ゴールデンアワー [NIKO]

NIKOさん（MOREさんの新ブランド）の新作エロゲで、学園が舞台の青春系作品です。体験版では冒頭部をプレイできました（Hシーンはなし）。本編は2017/07/28発売予定です。

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ゴールデンアワー

サッカー全国大会地方予選決勝の直前、主人公の石森雄也は怪我によりサッカーが出来ない体になってしまった。それまでの目標を失った雄也は夢や希望、そして、恋を半ば諦め、ただ時間を潰す日々を過ごす。そんな雄也にも気になる女の子「広瀬夏未」が居たがどうせ自分なんてと興味の無い振りをしていた。

いつも通り、放課後に街に出て時間を潰すためゲームセンターに向かう雄也は「ユキ」と名乗る少女と出会う。彼女はとても似ていた。「広瀬夏未」に。そして、初めて出会った筈なのに、どこかそうじゃない気がして…。

向かいのプラットホームで見知らぬ少女がこちらを撮っているシーンから話は始まり、今回の体験版ではこの少女がメインで話が進みました。


主人公のことを心配してくる北上まりかは幼なじみで、主人公と一時期付き合っていた元カノです。



主人公が気になっているのは広瀬夏未で、人気あって学業も優秀な、学園のアイドルという雰囲気です。主人公のスマホになぜかツーショット写真が入っており、主人公は撮った覚えがないとのことです。


主人公は元サッカー部でしたが、事故による怪我が原因で競技を断念し、現在はゲーセン通いな日々です。放課後いつものようにゲーセンに行こうとすると、昨日ホームにいた少女とすれ違い、思わず声をかけますが、ナンパ男と見なされて詰めたくあしらわれてしまいます。


続いてナンパされているクラスメイト（名取すず、読者モデル）を助け、2人で走って逃げます。怪我をしたのは右足ということですが、とりあえず日常生活には支障ないようです。


夜の学校に幽霊が出るらしく、残って探索します。この探索は、この後も何度か繰り返されました。



ゲーセンで主人公がやっているのは格ゲーでした。腕に自信がありましたが、先日会った少女に全く歯が立たず。


広瀬夏未とのツーショット写真を見られ、恋を応援する代わりに言うことを聞くという下僕契約を半ば強引に結ばされます。


七北田（ななきた）瑠璃はサッカー部のマネージャーで、現在はキャプテンと付き合ってます。が、関係はうまくいっているとは言いがたい状況でした（男はヤりたくてたまらないものの、瑠璃はまだ処女なのでじっくりいきたく口論になりがち）。


その後は動画撮影を手伝わされたりなど、ユキという少女と親しくなっていきます。だらけた日常具合をユキに指摘され、主人公は写真を当面に趣味にすることにします。


主人公の怪我はもう治っており、再起を目指すことも可能でした。自分はかわいそうな男を演じたいだけなのかもとユキに弱音を吐くと、十分頑張ってきたと優しく励ましてくれます。


広瀬夏未とは、球技大会の役員に選ばれたことで2人で話す機会が増えました。が、お互い緊張してなかなかうまく話せず。


ユキは大抵のゲームが得意なものの、クレーンゲームだけはあまり得意ではなく、主人公が取ってあげると喜んでもらえます。


タイトルの意味も明かされ、写真が本作の鍵になる模様です。


ユキのことが気になってあとをつけると、誰とも話すことなく過ごし、昼休みが終わると帰ってしまいました。理由が気になるところでしたが、どこから通ってきているかなどはまだ明かされず。


ユキの後押しもあり、広瀬夏未とデートすることに成功します。


弱気になる主人公をユキが励ましてくれ、


広瀬夏未に好きだと告白しようとするものの、どこか寂しげなユキのことが脳裏に浮かび、いい友達でいてほしいというお茶を濁したような告白になってしまいました。


ここまで読んできてユキは幽霊（主人公だけが見える）かなにかなのではないかと少し思ってましたが、このシーンでまりかに見えていることがわかり、その線は消えました。


この後は瑠璃に迫るキャプテン（プロ契約済み）のヤリチン具合が描写され、


瑠璃と2人で夜の学校を探索し、


事故前のユキとの交流と思われる謎なシーンが入って体験版は終わりです。


まとめ:
設定的には学園・青春もので、卒業間近な学生達の雰囲気がうまく表現されてました。話的には、事故がらみで適度に謎があり、真相がどうなのか気になるいい引きでした。

キャラ的には、主人公が元サッカー部ということで部の関係者が多めでした。登場キャラ数多めでしたが、わかりやすく説明され、すんなり理解できました。個人的にはユキの優しさが印象に残り、事故前主人公とどういう関係だったのか気になるところでした。