
フタディア [ロウレンツカ]
9/6の予告新作で、魔王の部下が主人公なフタナリもの作品です(RPGツクールVX Ace製)。体験版あり、2016年10月中旬発売予定。追記:12/28に発売になりました。
DLSite販売ページ 1,836円、51ポイント還元
DMM販売ページ 1,836円
人間と魔族…
特に目立った争いも無く
それぞれの種がそれぞれの平和を謳歌していた…
これは、そんな時代の物語…

魔王城内の平和な日常風景から話は始まり、ゼラが魔王で、部下のミーニャの方が主人公です。

皆で倉庫整理をしていると魔王様が豪華な宝箱を発見し、勝手に開けてしまいます。このシーンは、多彩な置物で倉庫の散らかってる感がうまく表現されてました。

動けるようになったあとは魔王城内を探索していき、1F入り口付近の階段を上がろうとするとゼラの悲鳴が聞こえてきます。


慌てて向かうと魔王様がフタナリ化しており、原因がわからず混乱していると淫魔?が現れます。先ほどの宝箱に封印されていたようで、この呪いを解くのが本作のメイン目的なようです。

淫魔がいなくなったあとはゼラ様に話しかけます。用の足し方がわからず一緒にトイレへ向かい、放尿に協力します。なかなか珍しいシチュでした。

玉座に戻ると配下から情報が入り、万病に効くというキノコを取りにいくことになります。

下へと進んで入り口まで出ると会話イベントが起こり、逃走アイテムが5つもらえました。本作では逃走が成功しにくく(連続で失敗することが頻繁に発生)、結構重要アイテムです。温存しておいて、ここで逃げられないと死ぬ、という場合に使うのがいいかと思います(ただ敵の攻撃→アイテム使用で逃走という流れになるので、本当にHPやばい時には使えません)。序盤金欠になりがちですが、売ってしまうともったいないです。

本作のマップ移動は、ワールドマップ上でカーソルを動かして移動先を選択する形式です。

サエッタの街はここには特にイベントはないようでした。宿代が10Gと安い(この先のビルツの村は50G)ので、金欠なうちはここで泊まるといいです。なおこのマップは雪が降っているせいか少し重いですが、Ver0.3で追加された石碑でエフェクトオフにすると軽くなりました。

村というのはサエッタのことではなく、森を進んでいくとあるビルツの村のことなので、森をどんどん進んでしまってOKです。

ここの敵は特に強くなく、サクサクと進めました。戦闘はシンボルエンカウントなので見て避けることもできますが、次のフィールドはぐっと敵が強くなるため、ここである程度戦ってレベルを上げておくと効率いいです。

森を進んでいくとネズミに謎かけを出題されました。正解は”おにく”です。わかってしまえばどうということはないですが、”お”に気づくまでに結構悩んでしまいました。ここのクイズは正解しないと先へ進めず、”にく”など惜しい答えを入力した場合に何かヒントがあってもいいかなと感じました。

さらに先へと進んでいくとビルツの村を発見します。村出口は左下で、近寄るとイベントです。

こもれびの林道に入ると一気に敵が強くなりました(デフォルト装備だと食らうダメージが多く、1戦でHP半分程度持っていかれる)。まずは入り口付近で戦い、レベル上げ・装備買い換え(特に防具が効果大)・スキル取得をしてから奥を目指すのがいいかと思います。
なお本作はザコに敗北するとゲームオーバーです。最初のうちは頻繁に死んだので、こまめにセーブするのがいいかと思います(ただ瀕死+飛翔石0な状況でセーブしてしまうとハマる恐れがあり、上書きする場合は注意)。

スキルは色々ありますが、今回はパッシブのビルド・ハイビルドをまず取得しました。効果はかなり大きく(与ダメージ100前後→280前後)、これで戦闘がだいぶ楽になりました。

2層はいくつか道があり、左下へ行くと4層に出ます。ここには洞窟があるのみで、行かなくてもいいサブイベントでした。進んでいくとスキルポイントが得られるので、足りてない場合は行っておくといいです。

洞窟では外と比べて強力な敵が出てきましたのでご注意下さい。特にたまに出る”水の魔本”は強力な攻撃をやってきました。

途中にはこっそり用を足すイベントがありました(体験版では見られず)。

体験版で行けるのは洞窟3層目(廃坑のようなところ)までで、ここでスキルポイントが得られます。

呪文は手動では覚えられず、レベルアップで自動的に覚えていきます。LV6でスパーク(全体攻撃魔法)を覚えましたが、ダメージは150~200(=ワンパンはできない)で、消費MP25の割に微妙な威力でした。

2層の左上から出るとワールドマップに戻り、ミニュイの森に行けるようになります。


ミニュイの森は、敵が一段強くなるほか、ネームレスの毒がうっとうしい(ディスペルハーブで治しても次の戦闘でまた食らうということが頻繁に起こりました)のがきつかったです。
まずは店売り最強装備を揃えてから奥を目指すのがいいかと思います。なおここをクリアすれば体験版は終わりなので、スキルポイントやお金はどんどん使ってしまってOKです(回復呪文がないので、装備が揃ったあとはヒールハーブとディスペルハーブを大量購入するといいです)。
なおこのマップはVer0.2までは動作が重かった(動きがカクつく)ですが、Ver0.3で追加された石碑でエフェクトオフにするとだいぶ軽減されました。

1は右上が順路です。直接は行けないので、左からぐるっと迂回します。

2は左上が順路です。ここはどこが歩けるのかわかりにくいですが、↑の浅瀬エリアは歩けます。


3の小屋でクイズがあります。食べられるイスで白いつぶつぶということで、正解はライスです(アイスは不正解)。こちらは先ほどと違って別にやらなくてもOKでした。

左上にある宝箱は、ここではまだ手に入れられないので気にしなくてOKです(ここをクリアしてピッケルを手に入れると手前の岩が壊せるようになり、奥の宝箱を開けられます)。

気づきにくいですが、3の右上に道があり、ここが順路です。

進んだ先には転送陣や回復の泉があり、左上から奥に進むとボス(アイヴィー・メイデン)戦です。

まずは敗北シーンを見てから倒すようにすると効率いいです(勝利すると回想が自動で埋まるということですが、回想部屋は体験版では見つけられず)。

エロシーンは強制的にフタナリ化させられたあと、無理矢理手コキで射精させられるという内容です。強気に抵抗していて、屈辱感がうまく表現されてました。

敗北後は転送陣まで戻され、再度話しかけると再戦です。ここまでのザコ戦がきつかったのでボスは相当強いんだろうと覚悟して臨みましたが、2ターンで難なく勝利できました(行動はずっと通常攻撃、LVは8)。ザコとのバランスを考えると、もう少しHPあってもよかったように思いました。

勝利すると目的のキノコが手に入り、自動で城まで戻ります。


これでフタナリ解消かと思いましたが、精力剤的な効果があったようで、かえって元気になってしまいました。フェラして性欲処理をするエロシーンが見られます。

動けるようになったあと、再度話しかけると今度は尻コキシーンが見られました。

外へと出まして”アルヴァード・ロード”に入り、次の目的地への道は岩で塞がれている、というところで体験版は終了です(引き続きプレイ可能)。
まとめ:
和やかな魔王城の雰囲気や、頼りなさげですぐ主人公に頼る魔王様と忠誠的な主人公の主従関係がよかったです。ストーリー進行も自動で進む場面が多く、特に詰まることなく進められました。
システム的には、Ver0.2まではサエッタの村とミニュイの森がカクカクと動作重めでしたが、Ver0.3で追加されたエフェクトオフの石碑を使ってみたところかなり軽減されました(特にサエッタの街は効果大)。素早い対応でありがたかったです。
戦闘のゲームバランスは、やや難しめという印象でした。強引に突き進もうとするとやられてゲームオーバーになってしまう可能性が高く、慎重にレベル上げ+装備強化をする必要がありました。特にミニュイの森は頻繁に毒を食らい、探索に苦労しました。一方ボスは弱く、初見であっさり倒せました。
エロシーンはフタナリ化してしまった魔王様にフェラや、ボスに敗北し強制フタナリ化→手コキと、フタナリに特化した内容でした(通常の男女の絡みはなし)。主従な奉仕シーンと、敗北シーンの屈辱感がいい対比になってました。

フタディア [ロウレンツカ]
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