エウシュリーさんの新作エロSLG「珊海王の円環」体験版感想


珊海王の円環

エウシュリーの最新作で、船を率いて戦う戦略SLGです。体験版が公開になっていたので早速プレイしてみました。本編は4/28発売予定です。

体験版ダウンロードはこちら
珊海王の円環
『近海に幽霊船が現われた』その報せを受けて、近隣の人々は色めき立つ。
――他者を降して力を示せ、夢を求めて円環を揃えろ。王がふたたび姿を隠してしまう前に――
此度の円環が指し示すの願いの道は、如何なる物語を切り開くのか。
伝説との邂逅が、いま始まりを告げる。



チュートリアルでは基本操作や、基本戦略を教えてもらえました。紫の矢印に沿って進めていけばOKです(逆に言うと、それ以外の勝手なことはできない仕様になってます)。あれこれ言われて全部一気に覚えるのはきついという場合は、とりあえずは操作法だけ覚えておけばOKです(戦略的なことは、ストーリー面に進んでやられた後に再度読むと理解しやすかったです)。

戦略的には、領土をどんどん占領してターン終わりにもらえる資源を増やしていくのがメインです。とはいえ領土数(マップによりますが10以上)に対して軍団数が少ないので(最大4)、占領したところをずっと守り切るというのはきついです。このあとのストーリーモードでは、取って取られてまた取り返してという流れになりました。

資源はいろいろ種類がありますが、”植物”が最も重要な気がしました。戦闘で傷ついた場合、資源を使って回復することになりますが、植物を最も多く消費します。なのでこれが尽きてしまうとそこから立て直すのは困難でした。


戦闘はオートバトルで、プレイヤーができるのは時々魔法を使ったりする程度でした。水色が味方、ピンクが敵です。


結果に応じて支配力が増減し、勝利を続けて敵の支配力を0にすればステージクリアです。逆に敗戦が続いて、こちらの支配力が0になってしまうとゲームオーバーです。


戦闘で受けたダメージは、プレイヤーが手動で回復する必要がありました。回復するには資源(主に植物)が必要です。


資源は他に船強化にも使えました。チュートリアルでは植物を使っての強化をしましたが、ストーリーモードでは植物を使っての強化は慎重にやった方がいいと思います(よほど余ったときにやる程度)。船強化に資源を全部使ってしまって回復に使う分がない、となると詰み状態に近くなります。

進んでいくと敵艦隊とバトルになります。艦隊戦は、1対1な陸上戦と違って船に乗っている全ての部隊が参加できます。敵の船が空に近い状態の時に攻めると、勝てる確率大なので狙い目です。逆に敵艦隊に何部隊も入っているときは攻めない方が無難です(もし勝てたとしても消耗が激しく、回復するのに植物を大きく減らすことになり、詰み状態に近づいてしまう)。


魔法は画面右下の魔力を消費して使います。魔力は戦闘ごとに全回復したので、使い惜しみせずどんどん使ってしまってOKです(使い切れずに余ることが多い)。

一通り説明が終わるとあとは自力でクリアを目指します。戦力的にはこちら側が優勢なので、いろいろ試してからクリアするといいと思います。


タイトル画面に戻り、ストーリーモード(アリツ・グラシア編)を選ぶといよいよ本番です。ここからはチュートリアルであったような指示はなく、全て自力で戦うことになります。


最初に何をすればいいかですが、植物エリアいずれか(水の谷1が近くて手頃)を占領し、なるべく粘って守り切るのがいいと思います。植物エリアがどこも取れていない状態だと回復用の資源が増えないため、戦闘重ねるにつれじわじわ追い詰められていくことになります。

敵勢力は2つありますが、南の勢力は強い(LV12)ので最初は南の島へは近づかないのが無難です(島に近づくと襲われます)。幸いこの勢力が北へと攻めてくることは(北勢力が終わるまでは)ありませんでした。

敵AIは好戦的な印象で、上陸したこちらの部隊に対してガンガン攻撃を仕掛けてきました。迎え撃つか戦わずに退却するかは判断が難しいところですが、退却しても特にペナルティはないので、LVで負けている場合は撤退した方がいいように思います(第三部隊あたりが無理に戦って全滅してしまうと、回復に大量の資源を浪費してしまい、そのうち第一部隊の回復もままならなくなる)。


ファーストプレイ時はそのあたりの戦略的なことがわからず、次第に追い詰められていきました。回復用の資源が尽きてどうにもならなくなり、最後は艦隊戦を次々仕掛けられて支配力0になり敗北でした(ゲームオーバーでタイトルに戻る、エロ的なシーンはなし)。これは無理だなと感じたらさっさとやり直してしまった方が早いです。

敵とどう戦えばいいかですが、こちらが戦闘でガンガンレベルアップしていくのに対し、敵はどうやらレベルアップしないようでした。なので無理な戦いは避けてじっと耐えていれば、そのうちレベルが逆転してそれほど消耗せずに勝てるようになります。


ソーニャ勢の支配力を0にすると選択肢が出まして、”海賊的な処遇~”を選んで陵辱するか、”とりあえず捕まえて~”で処遇を後回しにするかを選ぶことができました。


前者を選ぶと和姦気味なエロシーン(シーン途中で終了)後解放、


後者を選んで捕まえておくと船員として働かせることになります(船の掃除や下着洗い)。

ソーニャを倒した後も引き続きプレイ可能です。撃破直後に、これまで静観していた南の天使勢力が攻め込んできます。LVは12もあってソーニャと比べてだいぶ強く、ここまでである程度ソーニャと殴り合ってレベルを上げておかないと苦しい印象でした。


いろいろ作戦がありそうですが、がら空きになった南の島を占領していって1軍で迎え撃つ作戦をとったところうまくいき、資源をどんどんためていくことができました。ユニット性能的には味方の方が上のようで、レベルが互角程度まで行けばあとはあまり消耗せずに倒すことができました。


ソーニャを倒した後には攻撃魔法がひとつ手に入りますが、これを装備していると敵が戦闘開幕直後に超反応で防御魔法を使ってきまして、実質使える場面はなしでした(ランダムに沸くザコ兵に使う程度)。操作速度でコンピューターに勝つのは厳しく、自動で使ってくれる機能などがあるとありがたいなと感じました。


天使勢を撃破すると(エロシーンはなし)体験版は終了です(もう続けることはできず、強制的にタイトルへ戻る)。


慣れてきたところで、今度は天使勢から先に倒してみました(ソーニャの支配力を減らさずにレベルを上げるには遺跡を使うと楽、一度最下層まで行ったあとも次ターン行動力が回復すればまた潜れる)。


支配力0にすると、会話後(内容は一緒で、エロシーンは見られず)回復魔法が手に入りましたが、想定されていない行動だったのかそこで動きが固まってしまいました(プレイ続行できず)。体験版で遊べるのはこんなところのようです。

まとめ:
最初は容赦なく攻め込まれてどうにもならなくなり詰んでしまいましたが、システムがわかってくると好戦的なのを利用してレベルを上げていけばいいことに気づき、次第に楽に戦えるようになりました。取って取られてまた取り返しての領土争いや、戦闘でどんどんレベルが上がっていくのが面白かったです。操作性もよく、ストレスなくプレイできました。

エロシーンはソーニャ撃破時にひとつ見れました。無理矢理レイプでもよさそうな展開でしたが、穏やかな感じの主人公で和姦な雰囲気でした(なおサンプル画像を見ると異種姦やレイプもある模様)。

関連記事:
「珊海王の円環」 体験版 攻略・感想 – こばとの独り言
珊海王の円環 体験版 感想 – すときゃすてぃくす
ジグザグパラドックス 『珊海王の円環』体験版 感想

・本編サンプル画像


・主な過去作品
魔導巧殻 ~闇の月女神は導国で詠う~[エウシュリー]

魔導巧殻 ~闇の月女神は導国で詠う~

兵器か、魔法か―― 雌雄を決する時が来た!! 魔導兵器に新たな息吹を吹き込むか。魔法技術、魔物配合と使役を発展させるか。軍備や都市計画、外交を駆使して帝国の運命に立ち向かっていく……

姫狩りダンジョンマイスター[エウシュリー]

姫狩りダンジョンマイスター

人間の姿となった魔王エミリオが復活のために、唯一生き残っていた睡魔の女の子リリィに命じて、迷宮で探索や戦闘、時には敵を捕縛して配下を増やしていくターン制の戦術SRPG!

Princess of Darkness ~緩やかに廃滅する青珊瑚の森~[エウシュリー]

Princess of Darkness ~緩やかに廃滅する青珊瑚の森~

エウシュリーの戦略級シュミレーションゲームがダウンロード版として登場!! 落とせ敵軍、堕とせ姫君! 邪魔するものは呪術で蹴散らせ! 無垢な王女を淫らに染めろ!!

神採りアルケミーマイスター[エウシュリー]

神採りアルケミーマイスター

大切な人のために──力となる武具を創り出せ! 工房を運営しながら迷宮探索!仲間たちとの親睦を深め、さまざまな知識を探求せよ!!他種族との信頼を築き上げ、新たな技術で強敵を打ち砕け!!

戦女神II~失われし記憶への鎮魂歌~[エウシュリー]

戦女神II~失われし記憶への鎮魂歌~

『戦女神』それは美しき神の肉体(うつわ)を持つ、彼の通り名。神を殺すことのできる力。それ故全てに忌み嫌われる者。戦いの中で見え隠れする神々の思惑と自分への葛藤。神殺しとは、その罪とは何か。