
Attack it! Devil legion [艾希絲與愉快的夥伴]
5/31発売の新作で、力を失った魔王様がシモベを使って魔王城を目指して進軍していくという召喚・ディフェンス系作品です。面白いゲームシステムで、話もコミカルにうまく書かれていたので購入してみました。
DLSite販売ページ 2,160円、200ポイント還元
体験版感想はこちら
「Attack it! Devil legion」(艾希絲與愉快的夥伴)体験版感想
人類と魔族の平和条約が制定されて60周年を迎えた時、
新魔王は平和を終焉させる為の新しいミッションを受ける。
魔族をまた偉大にするべく彼らを従え世界の制服へ挑む。
しかし時代は移り変わりもはや権力だけが世界を征服する道具にはならない。
度重なる挑戦が彼らを待ち受ける・・・全力を尽くせ!魔王!軍を率いてまた世界を征服するのだ!
ステージ3 アーチャーギルド
セーブデータは体験版のものを引き継いで利用可能です。”C:\Users\[ユーザー名]\AppData\LocalLow\DefaultCompany\AttackItDevilLegionDemo”にあるSaveData.savを、AttackItDevilLegionにコピーすればOKです。
2-5をクリアすると娼館にハーピー・サキュバスが追加されました。ここから先、これらの浮遊ユニットが活躍する面が多いので、1体はレベル上げておきたいです(どちらか1体ということでいうと、サキュバスの方が自分は使えました)。
次の目的地はアーチャーギルドで、向かっていると敵の放った矢が当たりそうになります。ここはステージ2と違い、しっかり敵対的でした。
3-1は、さっそく弓兵多めです。足場をガンガン壊していき、コインは1000近くも得られました。
ここまでは比較的スムーズに来れましたが、次の3-3が難関でした。開始時は一見簡単そうに見えるものの、時間経過?でどんどん敵ユニットが追加されていきます(弓→魔術師→ペコペコ騎士)。特に最後に降ってくるペコペコが難敵で、スピア(範囲槍攻撃)でかき回されて前線崩壊しがちでした。
結構な回数やり直してようやくクリアでき、かなり手強いステージでした。サキュバス・ハーピーの数と強さがカギになりそうです。
3-4は一転して難なくクリアできました。クリア表示後にあとから追加で降ってきているので、長引かせると面倒になるかもしれません。
3-5は、敵を全滅させると柵が壊れて先に進める、を繰りかえしていき、右端にたどり着けばクリアです(ボスとの戦いはなし)。
ギルドにたどり着くものの、ほこりまみれでした。配下を先に休ませて、魔王様が自ら掃除し、部下思いのいい上司です。
ステージ4 メイジギルド
新たな町にたどり着き、美味しそうなスイーツ露店を見つけて魔王様のテンション高めです。が、部下に急かされて戦闘へと向かわされます。
4-1は浮遊敵多めでした。この先も頻繁に出てくるやっかいな敵で、サキュバスやハーピーのレベルを上げていきたいところです。
4-2は魔術師が出してきます氷の塔がうっとうしかったです。氷の塔は、コウモリが体当たりすることなどで壊せます(シモベはあまり壊してくれない)。
4-3は、バリアつき浮遊魔術師が難敵です。(なかなか思うようにはいきませんが)1体ずつ確実に倒していくのがいいように感じました。
4-5は、敵がかなりタフで時間かかりました。範囲魔法が延々飛び交って画面が重く(自分のPCだと時々応答なしになる場面がありました)、自分がどこにいるかもわからなくなりがちでした。
ここもクリアすることで店・娼館の品揃えがよくなります。スキルはパッシブスキルが多数あり、1つしか装備できないアクティブスキルよりパッシブを優先した方がいいように感じました。
ステージ5 制途高地
山道を進んでいくと連邦の敵と鉢合わせし、戦う羽目になります。
5-1は、2分間耐えきればOKです(画面右側からどんどん追加で現れ、全部倒しきるのは難しい)。
5-3も、時間切れになるまで耐える面です。バリア浮遊魔術師がやっかいでした。得られる報酬はだいぶ多くなり、初めて1万超えです。
5-4は、敵の攻撃が激しいですが、うまくいくと↑のように半端ない量のアイテムが手に入りました。なおしばらくあとに再訪して宝箱狙いでやってみたものの、火力が上がりすぎたせいかなかなかこのようにたくさんは得られず。(うまくいった時の構成は、赤がラミア・サキュバス・ハーピー、緑がドリュアスとラミア、青がドリュアスでした)
5-5は、時間切れになるまで5分間耐える面です。最初のうちは問題なく耐えられましたが、ペコペコが来てからがきつかったです。画面上が敵だらけになる苦しい状況でしたが、ラミアがなんとか耐えきってくれてぎりぎりクリアできました。構成的には回復ユニットを多めに入れましたが、この作戦が合っていたのかはなんとも言えず。
クリア後、ハンター小屋を発見し、皆が寝静まったところで物思いに耽ります。
回想が入り、冒険者が魔王城に来始めた時のことが語られました。
ステージ6 魔王城
ようやく魔王城に到着し、村人がこちら(魔王サイド)の応援をしてくれるのは嬉しいところです。
6-1はそれほど難しくなく、後ろに回り込んで弓をコケさせてクリアできました。
6-2も、浮遊魔術師オンリーのステージで、どうやって地面に落とすかがカギです。編成が悪いと敵魔法を食らいまくって一方的にやられてしまいました。(クリアできた構成は、赤サキュバス*2・赤ラミア*2・赤ハーピー・青ドリュアス スキルはラミアがハートに手のひらの”愛の抱擁”)
6-3は、敵が非常に弱く、クリアするだけなら簡単な面です。初見時はひとまずクリアして先に進みました。
このステージは、右の方には宝箱が設置されており、これを開けるごとに↑のように大量の敵が出現しました。宝箱を開けるには味方ユニットを少なくするなどの必要があり(多いとステイしても制御しきれず、勝手に倒してしまいステージクリアになってしまう)、開けたあとに倒すのはなかなか大変です(ラミア1人で挑んだところ、10分かかってようやくクリア)。なおあとから現れる魔術師は倒さなくてもいいようでした(ただコントロールしてノービス男だけを倒すのは難しいです)。
ここから先が鬼門で、6-4はペコペコ多めの難関ステージでした。なかなかうまくいかなかったものの、ハーピー・サキュバスといった浮遊ユニットを多めにして勝利できました(赤ハーピー*2・赤サキュバス*2・緑ドリュアス・青ドリュアス)。(その後、高レベルのラミアを複数入れたパーティでもクリアできました)
6-5、ここが本作のラストステージです。敵は4体だけと少なめですが、個々がとにかく強かったです。1体倒すのすらしんどく、全滅することが続きました。剣士の回避率が相当高く、突撃がうっとうしいからと剣士から倒そうとすると1体すら倒せずに全滅する可能性が高いです。
↑は一見いい状況っぽいものの、前衛が全滅している+敵魔術師など満タンで、粘ってみたものの結局ジリ貧でアウトでした。
ESCキーでメニューが出るので、前衛が全滅するなどしてこれはダメそうだなと思ったら早い段階でさっさとやり直したほうが被害が少ないです(RESTARTはステージリトライ、QUITはメニュー[ワールドマップ]に戻る)。10分とか長時間戦った末に全滅という事態は、精神的ダメージが大きいので避けたいところです(なお戦闘で負けた場合、コインなどは一切得られない)。
(これが果たして正解なのかはわかりませんが)うまくいったパターンとしては、まずは敵をうまく分散させます。↑のように運よく剣士が画面左端に単騎で行ってくれまして、
剣士がいないスキに弓と僧侶を削っていって倒し、敵は魔術師と剣士が、味方は赤ラミア2体(前衛)が残るという状況を運よく作れました。その後は敵魔術師をコウモリが体当たりして足止めし、その間に剣士と戦ってもらって慎重に削っていきました。たまにこっちに来たラミアが削ってくれ、剣士より魔術師の方が先に死亡です。
ラストは双方回避率95%という印象なかわし合いの戦いでなかなか決着つかなく、結局17分もかかってのクリアでした。クリアできた構成は赤ラミア*2+赤サキュバス*2+緑ドリュアス*2、僧侶→弓→魔術師→剣士の順で倒しました。
鑑賞部屋など
6-5を突破するとスタッフロールが流れてゲームクリアで、さらに上の難易度CRAZY(NORMAL < HARD < CRAZY)と、自由に鑑賞できるモードが解放されました(マップ左手の”練習” ただ出せる敵は人間男剣士のみのようです)。
あとは今さらな話ですが、娼館の雑談で、各ユニットとの会話が色々と楽しめました(エロ経験少ない魔王様がからかわれたりなど)。魔王様に対する敬意がありつつも雰囲気は和やかで、いい雰囲気の組織になってました。
6/15追記:6/13のVer1.20でEasyモードが追加されました(戦利品[アイテム・スキル]が手に入らないというデメリットあり)。Normalクリアパーティで6-5を軽く試してみたところ普通に数人やられてしまい、そこまで超簡単ということはなかったですが、とにかく先に進みたいという場合には試してみるのもありかと思います。
感想まとめ
システム的にはよくできていてキャラも可愛く、ストーリーもそつなくまとまっていて、翻訳も問題なかったです。クオリティ高い内容に仕上がってました。
一方難易度的には、所々なかなかクリアできないステージがあり、難易度高めでした(難しいステージと簡単なステージの差が大きめ)。個人的にはペコペコや浮遊魔術師の出てくるステージがきつかったです。難易度NORMALが今のところ一番簡単ですが、その下にEASYなどがあってもいいように感じまして、今後のアップデートでそれらが追加されることに期待です。(6/15追記:Ver1.20で難易度Easyが追加されました)
エロはドットエロのみで、手コキや騎乗位やツル攻めなど各キャラの特徴がうまく表現されてました。他に娼館ではシモベとの雑談があり、エロ要素はないようでしたが、いい距離感での会話が楽しめました。


