、疲労のまま変化なし)。女優は新規に雇うことができるので、もしかすると使い捨てなのかもしれません。手持ちの女優の数については、体験版は1人でも乗り切れましたが、女優によって得意ジャンルが違うというのもあるので、本編では複数雇って臨機応変に使っていくのがよさそうです。


資金繰りはかなり楽で、適当に撮っても大黒字になり、楽に次回作の資金を確保できました。そんな感じで進めていき、9月が終わったところで体験版は終了です。

感想まとめ

テキストは多少あっさり目でしたが、映画業界という設定は珍しくてよく、プロデューサーや女優との関係性もうまく表現されていて面白くプレイできました。

システム的には、やることは企画とフレームあわせだけと、簡略シンプルになってます。細かいところで多少よくわからない点もありましたが、ゲームの大筋に関してはすんなり理解できました。

エロシーンは冒頭のオナニーのほか、バーでいくつかパターンがありました。いずれもCG+描写テキスト一行という作りで、細かなテキスト描写はなかったです。

ディレクター
ディレクター [アリバイ]

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