「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?」体験版感想


抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? [Qruppo]
Qruppoさんの新作エロゲで、フリーセックス・乱交ビッチだらけな島にやってきた男主人公(フリーセックス反対・純愛派)が、島を変えるべく戦っていくというノベルゲー(フルプライス作品)です。体験版では敵と戦うに至る経緯などがじっくりと描写されました(ラストにHシーンダイジェストあり)。本編は2018/07/27発売予定です。

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抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳(わたし)はどうすりゃいいですか?
青藍島…「性乱島」の別名を持つこの島では、「ドスケベ条例」によってドスケベセックスが強く推奨されていた。
処女厨を自称する主人公は様々な理由でセックスを避けるヒロインたちと逃げ回る日々を送っていたのだが、そこらじゅうビッチ&やりまくりのこの島で逃げ切れるはずもなく…!
主人公たちは乱発するドスケベハプニングに次々と巻き込まれていく!!

島のいたるところで皆が乱交


男女がバイブを使ってバトルしていて、眼鏡男が本作の主人公です。(このバトルがらみについては後ほど詳しく描写されましたので、適当に読み流してOKです)


ムービーが流れたあと、船に場面が変わります。妹と一緒に、島の学校に転校してきたという状況です(引っ越してきた経緯は後ほど詳しく語られます)。


翌朝、学校嫌いな妹を起こしに行きます。妹はゲーム好きで、複数モニタがいい雰囲気出てました。学校なんて行きたくないと渋る妹に、制服が似合っていて可愛いとおだてたりし、最後は無理矢理引っ張って家を出ます(兄妹仲は良好でした)。


登校途中、ビーチでは当たり前のように乱交が繰り広げられていて、これがこの島の日常風景でした(この島の過疎化対策的な条例で、フリーセックスOK・セックス推奨と定められている)。主人公は元々この島に住んでいたということで、そこまで驚きはせず。


教室では、クラスの男女ともに主人公に対して好意的です。すんなりとクラスに溶け込むことができました。


昼休み、廊下に出ると乱交が繰り広げられていて、ビッチ島・ビッチ学園なことを認識している主人公もさすがに面食らいます。


ようやく授業が終わって帰ろうとすると、風紀委員に目をつけられます。この学園では、生徒会+風紀委員(略称SS)の権力が強めでした。通常の学園だと風紀委員はエロ行為を取り締まる立場ですが、この学園では逆に、エロに消極的な者に対して厳しく取り締まってきます(もし相手がいないなら自分が相手をする)。

痴女達から逃げ回る日々の開始


主人公を狙う女達からなんとか逃げ延び、妹と合流です。妹も男子に狙われたようですが、避妊用の薬が効くまでの約2週間はセックスは免除されるということで、今のところ手荒なことはされず。


主人公は学園外でも狙われました。昔住んでいた時のことを思い出しつつ街を歩いていると、観光大使の仙波光姫(せんば こうき)が迫ってきます。(他キャラと比べると)比較的露出度低めな、高級感ある服装がいい雰囲気出てました。


翌日も妹が学校に行くのを渋ります。元々引きこもりがちの学校嫌いだった上に、男に追いかけ回されたのも拍車をかけてました。最終的には、算数が出来るようにならないとと親の遺影に誓い、気合いを入れて2人で学校へ向かいます。


校門では風紀委員が荷物検査をやっていました。妹がたまたま入れていたゲーム機を没収されてしまい、アダルトグッズはOKなのにゲーム機はダメなのかとショックを受けます。風紀委員の権限の強さ、取り締まりの強硬さが表現されてますシーンでした。


体育館での集会では、セックスに興味なさげな地味子を目にします(髪色と巨乳から畔美岬と思われます、このキャラは体験版終盤で改めて出てきました)。その後生徒会長(冷泉院 桐香)が登場し、いい具合に威圧感がある出で立ちでした。


続いていかにもなギャルが登場です(片桐奈々瀬)。皆からはヤリマンビッチだと尊敬の目で見られていて、本人も経験を自慢げに語ります(なお読み進めていくと本性が明かされます)。


その後風紀委員に捕まってしまい、なぜセックスに興味がないのかと問いただされます。セックスしないのはこの島では条例違反であり、犯罪行為でした。その後もビッチ女や風紀委員から逃れる日々が続きます。

ギャル女が家事手伝いに


登校中、SHO(島の警備組織的なもの)のガードマンに見つかってピンチに陥り、やむなく側にいた妹といちゃいちゃするフリをしてやり過ごします。妹は怒ったり赤面したりはせず、兄妹ならではの自然な雰囲気がうまく出てました。


セックス授業でペアを組むことになり、窮地に陥りますが、なぜかギャル子が助けてくれました。セックスに消極的な雰囲気も顔を出します(嘘をついているのがバレバレ)が、ここではまだ真相・本性は明かされず。


放課後の教室、先生との会話で、この島に来るに至る経緯が語られます。両親が交通事故で亡くなり、身寄りがないため、生まれ故郷のこの島に戻ってきた(祖父が住んでいた家を使うことにした)という状況です。


先生までもが誘惑してきていい加減うんざりし、ここで主人公がキレ、たまたま教室に入ってきたギャル女に当たり散らします。温厚な真面目系キャラでした分、キレシーンにインパクトがありました。


自宅に場面変わり、主人公たちだけで掃除やら料理やらの家事をこなすのはきついという話になり、代行サービスを頼むことにします。が、やってきたのは先日怒鳴り散らしてしまったギャル女(片桐奈々瀬)でした。当然エロエロビッチなことを言い出すと思いきや、真面目に仕事をし出して主人公は困惑します(こちらが彼女の本性でした)。


この女は料理が得意で、学園での雰囲気とはだいぶ違います。意外性あって面白い展開でした。


学園はバイト禁止ということで、お互い黙っていることで合意します(主人公はセックスに消極的なことを黙っていてもらう)。

島を変えるべく立ち上がる


学園へ行くとエロCGありのエロシーンで、恋人とだけヤろうとした(純愛指向)カップルに罰が与えられていました。女は(彼氏ではない)別の男との騎乗位を強要され、男も別の女に逆レイプされます(この島では、通常の恋愛(純愛)行為は厳しく罰せられました)。


それを目にした主人公は、このままでは自分もあのように罰を加えられると感じ、本気で対策を練り始め、風紀委員達の配置状況を少しずつ把握していきます。


新たな安全ルートを開拓するべく学園周辺を探索していると、森の中で迷子になってしまいますが、なぜかギャル子が現れて助けてくれました。ギャル子の本性(ビッチなのは演技)がほぼバレている感がありましたが、主人公はまだビッチだと思っています。


翌日、ギャル子と一緒に帰ったり(風紀委員達は当然スルーしてくれて、いつもと比べて格段に楽)、


家事手伝いでは、主人公が留守にした間に部屋を掃除され、エログッズ類もバレバレです。優しくからかわれ、いい雰囲気です。


そうこうしているうちに、妹の猶予期間が残り少なくなり(=これがなくなるとセックス目当ての男達に襲われ、拒否することは規則上できない)、それまでになんとかして安全な帰宅ルートの地図を完成させねばと焦ります。


校内を探索していると、教室で男に迫られているギャル子を発見します。男におびえている表情を見て、演技で嫌がっているわけではないと判断し、主人公が助けに入って一緒に逃げ出します。明らかな反逆行為で、風紀委員達も必死でした。ここで”ビッチなのは周りが言っているだけで、実はビッチではない”ということが明かされます。薄々気付いていたのか、慌てて逃げている途中だからか、主人公の驚きはあっさり目でした。


ギャル子が逃走ルートを教えてくれて一緒に逃げるものの、追い詰められて、謎の穴へととっさに逃げ込みます。


奥で見つけたドアの先は、秘密基地のような所で(なお追っ手はドアを見つけられずに引き返していきました)、資産家と思われる老人が登場です。資金援助する代わりに、生徒会達の打倒と人探しをしてほしいということで、利害が一致して協力することになります。


ムービー後、場面変わって可愛い女の子視点に変わります(名前は渡会ヒナミ キャラ紹介1番目で、”貧乳”というタイトルからしてもこのキャラがメインヒロインと思われます)。学園で皆がヤりまくりな中、なぜか自分には男が誰も寄ってこず、自信を失っています。


しばらくすると先ほどまでの主人公を発見し、他の男子と違ってセックスに消極的ということで、女も興味を抱きます。


夜の森で双方が遭遇し、貧乳なためロリと認識されて誰も手を出してこないという状況に気付きます(この島では未成年なロリを襲うことは厳禁)。主人公達と波長が合い、行動を共にすることになりました。


こうして4人で協力して敵(SHO)に立ち向かうことになり、ここまでがプロローグといったところです。

精液争奪戦


ヒナミの可愛さに妹も興味津々です(妹は兄以外の男に興味なく、女の子の方が好き)。


精液争奪戦的なバトル”撃墜王”が開催されることになり、まずはこのイベントを生き延びることが当面の目標になりました。


観光大使に捕まってしまい手コキされかけますが、射精シーンはなく途中で次のシーンに進みます。主人公が何か能力を使って離脱しているようですが、詳しいところはまだわからず。


どうやら誰かに助けてもらった模様です。続いて新メンバーが加わり(畔 美岬)、この子も主人公達と同じくセックスに消極的でした。


自転車に乗る姿を見て心引かれ、主人公的にはこういう子がタイプでした。ここまでエロ・女からひたすら逃げてきただけに、興味を示す様子が新鮮でした。


頼まれた子(琴寄文乃)を探そうとするものの、手がかりがなさすぎて難儀します。


ここで選択肢3択で、誰を助けるかを選べます(女をイかせることで脱出できるという状況)。




それぞれ違う水着姿・反応が見られ、他のビッチ女達と違って恥じらいありです。


夜、バトルになり捕まってしまいます。先ほど同様途中でシーンが切れ、自宅に場面が変わったところで体験版のストーリーは終了です。

エロシーンダイジェスト


ここから先はシーンダイジェストでした。まずはギャル子と恋人っぽいデート、





ヒナミと69、ヒナミと立ちバック、女2人によるパイズリ、美岬が恥ずかしがる、と純愛な感じのHシーンが中心でした。

感想まとめ

独特な世界観でボリュームもたっぷりあり、力の入った内容になっていました。初見時はなかなか話が見えてこずやや冗長に感じたものの(秘密基地が出てくるまでが長い)、設定・キャラ関係を理解した後改めてプレイすると面白く読めました。

話的には、フリーセックス・乱交が蔓延しているということで、普通の純愛(自転車に乗っている畔美岬を見て思わずときめくシーンなど)が新鮮に感じるというのが面白かったです。あとは主人公には過去に何かあった模様(+何か特殊能力を持っている?)で、なぜアンチフリーセックス派になったのか、なぜ過去に島を出るに至ったのかはまだ明かされず、真相がどうなのか気になるところでした。

システムはノベルゲーで、終始読みやすく動作も問題なかったです。風紀委員などとのバトルシーンが後半出てくるものの、コマンド戦闘などはなく、バトル中の選択肢もなしでした(選択肢は体験版の範囲だと終盤に1カ所あるのみ)。

エロシーンは渡会ヒナミ・片桐奈々瀬・畔美岬との純愛エロと、風紀委員などSS・SHO組織による制裁的な女性上位エロが半々という印象でした。後者は獲物を狙う表情がうまく表現されていて、衣装的にも白手袋などが効果的に使われていてよかったです。


抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? [Qruppo]