minoriさんの新作エロゲ「その日の獣には、」体験版感想


その日の獣には、 [minori]
minoriさんの新作で、演劇部が舞台の学園もの作品です。体験版は、入学後2ヶ月たったところから始まり、学内選考会へ向けて悩みつつも奮闘するあたりまでをプレイできました(幼なじみな舞雪とのHシーンあり)。本編は2018/12/21発売予定です。

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:⋅: 体験版プログラム|その日の獣には、|minori :⋅:
「友瀬 律希」が妹の「瑠奈」、幼馴染の「池貝 舞雪」らと通うのは、
女優・俳優はもちろん、著名な脚本家を輩出するなど、演劇に関する活動の盛んな学園。

入学後、幼い頃から演劇に触れていた律希と瑠奈のふたりは、
何かと周囲から浮きがちなクラスメイトの「深浜 祈莉」を誘い、
更には律希を慕う舞雪も伴って演劇部に入部する。

謎の契約



謎の人物との会話から始まり、誰かが何か契約を結んで強大な力を得ようとしています。謎めいていて引き込まれる展開で、綺麗なBGMも印象に残るオープニングでした(1ループ長めで終盤盛り上がる曲なので、最後までじっくり聞いてから次のシーンに進むのもあり)。

話の舞台は演劇部


場面変わって学園の演劇部で、夏の大会まであと70日とのことです。文化系なものの、体力トレーニングなど体育会系なところもありました。特にこの学校の演劇部は全国大会にも出ている強豪で、活動もハードです。

主人公は入学したばかりの新入部員で、主人公の演劇への思いは、読み進めるにつれ次第に明かされていきました。いずれにしても、ガチな演劇部ものというのは珍しくて面白い設定です。

スケジュール的には、”夏の大会”は対外試合ではなく学園内予選で、そこで選ばれたチームが秋に行われる全国大会を目指して学外の大会に出るようです(地区予選・全国大会云々は体験版では説明なし)。今回の体験版は、入学後2ヶ月経過した6月から始まり、夏の大会の少し手前までが描かれました。

主人公の幼なじみ、池貝舞雪


読み進めていくとヒロイン1人目、池貝舞雪(いけがい まゆ)が登場です。このキャラは主人公の幼なじみで、おっとりした雰囲気でした。演劇経験は特になく、初心者な部類です(主人公が入るからと部に入った模様)。動きやすそうなラフな格好も、うまくリアリティ出てました。


新入生たちが目指しているのは、夏の大会ではなく秋の舞台(学内で行われる文化祭)でしたが、主人公の思いは違いまして、今年の夏の大会に出たいと思っています。

主人公の妹、友瀬瑠奈


続いてヒロイン2人目、友瀬瑠奈が登場です。この子も新入生なものの、元子役ということで演技力高く、上級生からも一目置かれているようです。主人公と同い年ですが妹で、舞雪とともに瑠奈の噂話をしている主人公に対し、おしゃべりをする余裕があるのねと嫌み口調です。

どうしても今年の大会に出たい主人公


↑が演劇部の部長で、明日が選考会(夏の大会)の申込締め切り日なことが説明されます。が、部の”慣習”で、1年生は選考会に出られないことになっていました。


部活が終わったあと、再度瑠奈との会話です。先ほどと同じキャラですが、だいぶ雰囲気違って穏やか・和やかな表情です(劇の続きらしい)。素に戻った後もフレンドリーで、なんだかんだいって兄妹仲はいいようでした。

部の慣習についての話題になり、主人公としては、実力で及ばずダメなら諦めもつくものの、1年生だからと審査もされずに門前払いされるのは納得いかないと愚痴ります。妹の方も同意見でした(苛立っていたのはそのせいもある模様)。どうやったら大会に出させてもらえるか思案し、そのためには何だってするという雰囲気です。


そうこうしていると突如雷が鳴って停電が起こり、”己の野望に素直に従え”と、謎の声が聞こえてきました。結局姿は見えず、言葉だけで終わります。この声はこの後もたびたび出てきまして(声だけでなく姿を見せる場面もあり)、ストーリー上、重要な役割を果たしました。

舞雪の自主練習


翌日、早くも登校してきていた(皆に少しでも追いつくよう、地道に体力作りをしている)幼なじみと会話です。パンモロしていることになかなか気づかないなど、ドジっ子キャラな面がありました。


ここでクロガネというワードが出てきまして、本番前日に亡くなったという演劇部員が幽霊としてい続け、それがクロガネと呼ばれているとのことです。今も舞雪は夏の大会にはさほど興味なく(素人に近い自分が出られるとは思っていない)、幽霊(クロガネ)探しをしようと誘ってきました。幽霊好きな女の子というのは珍しいです。

部長に直訴


主人公はどうしても”慣習”に納得がいかず、上級生の教室に向かいます。つばさというのが演劇部の部長でした。上級生ですがいい意味で威圧感はなく、同級生と言われてもおかしくないフレンドリーな雰囲気です。主人公はなぜ新入生が選考会に出ることすらできないのかと直球で尋ねますが、まずは”決まりだから”と断られてしまいました。

それでは納得いかない主人公を見て、時間を割いて詳しく説明してくれます。先ほどの幽霊と何か関係でもあるのかと思いましたが、理由は単に実力・経験不足だからというものでした。過去にも同じような事を訴えてきた新入生がいたものの、結局実力が伴わなかったそうです。

せめて演技くらいは見てもらいたい主人公は納得しないものの、それ以上の攻め手はなく、話を終わりの方向に向かわせてひとまず引き下がります。部長に直訴というのは簡単にできることではなく、行動的で熱い主人公でした。

妹とともに、再度直訴


帰り道、ダメだったことを妹に報告します。勢いで突っ走るところのある兄と比べると妹は若干理性的で、口だけでいくら訴えてもダメと諭します。チームとしての結束力を部長は重視していると主人公が説明すると妹もその気になってくれ、明日改めて、妹を伴って直訴することになりました。なおこのシーンは歩いている動きがあるせいか、他シーンと比べると少々動作が重い感がありました(他シーンがCPU負荷2~5%程度だったのに対し、このシーンは12~15%)。


翌日、妹が自分の経験値などを訴えると部長の反応も変わり、前向きな雰囲気で、瑠奈が主役の舞台なら見てみたいと思ってくれました。主人公達の思いが伝わり、選考会に出られるレベルかの選考を特例でやってくれることになります(他の1年生にも伝えるよう頼まれる)。話のわかるいい部長でした。


喜びを抑えきれない主人公は、1年生たちを集めて特例選考のことを伝えるものの、残念ながら皆自分たちが夏の大会に出られるわけがないと諦め気味(+下手に目立つことをしたくないと上級生に遠慮)なようで、熱意あふれる主人公とのテンションの差は明らかです。結局賛同してくれたのは幼なじみの舞雪だけでした。

病弱お嬢様、深浜祈莉


が、もう1人、休みがちなメンバーがいました。名は深浜祈莉(みはま いのり)で、キャラ紹介順だと1番目にありました。まずは寮を探すものの見つからず、寮母さんが、湖にいるかもしれないと教えてくれます。


湖そばには時計塔と舞台があり、ずいぶんと広い学園です。時計塔は”事件”があって以来、心霊スポットと化しているそうです(”事件”の詳しいところは体験版では明かされず)。


情報通り、祈莉は湖そばにいました。はかなげな病弱少女という印象で、月もいい雰囲気を醸し出してます。


主人公が、選考会に一緒に出て欲しいと伝えますが、演劇素人な自分が混ざっても役に立てないと遠慮気味です。チームには君が必要、一緒にいいものを作りたいという思いを主人公が語ると、思いが伝わり(祈莉としては自分を誘ってくれたことが嬉しい)、出てくれることになりました。


書かれたメモ書きは詩・中二病的で、いい味の出ているキャラでした。

選考会へ向け、4人での活動開始


このシーンは、主人公達の特例選考会を開くことを部長が上級生達に説明し、承認を得たという状況です(選考会が開かれるのはまだ先)。


こうして、特例選考に向けて4人で練習していくことになります。主人公はリーダーに名乗りを上げ、早くも台本を用意していました。祈莉は理解が早く、台本について鋭いツッコミを入れてくれます。妹も辛辣な感想を言ってくれ、主人公は初めて受ける作品への批評に緊張しつつも嬉しそうです。

続いて配役決めに移り、演劇経験豊富な主人公+妹と比べると、経験の少ない祈莉(病弱なお嬢様)は演技に自信なさげで、ありもしない背景の木の役をやりたいと主張してきました。セリフありの役はやはり荷が重いようです。何しに演劇部に入ったのよと妹から発破をかけられ、なんとか頑張ってみることになりました。


帰り道、祈莉の天然お嬢様ぶりが明らかになり、理事長の孫なことも明かされます(とはいえ、それを利用して贔屓・特別扱いしてもらおう的な考えは誰も持っておらず)。皆でチーム名を相談し合い、クロガネの名前が出ますが、それだと若干不吉なものがあるということで、関連したところで”ハクビシン”(雷とともに現れる妖怪)に落ち着きました。舞雪が忘れ物をしたと1人で校舎に戻り、これにより話が大きく動き出します。

クロガネから力を与えられる


ここで幼なじみに視点が変わり、主人公への思いが語られます。今のままではダメ、もっと主人公の役に立ちたいと強く願い、またクロガネが出てきそうな雰囲気です。


案の定クロガネが登場し、二言ですぐ消えてしまった主人公達の時とは違い、今度はセリフも長いです。問われてクロガネの名を口にすると、力を与えてもらえました。一方で、クロガネの狙いが果たしてなんなのかは気になるところです。

特例選考会が迫る


1週間が経過し、皆稽古に明け暮れています。舞雪の演技は今までとうってかわって堂々としたものになり、クロガネから与えられた力のおかげと思われます(もちろんこれまでの地道な努力が下地としてあってのことですが)。


早くも特例選考会が迫り、緊張気味なお嬢様と幼なじみに、自分たちがフォローするから気楽にやればいいと声をかけます。

いよいよ特例選考会


いよいよ特例選考会当日です。1年生1組だけのためにわざわざ舞台まで確保してくれ、ありがたい話でした。主人公の出番は既に終わっていて、物語終盤を緊張気味に見守ります。


クライマックスシーン、舞雪の迫真の演技に、皆が目を奪われます。声優さんの演技も素晴らしく、特に舞雪の相手役の瑠奈(CV:灯里さん)は演劇熟練者感がうまく出ていました。


部長など上級生達も演技を認めてくれ、選考会(夏の大会)への参加を許されました。


が、上級生達が書いてくれた講評に自分のことが何も書かれていないのを目にした瑠奈は不満げです。上級生たちからすると、”この子はうまく演技して当たり前”と思われているのでしょうが、言い換えれば期待以上の突き抜けた演技ではなかったということでした。

力の代償


翌日、幼なじみと楽しく会話していると、雷鳴がとどろき、クロガネから、塔に来るよう呼び出されます(声は幼なじみにだけ聞こえていました)。分不相応に得た強大な力には代償・ペナルティがつきもので、緊迫感ある展開です。


部屋に戻ると妹が居座っていまして、主役を自分ではなく舞雪(選考会でいい演技をした幼なじみ)にしようと言い出します。ただ舞雪の突然良くなった演技や妙に好評価なことについては、妹は何か引っかかるものを感じていました。


夜、舞雪は声に従って時計塔へと出向きます。いい演技ができた喜びを抑えきれず、テンション高めで向かうものの、



夢を見ていただけというクロガネのセリフで、一気に不気味な雰囲気に変わります。やはりタダでは力は得られませんで、あの力をまた使いたいなら代償を払えと、魂を要求してきました。とはいえ魂は命のことではなく、最も大事にしているものでした(おそらく主人公への思いだと思われます)。


ここで返事を躊躇してしまったことで、クロガネは機嫌を損ねて立ち去ってしまいます。

クロガネの力なしではいい演技はできず


これにより、審査の時のような熱の入った演技はできなくなってしまい、部長も残念顔です。ただ慎重に言葉を選びながらアドバイスしてくれるあたりは、いいリーダーでした。


ここで舞雪姉が登場し、おっとりしたところのある舞雪と比べると活動的という印象です。


祈莉は四六時中メモを取っていました。主人公も中二病だと思っていたようで、ズバリと指摘すると、慌てて恥ずかしがります。このあたりは若干コミカルで、一息つけたシーンでした。


カフェに入ると、なぜか寮母さんが働いていました(店のオーナーとのこと)。主人公は、舞雪が選考会の時のようないい演技ができるよう、台本の手直しに必死です(クロガネのおかげであの時だけいい演技ができたとは気づいていない)。


舞雪から呼び出され、クロガネのことは明かさなかったものの、弱音は吐いてくれました。

うまくいかずに皆苛立ちだし、険悪な雰囲気に


その後1週間はこれといった進展はなく、停滞します。季節も梅雨へと変わりました。主人公は、結果を求めて必死になりすぎ、楽しめていなかったなと自省します(学業と違って部活動は、好きでやっていることだと思い直す)。


いつまでたってもあのときのような演技ができない舞雪に、妹の指導も手厳しいものになっていきます。苛立ちを隠せなくなり、険悪な空気に変わり、とうとうキレて出て行ってしまいました。

舞雪と時計塔でH


舞雪が何か話してくれる覚悟ができた模様です。時計塔へと向かいます。


夜ということもあり、エロ系な雰囲気で、逆レイプ気味に女側から迫ってきます。心理的には、うまくできない・皆の期待に応えられないプレッシャーに押しつぶされそうになり、このような行動に出たと思われます。


まずはオナニー見せつけで、見入る主人公の様子などがじっくりと描かれます。これまで比較的清純・真面目に描かれてきた分、インパクトありました。


続いてパイズリで、私で妄想したことがあるのかなど、淫らに迫ってきます。なんとかして主人公に気持ちよくなってもらおうと必死です。


さらに行為は続きまして、上にまたがってきます。主人公は戸惑いつつも思いに応え、自分から挿入します(ただ舞雪に対して恋愛感情といえるようなものは、主人公にはまだない模様)。


さらに続き、今度はバックです。舞雪は正気ではない感があり、このあたりは淫欲バッドエンドのような雰囲気がありました(2人ともプレッシャーに押しつぶされ、性欲に逃げた感あり)。


事後、いい台本が書けずに思い悩む主人公を見かね、そんなにつらい思いをしてまで演劇部を続ける必要があるのか、辞めてもいいのではと提案してきます。ただ主人公としては、亡くなった母親に少しでも追いつくために、この演劇部での成功が絶対に必要でした。


翌日、Hしたあとだけに微妙に気まずいです。


抜き打ちの持ち物検査があり、演劇ものの漫画を没収されてしまいます。とはいえ寮母の表情は穏やかで、しばらくしたら返してくれるとのことです。

祈莉がクロガネと契約


場面変わって時計塔ですが、このシーンの女の子は、舞雪ではなく祈莉(病弱なお嬢様)です。自分は言い争いを見ていることしかできなかった、何の役にも立てないと落ち込んでいると、クロガネの声が聞こえてきます。


クロガネとの問答があり、気がつくと台本を手にしていました。

妹の離脱表明、本音ぶつけ合い


練習中なはずにも関わらず妙に静かな部屋の様子を見かね、部長がどうにもならないときは相談してくれていいと助け船を出してくれます。下級生にもしっかり目が行き届いていて、良いリーダーでした。


翌日、4人で集まり話し合いで、妹がもうやってられない、チームを抜けると宣言します。


聞いた主人公は当然簡単には承諾できず、抜けてどうするつもりだ、抜けたお前を上級生が入れてくれると思っているのかとズバリと指摘し、罵り合いになり、空気の険悪さに拍車がかかります。



が、今まで遠慮して言えなかった本音を皆がぶつけ合ううち、次第にいい方向に向かい出しました。

新たな台本を手にし、皆のやる気も復活


皆の本音がわかったところで、祈莉がクロガネから授けられた台本を差し出します。


クオリティの高さに驚く皆に、自分が書いたのではなく、卒業生の作品だと説明し、下手に嘘をつかないところは好判断でした。素晴らしい台本を手にして、皆のやる気も復活し、いいものを皆で作ろうと決意します。夕日がいい雰囲気出ていて、BGMも素晴らしいものでした。演劇タイトルが作品タイトルと同じ事が明かされ、体験版は終了です。

感想まとめ

ストーリー展開は、余計な要素(授業・ヒロイン以外の1年生・部長以外の上級生)を出さず、ターゲットを絞って描写していてわかりやすかったです。”クロガネ”の使い方もうまく、BGMもいい雰囲気出ていて申し分なかったです。発売が楽しみな、いい内容でした。

システム的にはオーソドックスなノベルゲーで、体験版の範囲では選択肢はなかったです。動作については、時々出てくる歩くシーンが若干重かったものの、他は問題なしでした。

エロシーンは時計塔で幼なじみとの絡みがあり、自然ないい流れでエロシーンに入っていて、エロ内容も濃厚充実でした(オナニー見せつけ→パイズリ→騎乗位→バックとじっくり描かれました)。


その日の獣には、 [minori]

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