
魔王の使い魔 [ドージンオトメ]
12/2発売の新作で、うっかり女子校生を召喚してしまった魔王様が、やむなく女子校生を悪魔にするべく育成していくというエロSLGです(RPGツクールMV製)。体験版は今のところないですが、ムービーを見て面白そうでしたので購入してみました。DLSite販売ページ 1,296円、120ポイント還元
DMM販売ページ 1,036円(20%OFFキャンペーン価格)
2400歳の誕生日を迎えた魔界の王子(プレイヤー)。
自身の使い魔を召喚するべく”悪魔召喚の儀”に意気込むが、
召喚されたのは”悪魔”ではなく”人間の女の子”だった…!?
これでは次期魔王として示しがつかない…。
なんとか人間を”悪魔化”して、立派な使い魔を召喚できたと認めてもらわねば…!

魔王(主人公の父親)軍は圧倒的な強さを誇り、襲撃してくる勇者軍を長年にわたって撃退し続けてます。主人公は魔王の息子で、2400才の誕生を機に悪魔召喚の儀式をすることになったという状況です。どんなものが召喚されるのか、部下達だけでなく主人公もワクワクしています。

魔法陣が出たらマウスを使って操作し、中央を10回ほど連打すればOKです。


出てきたのは可愛い巨乳女子校生(名前はサキ)でした。可愛い子を期待していた部下達は大喜びするものの、強力な悪魔を期待していた主人公は不満げです。両者のテンションの差がうまく表現されていて、面白い導入部でした。
チャームの能力で悪魔に仕立て上げればいいと使い魔にそそのかされ、それに従うことにし、こうして調教がスタートです。期限は、留守でいないという父親が帰ってくる30日後です。

サキにチャームをかけるとがらっと雰囲気変わって従順になり、フェラシーンです。いちゃいちゃラブラブなノリで進むものの、途中で効果が切れて正気に戻ってしまいました。

サキは最初は元の世界に戻りたそうでしたが、部下達に褒めちぎられてまんざらでもなさそうです。結局このあと、脱走を企てたりすることもなく城にいてくれました。

ここまでがオープニングといったところで、ここから本格的にゲーム開始です。↑が本作の基本画面で、操作は基本的にマウスのみ対応です(買い物のシーンなどのみでキーボードが使えました)。オープニングが結構長めでカットもできませんでしたので、行動を開始する前にセーブしておくと、クリアした後の再プレイ時に便利です。
ゲームの流れとしては、調教やHで減った体力を”街に出る→出かける”で回復して各ステータスを上げていきつつ、フラグを立ててイベントを進めていきます。

Hシーンは、↑のようなタッチ式でした。選べるのは口、乳首、膣穴、尻、尻穴です。膣穴はエロステータスの上がりが大きいですが、その分体力消耗も激しいです(特に射精時)。

うっかりHを激しくやり過ぎるなどして体力0にしてしまうと、せっかく上げた好感度が↑のように大きく下がってしまうのでご注意ください(特にトゥルー狙いの場合、序盤でこれをやってしまうと致命傷になる可能性大)。


各スキルはそれぞれ、LV3・LV6・LV10到達時にボーナスがありました。エロシーンがあるのは洗濯で、LV3でメイド服が買えるようになり、プレゼントすると着衣Hです。洗濯LV6でナース服、洗濯LV10で水着と続き、特に水着はラブラブ感満載なHシーンでした。なおいずれも勇者軍侵攻前にやっておく必要があり(勇者軍が現れるともう買い物はできない)、LV10はやや難易度高めです。

夜に”出かける”を何度かやっていると、城の周りで怪しい者が何かやっていることに気づきました。さらに繰りかえすとフード姿の怪しい女を発見し、壁に描かれた魔法陣を見つけます。この魔法陣発見が、エンドに関わる重要イベントです。

残り17日というところで、プリム(店の店主)にエクスカリバーの所有者が現れたと忠告され、

残り13日というところでマステマとの会話です。じりじりと危機が迫っているようです。

その後ガイコツたちが解読書を持ってきまして、これが魔法陣を解く鍵でした(このイベントは日数ではなくサキの好感度が関係していて、もっと早く起こすことが可能でした)。

魔法陣発見+解読書を所持の条件を満たした上で夜に出かけるを選ぶと、選択肢が出まして、正解は”突如現れた”です。

そんな感じで進めていくと、勇者軍が魔界へ侵攻したと知らせが入り、7日後に魔王城に到着するということです。
以降は夜に出かけるとステータスアップアイテム3種類が手に入りました。引き継ぎ要素はなかったので、決戦までに使い切ってしまってOKです。(アイテムは右クリックから使えます)

勇者軍との戦闘は、いわゆるじゃんけん式です。3つあるうち、”ひっさつ”が強力で、これをうまく決められると有利になりました。3箇所中2箇所で勝てれば勝利です。強さ的には大したことなく、料理LV10あればほぼ間違いなく勝てるかと思います。
勝利後、事の真相・首謀者が明かされ、エンドはノーマルエンド1でした。終わりにトゥルーエンドのヒントが表示され、今回の場合は店主のプリムが鍵とのことです。なお引き継ぎ要素やクリア特典・2周目ボーナス的なものはなしでした。適当なセーブデータをロードするか、最初からやり直すことになります。

2周目は効率よく進めていけまして、早い段階で魔法陣の謎を解き終わることができ、残り13日で発生するマステマとの会話が1周目と違うものになりました。

トゥルーエンドにはまだ条件があり、マステマが消えたあとにプリムの店に行き、イベントを見ておく必要があります(これを忘れるとノーマルエンドになってしまうので注意)。バックでハメて居場所を吐かせようとしますが(プリムは主人公ではなくマステマの部下)、いつの間にか攻守逆転してました。

サキとプリムが嫉妬しあって修羅場な雰囲気になり、このあたりはラブコメな雰囲気でした。ともかくこれで、勇者が鍵を持っていることを突き止められました。

あとは戦闘で勝利すれば鍵が手に入り、無事トゥルーエンドです。その他のエロシーンのヒントが表示される親切仕様でした。


順番が普通と逆になりましたが、終わりにバッドエンド狙いで、(夜に出かけるのをやらずに)ひたすら奉仕のみで日数を経過させてみました。魔法陣の謎を解き明かさないでおくと、勇者一行が予定より早く突っ込んできます。この展開になると、戦闘に勝利してもバッドエンドでした。エンド後に”夜に出歩いてみよう”という重要なヒントが出され、気づかなかった場合もここで気づけるありがたい作りになってました。

他にもHシーンがあり、メイン画面右側に表示されてますサキの立ち絵をクリックしまくると、我慢できなくなったサキに押し倒されます(騎乗位Hで、このシーンは女性上位)。

他には正常位でHしまくったあと、3日ほど放置するとオナニーし出し、激しく濃厚な指オナニーが見れました。オチもしっかりあり、すっかりラブラブな雰囲気でした。
まとめ:
コンパクトにうまくまとまった内容になっていて、さくっと面白くプレイできました。コミカルな会話と可愛い系の絵がうまくマッチしていて、いい雰囲気が出てました。なお魔王が主人公でしたが、調教・陵辱色は皆無で、コミカルなラブコメ系という印象でした。
システム的には3種のステータス上げと、フラグを立ててのイベント進行がメインで、SLG+アドベンチャーという作りでした。戦闘は、ラストの勇者軍との決戦1回のみで、ザコ戦はなかったです。
難易度的には、勇者軍を撃退するのはさほど難しくなかったですが(というよりも負ける方が難しい)、限られた日数の中でイベントを最終段階まで進めるのに手こずりました。1周目でシステムに慣れつつノーマルエンド、2周目で頭からやり直してトゥルーエンド狙いとやると、ストレスなく進められると思います。
エロシーンは、女子校生なサキとの絡みがほとんどでした(他キャラはプリムが1シーンあり)。魅了するコマンドでのフェラチオ、パイズリ、正常位、(あと一つはおそらくアナル)のほか、メイド・ナース・水着での着衣Hもありました。雰囲気的には、無理矢理従わせるのは序盤だけで、割とすぐに従順になり、全体としてはイチャラブ和姦でした。特に後半は積極的に求めまくってきて、お似合いのいいカップルという感じでした。なおマステマとのHシーンはない模様でした。


