変身ヒロインエロゲ「魔法閃士フェアリーバレット」体験版感想


魔法閃士フェアリーバレット
Triangleさんの新作フルプライスエロゲで、力を得た女主人公が悪と戦っていくという話です。体験版では、世界観や状況の説明後、主人公が覚醒し、戦いに巻き込まれていく様子などが描かれました(終わりにエロシーンあり)。本編は2024/05/31発売予定です。

体験版ダウンロード
魔法閃士 フェアリーバレット
妖精の力は人々に様々な恩恵を与えるが、同時に強い欲望のあるものに歪んだ力を与えることもあった。
妖精の力を暴走させ、自然の摂理から外れた者を「リビドーシス」と呼んだ。

社会に混乱をまき散らすリビドーシスに対抗する組織として、政府は「妖精機関」を設立。
欲望の歪みによって強い力を持つようになったリビドーシスとの戦いを繰り広げていた。

リビドーシスが跋扈する世界


最初は百合好きの男視点でスタートです。女2人を最初は穏やかな気持ちで眺めていた男でしたが、ホストの男が現れると感情が激変し、”リビドーシス”なる怪物に変化しました。発砲してきた警官をすごい怪力で難なく倒すものの、別の奴らが現れ、男は倒されます。首をバッサリ切られたようでしたが、元の体が死ぬことはなく、倒されたあとは元の姿に戻っていました。



場面が学園に変わり、視点も夢叶という別のキャラに変わります、こちらが本作の主人公です。男2人、女2人の(少なくとも表向きは)仲良しグループでした。


場面が秘密基地に変わり、用語の説明が続きます。大事なところだけまとめると、”妖精機関”が味方で、”回天会議”が敵です。

追い詰められたところで、いきなり変身


この時点では、夢叶は戦闘能力がありませんで、化物に襲われ、どうしていいかわからず固まってしまいます。現れた化物(リビダー)は、いつもの”リビドーシス”とは別物でした。


空太郎は一見主人公たちの味方っぽく見えましたが、正体はガトルードという名の、回天会議(敵組織)の幹部格です。なんとかして次期首領になろうと画策しています。今回リビダーが現れたのも、この男の仕業です。

怯えるだけの夢叶でしたが、小さな少女が襲われそうになっているのを見て黙ってはいられませんで、必死に助けます。その後も居合わせた皆で協力してリビダーと戦うものの、能力のない一般人がいくら頑張ったところでたかがしれています。ピンチになったところで、味方が助けに来てくれたものの、それでも数で及ばず、劣勢に陥ります。



このままでは負けて何をされるかわからないという状況になったところで、夢叶が突如変身し、すごい力で敵を圧倒しました。


戦いを終えて自宅に戻った夢叶は、一人で妄想を繰り広げます。幼なじみの隆幸(たかゆき)は、リビドーシスに親を殺されていて、リビドーシスのことを強く憎んでいるものの、戦いに必要なスキル(加護)がありませんでした。夢叶は、自分が隆幸の代わりに戦うと決意します。

両組織が、味方にしようと画策


その後夢叶は、フェアリーバレットという名で、組織には属せず単独で戦い、知名度を上げていきます。妖精機関は、なんとかしてフェアリーバレットを自分たちの組織に取り込もうと動き始めました。あとは人材不足につき、隆幸が予備隊員ではあるものの戦闘に出られるようになりました。


ガトルードは邪魔されてばかりで不機嫌で、こちらもフェアリーバレットを自分サイドに引き込もうと画策します。戦いを見ているうち、フェアリーバレットとどう戦えばいいか、策を思いついたようです。

敵の方が一枚上手で、敗北



そしてガトルードとフェアリーバレットが直接対峙するに至りました。フェアリーバレットは持っている能力は高いものの、実戦経験がまだまだ少なく、ガドルードのように割り切った卑怯なやり方もできません。狡猾なガトルードに押されて捕まってしまい、一般人が見ている前で辱めを受け、ここで処女を失ってしまいます(コマンド戦闘などはなく、読み進めるのみ)。






終わりにヒロイン2人のエロシーンがダイジェストで流れ、体験版は終了です。

感想まとめ

作りとしてはオーソドックスなノベルゲーで、システム的に変わった要素は特になしでした。 戦闘や選択肢は、少なくとも体験版の範囲だと一切なく、負ける様子を見ることしかできず。話的には主要キャラが4人いるので、それぞれの状況をしっかり理解しつつ、色々と出てくる独自用語も覚えながら読み進める必要がありました。

エロシーンは終わり間際に出てきて、敗北感がうまく表現されていました。CGは当然ながらバトルコスチューム姿で、群衆も効果的に使われていていい雰囲気が出ていました。


魔法閃士フェアリーバレット