「景の海のアペイリア」(シルキーズプラスDOLCE)体験版感想

景の海のアペイリア [シルキーズプラスDOLCE]

シルキーズプラスDOLCEさんの新作エロゲで、近未来・AI・ネットゲームがテーマな作品です。体験版では冒頭部分をプレイできました(Hシーンあり)。本編は7/28発売予定です。

追記:7/28に発売になりました。
DMM販売ページ 7,400円
双葉学園萌えるAI研究会に所属する桐島零一は、
偶然にも自我のある人工知能アペイリアの開発に
成功する。
触れてみたい、とパソコンの中の彼女が言う。
零一はAI研究会の部員たちと共に、
デジタルの彼女に触れる方法を模索する。
そしてアペイリアの機能を使い、
完全没入型VRMMO【セカンド】を作った。
剣と魔法、科学の融合したその仮想世界は
第二の現実で、彼らは馬鹿騒ぎをしながら冒険を始める。

だが、【セカンド】は制御の利かない
危険なゲームだった。

ミラーサイトによっては体験版1と体験版2が出てますが、体験版2は体験版1+体験版2な内容なので、2のほうだけダウンロードすればOKです。既に1をプレイ済みな場合は、タイトル画面で”trial2_”を選べば2の部分(ゲーム[セカンド]を作ったところ)からスタートできます。

・体験版1

いきなり主人公の野外オナニーシーンで面食らいましたが、この行為には理由がありました。きっちり予定通りに射精するものの、予想外に現れた女の子にぶっかけてしまいます。


時間遡り、なぜこんな突飛な行動を取ったのかが説明されます。発端は未来から送られてきたメールでした。AIは迷惑メール扱いするものの、興味を持った主人公は本当か確かめるべく指示に従っていきます。なお主人公は人並み外れた射精能力を持っており、これがあとあと重要な役割を果たすことになりました。


家に戻ると義理の妹と会うことになりますが、現れたのは先ほど精液をぶっかけてしまった女の子(桐島三羽)でした。両親の前ということで表面上は仲良くしますが、内心は当然ながら不機嫌です。


部室でコンピューター・AI絡みの話になり、内容は自分にはよくわからないところもありましたが、ともかく主人公は自我を持つAIを作り出すべく研究をしています。


AI作成の作業中に雷が落ち、停電してしまいます。雷のせいかはわかりませんが、いいAIができあがりました。


AIの作成には主人公のヒトゲノムを使ったはずですが、出てきたのは女の子でした。


女の子をアペイリアを連れて浅草へ向かいます。大きなタワーが建ってました。



続いて出てくる、 一 久遠 (にのまえ くおん)は主人公の幼なじみです。


ゲームを作って皆で遊ぼうという話になり、主人公達はゲームにさほど詳しくなく、詳しそうな人物(東ましろ)を呼び出します。


皆で意見を言い合い、VRMMOなネットゲーム(ゲーム名はセカンド)を作成していきます。初見時はここの会話(コストやデザイヤなど)をさらっと流し読みしてしまいましたが、なかなか重要なシーンでした。あとはラスボスの目的をアペイリアネットワークに一任してしまう、という点もあとあと影響してきます。ともかくアペイリアにゲームを作ってもらい、さっそく遊び始めよう、というところで体験版1は終了です。

・体験版2

ゲーム世界へと入り、ファンタジー+ハイテクな世界です。


皆でドラゴンと戦闘し、このあたりは皆で平和に楽しく遊ぶといったところです。


翌日、ゲーム仲間が不審死した話あたりから緊迫した雰囲気になりました。アペイリアに調べてもらうと、同様の不審死が16件もあり、ゲームを作った主人公達は責任を感じます。ゲーム内の死=リアルでの死と気づき、ゲーム内で何が起きているのかを調べていくことになります。


このまま放置すればリアルの死人が増えてしまうと、アペイリアの手を借りながら、あの手この手で皆をログアウトさせていきます。100人を切るところまでは割合すんなり行けましたが、そこから先は人数が減らなくなりました。どうやら何らかの理由で、ログアウトできない状態になっているようです。


そうこうするうちにアペイリアと連絡が取れなくなり、


せっかく作ったAI娘を見捨てるわけにいかず、主人公は(ゲーム内での死がリアルでの死とわかった上で)助けに行くことにします。皆もついてきてくれました。


アペイリアを助けるべく街を出ると、不気味な敵が襲ってきます。強さ的には大したことないようですが、倒しても倒しても増殖していき、きりがありません。無視して先に進むことにしますが、膨大な数の敵を目にし、なんとか街に逃げ帰ります。


街では女騎士に疑いをかけられました。主人公が自分たちの無実を説明しようとするものの、問答無用という感じで襲ってきます。


このままでは殺されるというところで、精液を元にして戦います。主人公達は”レアなものを元にするほど強い力を得られる”と設定しており、戦闘中の精液はとてもレアということで、敵を難なく撃破します。展開がシリアスな分、このシーンは少々コント感がありました。


アペイリアはゲーム世界の中でボスキャラにされてしまっていました。主人公達だけで奪還するのは厳しいということで、仲間を探します。


セックスすれば強くなれるということで、制服姿でのHシーンが入り、


どうやったら敵を倒せるか作戦を考えていき、


部室にあった観測箱(二重スリット実験装置)からヒントを得ます。


バトルシーンがあったあと、バックでのHシーンがあり、


味方とともに作戦開始です。


作戦はうまくいき、アペイリアのところにたどり着けましたが、ノイズが入り助け出せません。


気がつくとメール画面でした。状況がわからず混乱する主人公ですが、周りの皆に日付を確認すると、過去(3日前、トラブルの原因になったVRMMOゲームを始める前)に戻っていることに気づきます。これで冒頭に出てきました未来からのメールと話がつながり、


誰かが監視しているのでは?という仮説を立てる、というところで体験版2は終わりです。


まとめ:
話的にはかなり壮大な感じで、VR・AI絡みの説明が多めでした。いろいろな説明が次々出てくるため、(時間に余裕があれば)一度終わりまで読んだあともう一度頭からプレイするといいように思いました。

ゲームシステム的には変わった要素はなく、終始オーソドックスなノベルゲームでした。バトルシーンが何度か出てきましたが、コマンド戦闘的なものはなかったです。

エロシーンは純愛系な制服Hが2つほど見れました。サンプル画像を見ると、本編では他にゲーム世界でのHシーンもあるようです。



・7/28発売予定の主なエロゲ

超昂神騎エクシール [アリスソフト]

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強力な悪魔に勝利するため、エクシールに力を与える手段は、主人公が持つ『色欲』の力を利用した、『導魔(どうま ※いわゆるエッチ)』のみ。
敵対関係にある魔王(主人公)と神騎(ヒロイン)が共闘&共同生活の果てに迎える結末は、勝利か、それとも……!?


百奇繚乱の館 [アストロノーツ]

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ゴールデンアワー [NIKO]

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お家に帰るまでがましまろです [まーまれぇど]

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その手はふわふわと柔らかく、まるでマシュマロのようで―
「私たちのお店にようこそ!」
やってきたのは洋菓子店‘marshmallow tree’
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